箸を持つのと球を投げるのは右手だけど
尻を拭くのと球を取るのは左手で

右手で煙草を吸いながら ....




ぶつかるみたいな


かんかん、かかん




かんかん、かん、かか ....
{引用=*地下の風}啓蟄
三月の風が吹いている
この風は
地下の何処まで届くだろうか

春 ....
楽しかった
なんてなぜ今さら思い返すんだろう
あの頃はそれが当たり前だったのに

楽しかった ....


君はすぐ、僕を忘れたがる。

雨が降らないように願っても、
君は傘を差すんだろう。
 ....
沈丁花の、
高音域の匂いがした

夜半から降り出した雨に
気づくものはなく
ひたひたと地面 ....



冬の咽もとに指を寄せ
ふるえのかたちを描いてゆく
あなたは
あなたを描いてゆく
 ....
目覚めると
腕の中の
小さな額にキスをする
大きな青い目に目やにをつけて
大きな欠伸をするあ ....
睡眠と覚醒の間から浮かび上がる君
有機と無機の間から舞い降りる君
敬虔を打ち砕く絶対の真理であり ....

きみがいっていることと
していることの
あいだに降る、雪

無が
その目を開いて、
 ....
灰色のクレヨンひとつをにぎりしめ
まっしろな画用紙をくまなく灰に
塗りつぶしていたチビなぼくを
 ....
寒空に 大気を渡る 梅の香
忍び来る 春の使いや 梅の香
月そそぎ 冷気にひそむ 梅の香
しっ ....

始めは黄色がすきだった

3月うまれだから 黄色なのかな 甘い匂いがしそうだからか

で ....

この世で1番大切なものは何だと聞かれたら

きっと僕は何も答えられない
保つ?
波は平行
沖の・淡い・暈し
取り舵
様になって
狭間まで行って
飛んで
回って ....

たとえば今日
寒い風に吹き晒されているとして
さらに明日は
寒い雨に凍えているかもしれない ....
(Her keycase/don't take a book/at twelve)

昨日からず ....
砂糖は入ってないんだ
だから

三分の二くらい口づけたら
あったかさが垂れ下がってきて
な ....
甘い甘い甘い
姉に守られる殻の中の脆弱な子供

痛みを知っては殻へと戻っていく

安全地帯 ....
高速はビル群をすぎて

すると町並みはずいぶん平野で

夕暮れる武蔵野をはしっていた

 ....
雲に鉄塔が浮かび、鷗が舞う。
一面静止画のようでいて、
アスファルトをひと蹴りする ....
海にあった
窓辺にあった
グラスにもあった

体内で宿し始めた
誰にも見えないままに

 ....

さ。く。ら。ち。る。ち。る。
さ。く。ら。ち。る。

文字は花びら、桜散る。

 ....
僕の夜に開かれる、夢に現れる公式
「なぜか、僕のせいになる」
キャストもスタジオも決まっていて
 ....
そのお便りには
「わたしは
太陽や風に大事にされて
幸せでございました。」
と書かれてあって ....
誰もいない部屋
喜びの闇へと自分を
電車に考えていると
片隅では舌が光へ舐めるように

今 ....


  静か。



  過去、いくつもの過去が来て
  未来、いくつもの未来が来て
 ....
一瞬の時を

何千何百と重ね

今を生きる
ほころんではにかむ梅の香やさしい日


冷たくてつぼみ秘めたる春の宵


春の香が弾く生 ....
 わたしは
 あなたの海に棲む
 あたたかないきもの

 瞳をとじて

 銀のあなたの環 ....
 
布団の中から
黄色い豆電球を
ぼんやりと見つめてるのが好きだった

とても無機質で物静 ....
なんでだろう?
釣りなんてぇものに手を出して。
だから何があるんだろう?
まだ結果に恵まれてい ....
両手を伸ばして辺りを探り
愛しき息子の名を幾度
砂粒噛み締め水払い
啜る泣き声耳澄ます

 ....
次へと向かう
夕日との
約束ごとで
明日の空に
靴を飛ばした

背中押されて
真っ直ぐ ....

女の子が来る!女の子がやって来る!
思う僕へ何もやらずにやってきた 公園の政治家の
中以外に ....
日本橋を歩いているとすれ違う、
ベンツや物、人、OL、一部の
浮浪者、ペンキ塗り、
サラリーマ ....


塩漬になるまで、まだまだかかりそうだから



きっと 大丈夫だね。



 ....
過ぎ去った私は波となって
ジーンズを染める

そのジーンズの膝の辺り、裂けて、
そこには
 ....

君が、書き残した言葉を読み返して

ぁぁ、君の中から私は消えてしまったんだ。


と、 ....
懐かしくて気持ち悪いもの 流れて
かたまってきたらすぐ溶けて
聴こえる音や起こす動作が
疑わし ....
窓のまんなか闇がひらけて
ふとんが羽根を破き大天使になる
最悪な現状でもどうせ寝るなら良い夢を
 ....
幾分の恥じらいを含んでランナー
右足を上げる
拒みもせず微笑みすら浮かべて
ランナー
左足を ....
たぶん僕らはとても細くてきっと光に近すぎて
気絶しそうなほどの色彩に囲まれ目まぐるしく無数の点を打 ....
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2009年3月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キ キ テ木屋 亞万自由詩0*09-3-5 23:58
かかん北星三天自由詩0*09-3-5 23:37
地下鉄と風小池房枝自由詩909-3-5 23:32
幸せな日々1486 1...自由詩2*09-3-5 23:30
君とレイニーゆうと自由詩1*09-3-5 23:03
さびしい幽霊銀猫自由詩24*09-3-5 22:52
夜額木立 悟自由詩209-3-5 22:38
御霊自由詩109-3-5 22:16
君への賛歌自由詩009-3-5 22:15
_こもん自由詩409-3-5 22:09
灰色のクレヨンGiton自由詩4*09-3-5 21:21
香 (2004.3)guchi_...俳句009-3-5 20:45
色について / ハクイ33satyri自由詩109-3-5 20:44
クエスチョンセルフレーム自由詩209-3-5 19:55
バラライカaidani...自由詩309-3-5 19:39
三寒四温nonya自由詩12*09-3-5 19:33
吐 き 気 の テ ン カ ブ ツ aidani...自由詩009-3-5 19:14
ココアのホットについてしべ自由詩109-3-5 19:05
sweetハノ自由詩109-3-5 18:59
自由に暮れる吉岡ペペロ自由詩609-3-5 18:59
或る宣告を受けて前澤 薫自由詩209-3-5 17:53
光り乱太郎自由詩11*09-3-5 17:53
さ。く。ら。夏嶋 真子携帯写真+...17*09-3-5 17:15
赤い椅子で眠った夜邦秋自由詩009-3-5 16:39
葉っぱ昼寝ヒルズ自由詩609-3-5 15:37
時代巡りK.SATO自由詩0*09-3-5 13:03
夕凪草野春心自由詩409-3-5 12:17
烈瞬夜恋自由詩109-3-5 10:57
春めいて・・・アハウ俳句1*09-3-5 10:49
『リング』あおい満月自由詩5*09-3-5 10:32
光のしっぽ小川 葉自由詩3*09-3-5 3:16
才能空白賛歌北村 守通散文(批評...1+09-3-5 2:51
盲目自由詩1*09-3-5 2:37
帰り道宣隆自由詩309-3-5 2:14
兄は公務員K.SATO自由詩0*09-3-5 1:38
日本橋を練りこみゆく自由詩109-3-5 1:37
塩漬瞼。自由詩1*09-3-5 1:23
波の行方高橋魚自由詩1*09-3-5 1:11
なごり。自由詩009-3-5 1:09
ハッピーバウンド・ブルージェル北街かな自由詩0*09-3-5 1:07
離人海岸自由詩409-3-5 0:56
ランナーを試みる非在の虹自由詩109-3-5 0:54
スペクトル協和音北街かな自由詩2*09-3-5 0:41

加筆訂正:
回帰/伊月りさ[10:18]
縦書きに直しました。携帯からでも縦書き投稿できればいいんですが…
43rows, 1.06sec.