雲を抜けて。

空を抜けて。

宇宙まで。

透き通って見える。

あぁ。あぁ。
 ....
たたかって
たたかって

かなしみをえらんで

かなしみにえらばれて

たたか ....
勝手に逃げたひとのせいで
今日も電車は来ない

向こう側のホームから
数日前に死んだであろう ....
捩じった螺旋の肉体
白々と夜薔薇を広げ

遠方より 船が近づいてくる

颯爽とベッドから抜 ....
この両手いっぱいにこぼれるくらいの
ガーベラの花束を
小さなベッドルーム埋め尽くすくらいの
美 ....

―朝

ビルの階段を降りて行くと
何かの軋む音がする

たくさんの
時間の積み木が
 ....
みんなあいつの事笑ってるけど
テレビの向こう側の事だから
笑ってられるんだぜ

こんな詩書く ....
店先に 並ぶギス籠 涼やかし
縁側に 鳴き声降らす ギスの籠
ギスの声 籠に込めにし 虫売りよ
 ....
誰かが死んだけれど会ったことすらなかったから
去年の私が買ったパンジーは花開いていた
加速したい ....
暗い車輌が
過ぎて行く
きしる車輪の
音を残して
どこかに消える
儀式の時刻
中空を漂う ....
水族館で
深海コーナー
ダイオウグソクムシ水槽の前で
しゃがみこんで
ひらひら

なんと ....
 あなたは憶えているだろうか。その日、桜の花が咲いていたことを。少し早い桜が、あなたの行末を暗示する .... 冷たい夜僕は君の中に降りていく
空に花が咲いてる




雨の日は 蛍光灯の白がよく映えて
あの花は いつにも増して色鮮やかで
世界 ....
いつまでもとぼけてなんていられない
時計の電池はもうすぐ切れる
首筋に這う刃物の切先はじわじわ侵 ....
甘い飴を舐めるように
夢を語ってきたけれど
それももう卒業かなと
飴の包み紙を丸めた
死近く木漏れ陽足にまつはれば動かぬものはわが足のみ


カルメンを聴き誘惑者を求むれど落葉積も ....
極彩の果てに
生き残った、
青色の悲しみ。
生まれたての風に
愛されておいで

咲き乱れ ....

風ぬるむ 水ぬるむ 肌ゆるむ
光暖たむ

笑顔ほころぶ

ゆっくりとかつしっかりと
時間は流れ
あわてない
ゆったりと歩む

オーラを感じ
時間が ....
妻との外出

友にまた子規の歌集を贈らむと妻にささやく如月の昼

コーヒーのマイルドブレンド ....

ああ……
ケーキなんて嘘さ
優しげな瞳をしたあの人は
甘い期待に励まされた
子供たちを ....
夢は遠くに想うもの

捕まえてしまうなら

ひとひらの雪のように

儚く淡く消えてゆく
 ....


なんで、
どうして、

帰り道だけは
おぼえているんだろう。


時々、不思議 ....
うだうだとした生活をしていたら、
4キロ、5キロ
あっという間に8キロ増えた

主治医に指摘 ....
                  090326


80点の出来だけど
盛り上がったから
 ....
キミがその手を伸ばす
私はキミの手を包み
キミは私に愛を描き
私はキミに愛を詠う
高貴な空を ....
渓流が解禁になって、時間を見つけては決して安くはないお賽銭を(入漁料とも言いますが)払いながら放 .... 睡蓮さんの上記評論へのコメントとして書いたものですが、長くなったので、独立のトピを立てます。

 ....
馬鹿っぽい
酔っ払いの愚痴話に
あきれて
すぐに話題を変えたくなるけれども
それで酔っ払いの ....
暗い薄墨色の空を
綿ぼこりのような
存在感のない雲が満たしている
空がすごく低い

薄い夜 ....
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2009年3月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
創書日和「透。」狠志自由詩109-3-26 23:31
わら自由詩1009-3-26 23:20
さよならシティ山中 烏流自由詩6*09-3-26 23:01
月花のためのチェロ独奏曲瀬崎 虎彦自由詩2*09-3-26 22:33
愛ならばここにいる自由詩0*09-3-26 22:26
壮佑自由詩14*09-3-26 21:45
Sweet pain渡辺亘自由詩009-3-26 21:35
キリギリス&浮雲  (2008.9)guchi_...俳句009-3-26 21:32
キーホルダーkiriko自由詩109-3-26 21:30
夜の回送車フクスケ自由詩209-3-26 21:14
ダイオウグソクムシと小池房枝自由詩8*09-3-26 21:09
その日は桜の花が咲いていた岡部淳太郎散文(批評...709-3-26 20:34
空の花チアーヌ自由詩209-3-26 20:22
雨の日の サブリミナル と アイスクリィムサバオ*自由詩1*09-3-26 20:04
不自由な一択セシル自由詩109-3-26 19:45
出発未完自由詩1*09-3-26 19:23
老齢    五首非在の虹短歌109-3-26 18:24
思秋期ゆうさく自由詩009-3-26 18:00
はる。長谷川智子短歌2*09-3-26 16:15
超人ペポパンプ自由詩4*09-3-26 12:53
妻との外出生田 稔短歌409-3-26 8:25
アンチマテリアル・ブロードキャスターゼロスケ自由詩209-3-26 8:23
「夢は遠くに想うもの」広川 孝治自由詩109-3-26 7:58
ぼくの帰り道ゆうと散文(批評...1*09-3-26 4:24
ダイエット森の猫自由詩2*09-3-26 4:07
空の真ん中あおば自由詩5*09-3-26 3:02
愛の詩三之森寛容自由詩1*09-3-26 2:53
行きつけの釣具屋さんで考える北村 守通散文(批評...109-3-26 1:38
「『鳥』と『虫』とは手をとりあえるか(1)(2)」へのコメントGiton散文(批評...0*09-3-26 1:19
酔っ払い蒼木りん自由詩209-3-26 0:43
リレーションkauzak自由詩14*09-3-26 0:14

加筆訂正:
神殺さむ Ⅱ     五首/非在の虹[12:57]
タイトル修正
神殺さむ Ⅰ     五首/非在の虹[12:56]
3/26 タイトル修正
31rows, 1.05sec.