私の時間は一直線
貴方の時間も一直線
私たちは決して交わらない
そんな恋もあってもいい
ある時私は翼が傷つき
二度と飛べなくなってしまったが
水面に落ちたので死ぬことはなかった
でも ....

あんなにも青い海に向かってきみは
何度もくりかえし名前を呼ぶ!

けれども 海は応えない
 ....
乱数とは
randomを文字って
取ったのである

嗚呼、そういうことだ
学術にせよ
産 ....
額縁が
絵の一部かどうか
ピカソに問えば
立体がどうのこうの
つまり
分析すればわかるらし ....
やんやんやんちゃに のこのこゆきぐも
すてりんころげた おなかは ぐーぐー
ちいさなつめたい お ....

少なからず、
迷いはあったから
今もまったく
そうだから
なるべく
人にはやさしくあり ....


膝をついて
頭(こうべ)を垂れて
祈る姿勢で打ち拉がれて

水なんて飲んではだめ
 ....
沈みゆく夕陽の
叫びにも似た紅緋色
世界を燃やし尽くすように染めていく

心の渇望は際限なく ....
わたしの生まれた国には
四季があります


春 桜舞う
人優しく笑い
肩にかかった 花び ....
ぴったり身を寄せ合った 納豆の一群れ
豆たちが落ち着くまで 箸でかき混ぜかき混ぜ
必ず偶数になる ....
君が望む通りの答えを全て用意してあげることがやさしさとは言わない
いくつもの選択肢を用意して答えを ....
先入りの名付け親達。
造られ半分、何かが欠けていく気がしていた。

絆創膏が、絆創膏ではなくな ....
人生なんて 
偶然と気まぐれでできている  

人間は愛と欲望
運命は 神の悪戯とため息 ....
我々は朝まで押し黙る。壁の朽ちた食品工場に蔓延る黴の群れとして。投げ込まれた石が薄暗く音を立てる霧の .... 窓のそば夢見る少女一人立つ
精神を病んだ少女の見る夢は
幸せな普通の家庭手に入れる
そんな子を ....
ピュイ、ピュイと鳥が鳴く
大潮の時の潮の薫り
夏に空から降る笹の音
雨降る前の土の薫り
田ん ....


  冬の浜辺の
  一本の髪の毛を
  さびしさ


  と、読んだあなたの
  ....

かたまったぼくのたかまりたかまったきみのからまり夜のまにまに


さんかくにだまって座っているそこの不安ちゃんたちこっちおいでよ

どれぐらいさみしかったら死 ....
何時も通りの喧騒と猥雑の中で

デスメタルを聴きながら自分なりのラブストーリーを綴る

小さ ....
肩上から指先にむかってながれる一本(くだ)を
ふき こすり たたけば
装置はあやしく
黄昏もす ....
きみの横顔が
僕に似てきたって
ママがいうから
そうかなと思って
眺めていると
僕の視線に ....
君と暮らす。
寝起き髪を梳き。
まどろむ10分。

君と暮らす。
欠伸の数を数えて。
駅 ....

道端に 血溜りがある

猫の仔でも轢かれたのか
血溜りがある

街灯が ぽつぽつと灯る ....

わたくし この秋
襲名いたしました秋明菊と もうします
いえ 裏なぞ ござません 正月を飾る裏 ....

捨てた 思い
無数の 数の 疲れ
私は 疲れた
自分を 捨てた
人など 疲れた
沸き上 ....
悩んで
迷って
ぐるぐる ぐるぐる
でも結局なんにも捨てられない

なら
楽しんじゃえば ....
前に出る
その一歩に躊躇している

エスカレータは音もなく上ってくる
そして何事もなかったよ ....
涙がにじんであなたの姿がよく見えないよ
そんな悲しさに
うらびれた街角で日を過ごした
涙の向こ ....

秋の風がやってきて
酸素をたっぷり運んできたので
僕はなんとか息をもちなおしたのだった

 ....
夜のひと
街角で下を向き、
誰だかわからないひとを待っている。

夜のひと
あなたはネオン ....

夕御飯は味噌汁にメザシ三匹ぐらいがちょうどいい
これは誰かが言ったこと
人生も此れくらい ....

貝殻がそっと窓を開けた
午前四時の瑠璃
西の空見上げれば
遥か遠くから駆けてくる乙女 ....
{引用=秋空に寄りかかる鱗雲が
開け放たれた海の際までずり落ちて
きみが咳込みながらズボンを降ろ ....

あかるい夜の
かなしい部分が
ループする
いのりは届かず
夜はいよいよ
のびきって
 ....
その声でいくら呼んでも
けして届くことはない
ここは夢の中だ

有限な大きさの球体に追われて ....

根本原因 原初形 相似形 相違形

ありとあらゆる可能の萌芽

ありとあらゆる不能の萌芽 ....

心が行き場をなくしたアリみたい
気持ちは飛び跳ねるノミみたい
言葉は風に翻るチョウみたい
 ....
秋夜長
あばばばば
厳めしき隣家の親父の孫あやす
馬鹿くさき猫撫で声の懐かしさ
そは日暮れ
 ....

まずあなたがいて
わたしがいた
そのむこう側に
せかいがあった

空があった
海があ ....
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2011年9月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
平行線あやとり自由詩1*11-9-29 23:51
カワセミの標的三条麗菜自由詩6+*11-9-29 23:38
幸せ輪橋 秀綺自由詩011-9-29 22:52
告白雪路自由詩011-9-29 22:38
一分の絵中川達矢自由詩511-9-29 22:34
びゅう砂木自由詩11*11-9-29 22:26
少なからず、千波 一也自由詩3*11-9-29 22:23
ブリキ色の種子ゆべし自由詩4*11-9-29 22:21
【 紅緋色 】泡沫恋歌自由詩8*11-9-29 22:19
【 愛でし國 】自由詩4*11-9-29 22:16
納豆つむ自由詩2*11-9-29 21:49
やさしさ1486 1...自由詩211-9-29 21:35
習性液yuugao自由詩1*11-9-29 21:28
運命の悪戯菜穂自由詩1*11-9-29 20:56
we're drunk 'til the morningehanov自由詩311-9-29 20:40
「夢見る少女」あやとり自由詩2*11-9-29 20:23
青い夏三上あず自由詩6*11-9-29 19:27
草野春心自由詩3*11-9-29 18:16
たかまりはるな短歌111-9-29 18:10
不安ちゃん短歌211-9-29 18:03
デスメタルを聴きながら徘徊メガネ自由詩211-9-29 17:58
臓器のかなで乾 加津也自由詩10*11-9-29 17:51
もうすぐ17歳のきみへ花形新次自由詩5*11-9-29 16:44
『君と暮らす』東雲 李葉自由詩3*11-9-29 11:12
道端つみき自由詩211-9-29 10:52
絞りと ショッカー速度るるりら携帯写真+...9*11-9-29 10:31
最後の光番田 自由詩211-9-29 9:39
ミックス朧月自由詩211-9-29 8:31
一歩花キリン自由詩311-9-29 7:33
涙のわけ黒髪自由詩1*11-9-29 7:24
秋風シホ.N自由詩111-9-29 7:24
夜のひとそよ風自由詩3*11-9-29 7:08
御味御付アラガイs自由詩5*11-9-29 4:11
Venus自由詩4*11-9-29 3:10
缶蹴り佐藤真夏自由詩4*11-9-29 2:17
あかるい夜の かなしい部分はるな自由詩111-9-29 2:09
シンドローム三上あず自由詩111-9-29 1:57
ネクローシス高濱自由詩111-9-29 1:38
虫のこころアヤメ自由詩111-9-29 1:08
喪失salco自由詩5*11-9-29 0:08
不在はるな自由詩411-9-29 0:00

加筆訂正:
名前という制服/さすらいのまーつん[19:02]
ここに掲載させてもらってから、ちょくちょく手を加えています‥まだ育成中?の作品です
41rows, 1.05sec.