文月を何触ること無く過ごせれど
何をか踏まずに過ごせざりけり
セーラムのメンソールは苦手
でも始まりはゴールデンバットだった 二十歳未明
ベランダの一人蛍 ....
暑いうえに
剛力の
全裸ワンワンスタイルを
想像してしまったため
アソコは
アッチッチの沸 ....
うしろむきに種を食べていた
あのとき
あなたがわたしを好きだとしっていたら
あんなには幸福 ....
鳥は飛ばない
不在だらけの世界で
決めていた
啼けと言われたら
もう
飛ばないこと ....
....
著作権は著作者の死後五十年を経過するまでの間、存続する。
(著作権法 第五 ....
....
こう暑いと
身体の内側から
冷やさないことには
やってられないわ
とお嘆き奥様に
是非お使 ....
触れてほしくなくて
触れてほしい
貴女の温かなその手を
強くなんかないんだ
弱くて脆いん ....
真夏の青空を
吸い込む
くちびるから
生まれる蝶の
羽根の色は
南太平洋の耀く
海の色よ ....
デモンストレーション用のワゴンカーを運転していた後輩から、切羽詰った感じで電話がかかって来た。
「 ....
まつ毛に神経を注ぐ それが まなざしを深く見つめることの出来る
光線の反射を逃がす 導かれるに値す ....
羊をたくさんたくさん数えたさ 本も一部屋分読んだ 煙草も辺りが煙る程吸ったさ
だけど今夜は眠れない ....
共産主義における
マルクスのように
日本の保守と呼ばれる人たちの
教科書といえる存在が
福沢 ....
悪口言うのは嫌い
でも他人の欠点ばかり目に付く
言いたくない言葉が
ふいに溢れる
それは言い ....
プレゼントの花束には毒が入っていました
「いいかい。これはバラという樹の生殖器だ。植物の涙ぐましい ....
男と女が深夜の商店街を歩く
沈黙を補うのは二人の足音
シャッターが風で
がたがた揺れている
....
柿ピを
手のひらにザーッとあけて
口の中に流し込む
人のいろんなものの結晶
一つもこぼれない ....
明日も会いたい なんて思えなかった
そろそろ許して 僕を
放してよ
そこらじゅ ....
大根をおろす瞳に明日がある
紫の下着で土下座青簾
信号を待つための影小暑かな
お肌が容赦なく曲がろうとする
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい
レーダー照射してやろうか
○活動内容
・部員同士が (イ)他の部員の詩 (ロ)自分の詩 (ハ)著作権の切れた詩人の詩 (ニ) ....
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