少しだけ君に真夏を予感したパステルカラーのやさしい光
私から私へと語る真実の意味はいつでも ....
これ以上
歩かれへん!と言い放ち
おんぶせがんだ
君が居た頃、、、
....
昼間はゆらゆらと
国道の標本で遊んだ
すぐ側で乾いたアイロン台が
牛のように転がっ ....
先ほどまであった
小さな鼓動は
もう
どこにもない
麻酔が醒めかけ
意識が朦朧 ....
もう一度
障子戸にぼた雪のあたるカサカサという音聞いて寝たい
楽器はね
唄うように奏で ....
立ち眩みだ、
真ん中に見える貴女が
楽しそうにけらけら
笑っていたもので
がんばって踏ん ....
月もみえない
星もみえない外にひとりいて
たったいっぽんの街灯の下にいて
携帯電話の明かりをみ ....
{引用=前書き:
毎日暑い日が続きます。毛深い方、そうでもない方、弁別すれば薄い方、みなさまいか ....
右目――人間
二つの共鳴する糸を だれも知らない
夜にそそがれる毒で
わたしがかたむいてい ....
どんなことがあっても そこが 帰る場所であること
深呼吸して すとん おちつくところまで
....
思い描く
ラブソング
想像する
重さ
月夜に蝉の終わりの羽音
打ち上げ花火の ....
君の名を呼べば呼ぶほど腹が空く
早くばらで売られないかな
いろんな肉がパックに詰められ並 ....
遠いらしい鳥の符を数えようとしたら
鳥は止み
近くで鳴った羽虫の曲線をなぞろうとした ....
悪戯に絡めた指先
酷い嫌悪に犯された背中
心の糸にそっと触れていく
未来の無い世界 ....
ピンク色の
ケセランパサラン
ネムが水辺で揺れている
水は水だけで流れているときには黙って ....
イワシの頭も詩心から
短歌のあまたも新人から
どうか言葉を迷わせず
普通に歌ってやってくれ ....
ナイフの刃を
力強く握ったら
血だらけになったよ
思った通りだ
痛みだって
僕が ....
ヤッサン あんたも旅人やろう
あー なんかちゃうな
旅人ちゃうんか
俺の場合は 放 ....
ぼくの帰るところは
暖かい布団ではない
母親の下でもない
ぼくの帰るところは
喧騒に車が ....
はやくうめてしまえばよかったの?
わたしにはできないから
いつまでもあなたは
わたしのとなりに ....
いつもの部屋
いつものベッド
眼鏡がない
昨日 海に落としたからだ
山を掛けるエンジン音 ....
水面から
ヌッと顔を出すのは
得体の知れない怪獣
クリーム色で
イルカの様な皮膚の質感
粒 ....
雲の図鑑が欲しいのです
ありきたりの色を集めて
正しく真名を呼んだなら
痛みと祈りは
この空 ....
淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る
凍蝶の滑り落ち ....
時計の針がない
改札の駅員も消えた
灯台みたいに光る目と
夜空を照らす回る首
両手は常に塞がっています
だって、なにが起こるか ....
うそには わざとだまされて
だまされる自分を楽しんで
むなしくないのと訊かれれば
わたしは ....
その部屋からは駅が見えた
あなたが帰る姿も見えた
その部屋からは通りが見えた ....
「 机 上 の 花 び ら 」
花びらが開く 外の天気は最悪
笑顔なんて大嫌い これ以上 ....
七月二七日
詩篇読む妻の前にて心楽しいつまでもそうしたかったのに
ぶどう酒を共に飲みつつ ....
海岸線を走って
ぼくはまた
この海にやってきた
きみの大好きだった海に
誰もいない海 ....
夢の中でみた夢は
まるで合わせ鏡のように
海よりも深く
空よりも無限に
どこまでも心模様を映 ....
ハニーに『愛が足りない』と泣かれました
ママに『あなたはできる子』と励ましてもらいまし ....
おはよう
世界はまんまるだよ
ぐーてんもるげん
ぐっどもーにんぐ
おはようのあいさつは三 ....
人にとやかく言いたくて
言いたくて
言いたくて
言いたくて
....
{引用=前書き:
毎日暑い日が続きます。いよいよ本格的なお手入れの季節を迎えましたが、必要な方も ....
私はここにいますよ
と、教えてください
私はここにいますよ
と
ふたりになかった夏の陽の ....
だいたい自分は恰好つけるのが嫌いだ
恰好つけない恰好のつけかたがしたいのだ
....
選ぶ人生ではなく
与えられた人生
人生を楽しむ
常に喜ぶ
主に感謝
主に賛美
その日 ....
歌を唄って
盛り上がって 弾けて
時計を見ながらいろいろ計算して
あるいはメールで ....
{引用=小さいものだから小さいと思うことは
なんて簡単なことなのだろう
車で仔猫をひいた
....
【掲げる命】
悲しみは揺籠に揺られて眠る
やがて時がすべてを忘 ....
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