項垂れる人
黙々と続く葬列
いくつもの首が転がり
腐肉を烏がつつき
蛆がわき 蠅が生まれ ....
忘れなくちゃいけないんだ。
何度も何度もそう思い込んだら
そうなるようになるから、
苦しく ....
私は書こう
書かれた頭に踊るだろうか、文字に
わからないけれど
ここに今、書こう
....
そう遠くない未来に
目に見える灯火は全て緑になる
輪郭の曖昧な緑の灯が
平板な空の下に溢れるは ....
論争スレを読んでいて思ったことを書きます。
私は自分が男しかやったことないので、異なる性の気持 ....
きみのなまえをしらない
しかし柱を折る方法を知っている
きみのなまえをしらない
しかし ....
何故君の手のひらは
綺麗で
広くて
女の子みたいに
冷たいんでしょう?
わたしの手のひ ....
渡邉建志「教育レイプの構造―相手の声に耳を澄ますこと」(http://po-m.com/forum ....
090330
マシンガンガン
乱れ撃ち
惚けたマシンで ....
どこからか、来た
たんぽぽの綿毛
風をさかのぼる
きみの名前は何だったっけ
....
泣かない人は泣かないように努める
泣けない人は知らずに脆くなる
泣いた分の涙が
....
……
醒める前に
暗転した
夢の断片の
堆積を 見上げる
…の夢の記憶
永遠に
....
風は空気の歪みであり
よく見れば色もついている。
嘘。
とっぷりと暮れて行く日を惜しみつつ『とっぷり』って何かエロいねエロい
耕うん機の音がします
つくしんぼうの声がします
土が目を覚まします
春は大きな朝みたい ....
転びそうで
転ばない
中心があるから
回ってすり抜ける
人生は綱渡り
人生はバクチ
....
初霜に 大気も星も 縮みけり
初霜に 草木縮みて 冬支度
初霜の 木々に施す 秋化粧
初霜や ....
ななつ葉/僕
ねぇ、君は「無限の幸福」なんてものを信じられる?
今ココに確か ....
畦道を仲良さそうに歩くのは喧嘩になれば田んぼに落ちる
またひとつ年を重ねて亡き友に近づく吾の心 ....
天国から地獄への階段を下っていく
さっきそこで殺気で満ちていました
拝んださきにいる ....
ぼくは仕事ができない
ぴかぴかしたのとつやつやしたのの区別ができない
鈍色の玉が転がるのを捕 ....
檄衝の脳髄の雷「俳」落とす
大伽藍 僧形の餓鬼 取り澄まし
春日和歩かれた街は「 ....
{ルビ抱=だ}きたればくちびるひらき真珠見ゆわれまっさかさまにイカロスのごと
恋人の去りて ....
円満がいい
さいきんやっとそう思えてきた
円は点のあつまりだ
円に接線をいっぽんひ ....
得る喜びがある。
失う喜びがある。
生まれる喜びあり、
死する喜びがある ....
三月も終わりになって
コンビニの
半額ワゴンの
売れ残りホワイトデークッキーを
買ってくれた ....
{引用=
リボンを結んだ箱の中
スカート脱いで眠ってたの
雨の日 染み出た水滴に
混じっ ....
努力について考えた。
就職活動を応援する良い言葉が無いかなと探していて、
「人から言われてや ....
何度ここへ来ただろう。
高台から見下ろす街の景色はいつも気持ち良くて、私の心をすっきりさせてくれた ....
こころが
すけて しまえばいい
こころが すけて
どこまでも
ひろがって
うみのうえ ....
たいていの場合 視界不良
でも あなたの運がよければ ごくたまに濃い霧が晴れて
一瞬クリアになる ....
子犬はふくふくと温かかった
抱くのに心地よい重さだった
ゆっくりと地べたに子犬を置いて
あたし ....
呟きが5・7・5を望む放つ鳩
言論で原子爆弾をねじ伏せる
いつか来る戦禍知る人の ....
ずっと
遠いどこかに
身体を預けていた
気分だった
やっと
身体が戻り
自分の意 ....
恐縮である。
またまた釣りのお話から入ってしまう。
高知に帰って生活するようになって、昔よ ....
年をまたいでこの冬はずっと鉄の仮面を被っていた
ネット通販を利用して、海外の鉄の街から送ってもらっ ....
「甘い」
あなたのいれてくれた
コーヒーは
飲めば飲むほど
のどが渇くので ....
水曜日の午後に区の体育館で
高さ二メートルはあろう湯呑みが二つ
戦っていた
バトミントンに興じ ....
三月に行き着く場所はさよならで違う最後をまだ探してる
午前二時触れ合う肌の ....
産まれてくる時はお腹から出てくるのかもしれない
僕達はそんな時間から生まれてくるわけじゃないんだ
....
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