私はオペラ歌手。

いま歌っているのは「マラソン」という曲。

指揮者はひたすら円を描く ....
深い木々の合間を縫う
足元は落ち葉
日は放射状に
するすると駆け抜ければ
布は余韻を保ち
 ....


喪ったあなたの窪みで横になる 心電図のように遠い雷


さびしい は離断されてて(誘蛾 ....
七時三十分の電車に傾く、あなたと共に行こ
う。想像する、上に空が継ぎ接ぎになって浮
かんでは消え ....

コーヒー
踏み切り
図書館

スピーカー
税金
お医者さん
テニス

スーパ ....
残り少ない飴を手に取り

それを口の中に運んだ

昔々の魔法が使えた頃の日々は

それは ....
黒い空に向かって
黒い影になったマンションが伸びる
まだらな光の 中にあるものは
愛だろうか
 ....
海へと抱かれる
やわらかい夕陽の
いよかん色にもえて

さざめくひかりは一心に
反射し
 ....
沈黙

必要とせぬ互いを
しかしなお繋ぐのは
切り離せぬ互いの
影を繋ぎ留めるため

 ....
冬の日の眠った街と太陽の温度で君の指を造ろう 夕食時ひとり切り盛りする睫毛慣れっこなりやウエイトレスは





こがねに遠のくものを見ていた
忘れたままの息がひとつ
足元にかがやき 沈 ....


10月27日 曇


僕は数を数えるのをやめた


「僕はハルシオンになったみた ....
ウサギだってホントの世界知らないから
とりあえず泣き虫のフリ

そんなこんなで 水のなか
睡 ....
黒なりや濃紺なりや愛らしきウエイトレスのブラはガストの 水族館で放たれる機関銃

振動に残る罪悪感

   {引用=震え:

出血した青い深海が ....
親指を立てる
「グーッ!」

人差し指を立てる
「イチバーン!」

中指を立てる ....
いちばん近くて遠い存在として
見境のない誘惑をちゃんと咀嚼する
娯楽にカテゴライズされた挨拶たち ....
さびしい仔猫が眠る部屋

国道が近いから
救急車が何度も通る
そんな音のない時間や
一日が ....
どんぐりもおちる影なし 古隧道


吾の庭に 身の程知らずの柿がなる


干し柿を目印に ....
{引用=
 ここは世界だが
 誰にとって孤独だ}


水分を取らない男が居た。
目的など ....
僕には
人生の目的が分からない
人生をどう生きていいのか 分からない。
もう人生は冬の時期に入 ....
探しているものは案外そばにあって
あちこちひっくり返したりしてるその手の
袖口に引っかかっていた ....
欠けた言葉で怪我をする
優しくないね
だれもが優しいだなんて
思っちゃないけど
なぜなのいた ....
だまされるな
偽ったものに
惑わされるな
偽った言葉に

聞きなれた
言葉でも
それは ....
『葉落ち』

空間がのどかに広がる遠浅。
という夏は終わらないまま、
折り目のきっちりした季 ....
歌になりたかった
いつでも人を元気づけるような
歌として生まれたかった
そして人に口ずさまれた ....

この体は無駄な理屈や知識を嫌い

同じ平行線上で交わされる しらじらしい言葉を奪い去る
 ....



暗闇に蹲っている。


寒い、寒い此の場所で、

独り寂しく膝を抱えている。
 ....

平和を得る為には、何か犠牲を払わなくてはならないのだろうか。

「命」や「想い」、「権利」や ....
「ひどい臭い、あなた、部屋で何やってんの。魚の缶詰でも作っているんじゃないでしょうね。ここは、食品工 .... 世界の王を殺す旅に出よう。
彼の玉座は誰も知らぬ。
蝿の大隊を導いて
馬鹿の王を殺す旅に出るの ....
一瞬の中に永遠があった
女の顔に夕闇があった

わたし
たちは
あえぎ、つぐむ。

怒 ....
{引用=


ぼくの酸素マスクの隠し場所をあんたたちは知らないという日常です
真白な晴空の淵にしがみ ....
あなたは わたしの中にいるのに
あなたは わたしを切り離すことができるんだね

わたしは 問い ....
回ろう回ろう
地球は回る
踊ろう踊ろう
友達の輪

正しい道を
歩もう
一隻の船
行 ....
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2009年10月29日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私は,オペラ歌手ひとなつ自由詩2*09-10-29 23:57
ミツバチ自由詩4*09-10-29 23:19
遠い雷しろいろ短歌809-10-29 23:14
口笛霜天自由詩509-10-29 23:01
思いつきペポパンプ自由詩3*09-10-29 22:52
ハーメルの笛こめ自由詩1809-10-29 22:40
黒い影朧月自由詩209-10-29 22:35
ホームことこ自由詩509-10-29 22:20
遠雷テシノ自由詩209-10-29 21:03
錬成きらく短歌109-10-29 20:59
睫毛A-29短歌1*09-10-29 20:48
ひとつ 冬へ木立 悟自由詩409-10-29 20:46
終わる世界e.mei自由詩3309-10-29 20:18
SoRaIRoどろっぷ柚木自由詩209-10-29 19:59
ブラとブラウスA-29短歌2*09-10-29 19:40
私の罪は銃刀法違反より重い獣行の成れの果てひとなつ自由詩0*09-10-29 18:25
指を立てるな花形新次自由詩209-10-29 18:23
偶像崇拝中原 那由多自由詩509-10-29 18:12
いる蒼木りん自由詩609-10-29 13:57
秋の候朧月俳句309-10-29 13:24
出来れば。ロマンチシズムに溺れた妄想の果てに。鈴木陽一レモ...散文(批評...3*09-10-29 11:58
虹の彼方に……とある蛙自由詩6*09-10-29 10:33
秋桜は大人になってゆくあ。自由詩15*09-10-29 10:22
理解不能朧月自由詩309-10-29 9:49
偽りそよ風さん自由詩8*09-10-29 8:39
赤い落日に染まる頃。おっぱでちゅ...自由詩5*09-10-29 8:28
新守山ダダマ自由詩1109-10-29 6:06
言葉美音子自由詩409-10-29 4:16
光のすじ。aokage自由詩6*09-10-29 4:06
平和と犠牲。散文(批評...1+*09-10-29 2:58
「波の声をきいて」(12)月乃助散文(批評...4*09-10-29 2:55
7つの夢物語三森 攣自由詩4*09-10-29 2:14
黒と菫色都志雄自由詩809-10-29 1:59
青い果実あぐり自由詩4*09-10-29 1:00
I still Love U伊織自由詩009-10-29 0:13
逃げろや逃げろペポパンプ自由詩5*09-10-29 0:00
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