【メタモルフォーゼ】
 
 
 
 変わるのかい
 変わ ....
明け方だった
水色に流れていく川の 悪魔のような
ぼんやり流れていく様子に 眺めていた公園は
 ....
心配もない 
財布が没収される橋を越える
レアなコインには大麻だと思った警官にすし詰めになってい ....
真剣な 君の眼差し 恋をした 息をするのも 忘れる程に 夜光の界隈は大人の情事
そんな恥ずかしいこと
言えるはずもなく


わたしの
視力が役立 ....
{引用=


ねぇ、すぐに焼かれて死んでね

って
きみに言われたのに、生きてる
わた ....






耳の隣の滝と蝶
どちらもそのまま話しかける
星にも羽にも分かれることなく ....






血のしたたる偽神の首や
偽預言者どもの首を持ち歩いているのに
誰も何も話 ....
運命を受け入れよう

自分の運命を受け入れよう



これが私に与えられた道

与え ....
胸に手をおいたのは
あなたがひとりぼっちだったからです

手首をしばったのは
あなたの声がせ ....
二月のような寒空の下

一寸先の光を手に入れた

何も、何も映りはしないけど

君 ....
この恋に終わりを告げて

君に始まりが来ますよう

嘘つきな僕だから

強がること ....
東京都足立区立千寿第二小学校
一年三組の教室に入る
すでに半分くらいの同級生たちが来ている
ぼ ....
陥れようと
掘った穴に自分の足を喰われる

ゆかいな事件だが
後をたたない

のさばる犯 ....
とうめいさを
いつまでも盾にしていられないので
やぶり取られることに怯えている

肉の壁をお ....
歩みが止まる

記憶が止まる

時間が止まる

そして

欠片だけが残る

その ....

夕暮れの窓辺に雨がそぼ降りて灯りのともる大津の市街

今日もまた伝道にきし坂道のそばに植えら ....
割れた指先に機械油が染みて痛いという
まるでヒトゴトにそれを聞く

吹き荒れる風は私の首筋を叩 ....






水を聴く樹を聴いている
指の先の夜の先
遠く深く落ちる雨
響きつづける ....



明け方に、右の乳房に奥深く
喰いこみし百獣らのざわめき、
さわさわと
君が心、ここ ....
               奇数行:萌木 碧水
               偶数行:奥主 榮
 ....
初めて外に出た少女は

世界の広さを知らなかったから

庭を囲む高い塀など気にもならなかった ....

キッチンで君と二人
こんにゃくをちぎっていく
娘は一人、二階で
静かに宿題をしている
こ ....
小学生だったころ
私の学年には不思議な男の子がいた
その子は明るくて
よく自分から私に話しかけ ....

{引用=「同じ日は二度とこないね。」かさねあうくちびるに降る星状六花}



今日 はじめて夜の中に潜っていたのです
コルトレーンに導かれて
  深く
  深く
街並みを ....
夕日を見ながら

夕日を見つめている

ぎらついた川面に

純情を吐き出してしまいたくな ....
そこに愛があるとしてもだね、

僕には信じられないのさ

質量の問題ではなくて、

これ ....
 散文カテゴリーには初めて投稿します。直接には初めまして、どなたにおかれましても。小池と申します。
 ....
ちいさな声
まちがいでなく
そんな
気がしたのです

さくらの木の下で、
ぽつんと
咲 ....


サワメの 『サ』 は


サカナみたいに大きく、
おいしくなりたいの 『サ』

 ....

汚いワンルームのアパートに逼塞する
筋金入りのジャンキーで
しかもアル中
詩を書く痙攣性の ....





正確に流れる音楽がたまらない不快感を残すので
折った鉛筆の先で中指を突いた  ....
朝自分で焼いたパンに
いっぱいの具をはさんで
大ぐちを開けて頬張るとき
君は一番輝いている
 ....
母老いて
ふるさとは雪
冬の星
青空に向かってたくさん生え
風に合わせてなびく手と手と手と

見知らぬ獣が指をついばみ
その ....
私は泣いてはいけない
もうすぐにこの押し込められた手首は星になるのだから

言葉にならずとも指 ....




つんざくような光と
足元で跳ねた、空き缶
そして
それを蹴飛ばす右足に

 ....
アーカッタリーみたいな感じでズカズカ歩いて来たかと思うと、ドスッとピアノ椅子に腰掛け、間髪いれずダ〜 ....
 酸の濃度にしか反応しない微生物がいるそうです。彼には、光も音も存在せず、酸の濃度だけで世界を構 ....
こんなに寒い日は君との距離を痛感する
ほんの数センチの立ち位置から生ずる隙間が遠すぎて

言葉 ....

               奇数行:奥主 榮
               偶数行:萌木 碧 ....


今日から生まれ変わった と。



これで心機一転 と。



誰 ....








羊が頭の中で時計のねじを巻いている


ドアをノックすると
 ....
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2010年1月31日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メタモルフォーゼ綾瀬たかし自由詩110-1-31 23:51
ある日番田 自由詩210-1-31 23:46
検問自由詩110-1-31 23:45
ミツバチ短歌5*10-1-31 23:34
まどわく窓枠自由詩3*10-1-31 23:29
Satiあぐり自由詩1*10-1-31 22:41
ノート(高柳昌行 集団投射 カダフィのテーマ)木立 悟自由詩210-1-31 22:23
ノート(46Y.1・8)自由詩110-1-31 22:21
硝子の心桜 歩美自由詩010-1-31 21:59
雪がぜんぶを吉岡ペペロ自由詩10+10-1-31 21:33
マッチ買いの少年秋助自由詩3*10-1-31 21:19
春告げ時自由詩2*10-1-31 21:15
木の葉のささやき殿岡秀秋自由詩210-1-31 21:10
落とし穴朧月自由詩410-1-31 21:06
花畑までの景色アオゾラ誤爆自由詩810-1-31 20:53
紙喰虫自由詩110-1-31 20:22
夕暮れ生田 稔短歌110-1-31 20:21
ひび割れ朧月自由詩710-1-31 20:12
冬と粒木立 悟自由詩210-1-31 20:08
鳥獣戯画楽恵自由詩7+*10-1-31 19:39
交錯詩「窓」奥主 榮  萌木 碧水鵜飼千代子自由詩2*10-1-31 18:30
アカイミ靜ト自由詩110-1-31 18:13
こんにゃく(について)たもつ自由詩8+10-1-31 17:55
不登校ありす自由詩410-1-31 17:41
スノークリスタルことり ま菜短歌310-1-31 16:33
night dive伊織自由詩3*10-1-31 16:24
月のたとえ吉岡ペペロ自由詩6+10-1-31 15:23
_がん自由詩110-1-31 15:18
走り書き。ヒトにとっての色とは何か。小池房枝散文(批評...4+10-1-31 13:56
月乃助自由詩14+*10-1-31 13:36
サワメサワメ自由詩310-1-31 13:20
ジャムセッション……とある蛙自由詩11*10-1-31 11:55
サイレンホロウ・シカ...自由詩0+*10-1-31 11:33
もう止めにしたいんだけれど花形新次自由詩410-1-31 10:24
冬の星ばんざわ く...俳句1*10-1-31 9:55
手と手と手と月見里司自由詩010-1-31 7:16
回想。佐藤章子自由詩210-1-31 5:55
放課後パーク山中 烏流自由詩1*10-1-31 4:02
いや〜ん、ポルさんたら素敵なんだから〜!A-29散文(批評...010-1-31 2:10
認識よりも深い「青」(詩論序説ノート)まどろむ海月散文(批評...3+*10-1-31 1:53
都会の冬に埋もれて自由詩5*10-1-31 1:37
交錯詩「お鍋」奥主 榮  萌木 碧水鵜飼千代子自由詩3*10-1-31 1:33
世界一オマツリサワメ自由詩310-1-31 0:24
ねじのお尻巻きヨルノテガム自由詩010-1-31 0:24

加筆訂正:
/月乃助[13:46]
単語を変更
44rows, 1.03sec.