わずかにからだがゆれている
冷気さえ眠る夜に
自分がふれた蛍光灯の ....
信州の秋まつりの露店で買った
ドイツ人の老婦人が作った
珍しい山の果実ジャム
店番 ....
春の曇り日
新聞紙みたいなホーム
電車を待つのは
ドラフト会議にかからなかった俺
....
ヒトが集まると
想いが交差する
いい と 悪い
二色ならわかりやすいのに
グレーが多 ....
『死は万物に等しく訪れるが、死を悼む者の多寡は平等ではない』
『死は万物に等しく訪れる ....
僕は貴方がたを幸せにしたかった
力が、力が欲しい
それでもって虚妄な現実に触れよう
高校マ ....
タイ人とセックスがしたいって
夏にタイ航空201便で飛び立った
エンドウくん
パタヤビーチはい ....
自分を責める
君は哀しい
君はピュアだから
君はかんたんに
....
深紅の薔薇を投げた夜
いくつもの吐息をかさねていた
僕達の想いには名前がなかった
そんなも ....
タンブラーに紐を通して
腰に巻き付ける
梯子から見上げた
空がとっても高い
改装中の ....
(ほんとう)を見なければ
この口から{ルビ血反吐=ちへど}ははき出され
この体は透きとおった ....
あるだけの色を使った絵も
覚えたてを書き並べた字も
すべてきみの詩(うた)になる
一枚一枚 ....
上機嫌な風で
庭木は味わっている
舞踊のたのしさを
光の誘惑で
トカゲは試みてい ....
かなしみが風だとしたら
お前は誰だ
記憶が口から漏れる
Will
お前の自由が
か ....
スッときて、パッとひろげて
ネチョっとして、ズボっとさして
ズボズボっとさして
ズボズボズボっ ....
※ 本文章は2013年1月15日から始まりますHHM(ひひょうまつり)の作例としてcaseがでっちあ ....
あぁ結局ひとり
あぁ
わかっている現実に
逃走してたのか
見失ってしまう ....
走り出してから 周りを見つめたら
同じ速度のタイヤが 話しかけてくれるかも 知れない
止まっ ....
わたしたち、から
あなたたち。へと
いってしまった
わたしが結った白糸も
頼りないまま意味を ....
陽は沈み
わたしも 想いに沈んでゆく
白かった あの少女のワンピースに
色を重ねるみたいに
....
最後の猫が死んだ
冬の夜に
耐え切れなかったのだ
冬の孤独に
私は春の真似事をして紙 ....
僕はこうして夢見ている
自分自身が草原を走っている姿を
人々が何を言おうが、人 ....
∞夢
(誰も助けてはくれない真実がある
古代文字 )― 首のない
遺骸 / 200円
....
明日に何かが変わるそんな幼稚な占いをしてみたが
旅人、と言うにはあまりにも違和感を感じる
こ ....
疾走感のあるビートの中に
囁く様に響き渡るドリーム
刻まれて組み立てられていく
立ち止まって見 ....
尽きない想いに眩暈して
それでもいつかは尽きるいのち
燃やし尽くし
願い尽くす
夜も更け ....
君がいなきゃ
醤油さしがどこにあるかわからない
君がいなきゃ
大好物の中トロもさほ ....
行方不明者たちの吹き溜まりに身を寄せて
風の声を聴いていた
あの日
この日
ふるえる 空 ....
南三原駅
{画像=121123133657.jpg}
絵が描けないので代わりに写真を載 ....
突然に別れ話を切り出されマンジュウコワイまんじゅうこわい
魚編の漢字が好きだ
目から鱗という言葉が好きだ
逆鱗に触れるという言葉が好きだ
....
自己暗示「かわいい、綺麗、美しい」歪んだ鏡割れて星屑
美辞麗句並べて蕎麦湯一気飲み
生きていくために身体を壊す
飼い犬になりたくてネクタイを締める
さっき会った人 ずいぶん前に死んでいた
意外と気づいているひとは
少ないのだが
ひとが胸に刻みつけて
おくべきひとつの真理は
須 ....
121123
むーる あむーる
あふれる潮
かむろのじ ....
顔を上げて元気を出せ!
独りぼっちで淋しのか…
ある朝私はプラットホームで
呆然と立っていた
木の椅子が隣にあるというのに
漠然と立 ....
島は一年中寒さに震えていた
そのかわり
言葉と微笑が薪であった
古い柵を壊すこ ....
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで、束ねられた数枚の紙でしかないそれを ....
愛の花咲かせるために種を蒔く育つ速度は超高速
輝いたあなたの魅力神のよう全てを覆い尽くす愛情 ....
雨音で起きる朝
ひんやり冷たい水族館にひとりいる
水槽には何もいない
雨音だけが響 ....
始発のホームに立ち竦んで
イヤフォンからは柔らかい歌
夜明け前の空はどこまでも暗く
....
言葉の受肉を待つ間
私は何を語ろう
肺腑をえぐる現在は続く
この白金の
眼も眩む閃光
人形 ....
愛している、
とつぶやく以外に愛しかたをしらない僕たちは、
結ぶための両腕を身を守ることばかりに ....
いま
手にした手紙と
いくつかの
小物の箱
もの言わぬ
昔のわたしの ....
何も知らない日々が
ぼんやり流れているようだった
知らない恋人と僕は歩き続けていた
街の ....
都合のいい鏡だ
ありのままを映し、臭いものを覆う
何も知らなかった頃に帰れれば
楽だろう
そ ....
2012年11月23日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
新生 デッサン
前田ふむふむ
自由詩
9
12-11-23 23:52
或るジャムと老婦人
灰泥軽茶
自由詩
5*
12-11-23 23:17
ナミダと童貞
吉岡ペペロ
自由詩
2
12-11-23 23:14
薬
朧月
自由詩
4
12-11-23 23:10
書簡Ⅱ
高原漣
自由詩
1*
12-11-23 22:27
貴方がたに捧げる
黒髪
自由詩
2
12-11-23 22:19
イタバシイ話
花形新次
自由詩
0
12-11-23 21:56
嘘の仮面
多紀
自由詩
8*
12-11-23 21:23
デスペラード
梅昆布茶
自由詩
31
12-11-23 20:51
題名
mizuno...
自由詩
4
12-11-23 20:29
無題
服部 剛
自由詩
3
12-11-23 20:23
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
小原あき
自由詩
9*
12-11-23 20:08
立ち枯れて
信天翁
自由詩
8
12-11-23 19:43
風
佐藤伊織
自由詩
5
12-11-23 19:24
擬音どすえ
花形新次
自由詩
1
12-11-23 19:22
【HHM参加作品】ぼくらはみんな詩んでいる!——草野心平「冬眠」を音読するために
香瀬
散文(批評...
2
12-11-23 19:10
あぁ
まきちぇり
自由詩
1
12-11-23 19:09
タイヤと一緒なら
藤鈴呼
自由詩
5*
12-11-23 18:54
海へよせて
高瀬
自由詩
3
12-11-23 18:09
おとなのぬりえとシュレッダーとの相性
もっぷ
自由詩
7
12-11-23 17:09
絵空事
そらの珊瑚
自由詩
17
12-11-23 17:07
水のおいしさ
yamada...
自由詩
1
12-11-23 16:30
偶然に
アラガイs
自由詩
5*
12-11-23 16:24
心の旅
ぎへいじ
自由詩
14*
12-11-23 15:57
重さ
狩心
自由詩
1*
12-11-23 15:49
いのち
もっぷ
自由詩
5
12-11-23 15:29
君がいなきゃ
komase...
自由詩
1+*
12-11-23 14:59
日常の感覚
もっぷ
自由詩
5
12-11-23 14:58
南房総ポエトリカル・アンソロジー その1
あおば
散文(批評...
3*
12-11-23 13:55
突然
北大路京介
短歌
4*
12-11-23 12:01
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
るるりら
自由詩
23*
12-11-23 12:01
示
北大路京介
短歌
4
12-11-23 12:00
蕎麦湯
〃
俳句
2
12-11-23 11:59
生きていくために身体を壊す
〃
自由詩
15*
12-11-23 11:59
飼い犬になりたくてネクタイを締める
〃
自由詩
4
12-11-23 11:58
さっき会った人 ずいぶん前に死んでいた
〃
自由詩
2
12-11-23 11:57
真理
HAL
自由詩
6*
12-11-23 11:32
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
あおば
自由詩
3*
12-11-23 10:45
自分へ
ぎへいじ
携帯写真+...
5*
12-11-23 10:44
砂漠
田園
自由詩
2
12-11-23 10:04
島の火
綾野蒼希
自由詩
5*
12-11-23 9:55
ホッチキスでとめただけの簡単な詩集、でもそれを君は本と呼んで
木屋 亞万
自由詩
10*
12-11-23 9:08
超高速
夏川ゆう
短歌
1
12-11-23 8:49
雨音
灰泥軽茶
自由詩
9*
12-11-23 4:56
明けない
Mélodi...
自由詩
3
12-11-23 4:39
試作 1
渡辺亘
自由詩
1
12-11-23 2:53
ラブポエム
とりかご
自由詩
2
12-11-23 2:50
ひとときの透過
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
12-11-23 2:19
裏原の中で買った財布
番田
自由詩
1+
12-11-23 1:44
ぶんしん
中川達矢
自由詩
2
12-11-23 0:55
50rows, 1.02sec.