鏡とする
はるな


うしろむきに種を食べていた
あのとき
あなたがわたしを好きだとしっていたら
あんなには幸福じゃなかったろう

鏡とするような接吻ばかりした
そのむこうに
だれかはちゃんといたのに

だれだか知りたくはないけど
今でも


自由詩 鏡とする Copyright はるな 2013-07-09 21:51:51
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