もし君が
その空っぽの胃袋と心を
同時に満たしたいのであれば
駅前の亀や食堂で
B定食を頼も ....
「 こんなはずじゃなかった 」って
初めからわかっていたくせに
何を今さら言っているのっ ....
嫌いだとか好きだとかって
苦しくって気持ちいいね。
となりで寝息をたてる ....
君が示してくれた方向は
それがそのまま世界であって
私が踏み出してもよいものか悩む
無資格 ....
また新しい一年が
始まった。
思い返せば…
去年は人生で…
一番辛く…
一番泣いた一年 ....
一年に
たった一度の
正月に
現フ ....
今日は本当に久々の休みだから ....
朝露が縁どる窓
うるおう昨晩の夢
きっかけは眠ったこと
あなたの肌に近づけたこと
白桃の ....
去年
義母が急逝した
晩年
持病で苦しんでいて
会えば
病気の苦しさばかりで
死にた ....
あたしはガードレールの内側で
はみ出さないように走ってきたけど
結局、ガードレールにぶつかりまく ....
勉強は苦しみです。
仕事は苦しみです。
余暇は楽しみです。
食事は楽しみです。
人間怠け ....
「どうして」
「どうして」
咀嚼と再放送
常に我思う
ゆえに我あり
....
透明な雨が子午線の上に降って
俺は乾いた水を飲んだ
"当地"は雨が降 ....
約束は口語体で
劣化したら
パリパリ割れて下にこぼれるの
それを踏んで 土に馴染ませる
....
｛引用＝カンバンです
お花しまいますよ
いいんですか
いくら駅前の喫煙所が近いからって ....
あなたは
僕の影を見つけてくれた
重なる痛みは
愛おしくて
....
ほんとはね
全部ほしい
その笑顔も
その涙も
その優しさも
全 ....
｛画像＝120101164750.jpg｝
青春 / 矛盾する感情に流されるままに
....
流れていく方向を見失って
濁り始めた水と空気
「仕方がない」のお題目の下で
済し崩しに ....
青空がこの目に見える日もあり
東京の空を突き破って
人々の希望に倦んで我病んで
我 ....
古い五線譜からきみは
しゅるしゅると一本を抜き取り
四角い枠を作ると
....
年の終わりの最後の日
赤褐色の大地に立ち
遠く約束された地に行くことを阻む
北の山の連峰を ....
年が改まり 今日から新年なんだ
モソモソと布団から這いずり出して 袢纏を引っ掛け
いつものよう ....
窓硝子から流れ込む 午後の陽光に
植木鉢の スパティフィラムが
静かに 溺れていく
凍えた ....
一年の仕事を終えて
家に帰った年の瀬の夜
テレビで久しぶりに
「ガソリン値下げ」のニ ....
紫色に染まった指では帰れない
道草をした通学道路 道沿いにある桑の実
よその家の前にある 小 ....
あけましておめでとうございます。 たま
オロチ
箸は一本でいいと言う ....
君が走ると 僕は見とれる
魚の群れの様に 小麦畑を泳ぐ風を
小さな身体で押しのけて 少年は走る
....
最初から
ジェットコースターに乗るつもりだった
受精卵のころからね
福笑いの人生
ちょっ ....
今があるのは、過去のおかげ
と
未来が、ささやく
けれどその時そこ ....
ＸＸ家 愛犬 クロ
ＸＸ家 愛犬 くり
ＸＸ家 愛犬 ミミ
ＸＸ家 愛猫 ミー子
ＸＸ家 愛 ....
空から降ってくるものたちは
悲しみをたずさえてそっとやってくる
それはアリューシャン列島の凍 ....
貴方ではない私にも
私ではない貴方にも
融け合う事は出来る
何者かの否定や法則や歪曲など及 ....
そんなに焦るな
赤信号は青になるさ
そんなに唸るな
ブザーはちゃんと着くさ
そんなに ....
私を選んでよ
誰より君が好きだから
誰よりながく君を愛せるから
ほら
....
去年からやってきた水で
シャワーをあびました
私の皮膚がはじいた水は
いったいいつへゆくのでし ....
ぼくらは求め合う純粋だ
ぼくらは最初から永遠だ
服と重さが触れ合うから
隙間にキスをしてしま ....
あなたは親戚やお母さんといると
やわらかい顔になる
とろんとした夢見がちな笑顔になる
....
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