キラキラと雪の結晶が落ちていく

寒いこの季節に僕は人恋しく

あなたに会いたいけど
 ....

「もう時は変わっているのよ」

その言葉は自動販売機で手軽に買えた
同じような味が
温か ....
私はお洋服屋さん
お洋服をたたんでいるときがいちばんしあわせ

お洋服一枚一枚と
今日のでき ....
今ここにある危機を
止める術はないのか

久しぶりに仙台の娘の家を
夫婦で尋ねる
美しい顔 ....
保守的なフォームで癒し

好奇心と反応探している

銃声が聞こえる

聞こえたら絶命して ....
比喩よ!ああ比喩よ!
あなたはなんて偉大なのだ!
私のような小さな人間をも大きくしてくれる!
 ....
一見無意味でほんとに無意味。

論理という芯によってとある心臓が貫かれて、
従って心臓が止まっ ....
あの山裾の梢をわたる
すきとおった碧い風をおいかけて
どこまでも はしっていきたい

だれが ....
白い紙に赤いインクで書く文字の赤いインクの美しさかな まだ桜には早い
三月初めの
とある一室の
窓際のお雛様二人
ガラスの向こうは
初春の霙まじ ....
ぱしゃぱしゃと
雨が降っています

じゃぶじゃぶと
何か洗いましょうか

地球は
自分 ....

言葉って何なんだ

僕は此処にいるのに

何にも聴こえないじゃないか。




 ....
にほひ来る 風をしるべに ながむれば

   袖をつらねて あそぶ{ルビ白蓮=はくれん}
 ....
 
 
 
風に吹かれて揺れるように、
見えない未来を照らす空は、
無責任だから優しくて、 ....

四脚にかたあしさしあげて私書箱
指潰れて蝶番に卵黄滴
車軸の象嵌と棚腸詰の回転驢馬金具


僕は僕は僕は好きになる好きになる

僕は好きになる

明日も僕は自分と好きと言う事の ....

 遠目には黒い紐に見えた。近寄ってみると蛇の子供
だった。体長は二十センチくらい。JR新幹線駅 ....
一年に一度の晴れ舞台

小道具もちゃんと持った?

髪も整えて

さあ
いくわよ
帰るところがないので
人を殺してきた君と二人で
月のない夜に 逃げた

君の瞳の中を悲しげに ....

愛してるって言葉だけじゃどうにもならない時があるね

抱きしめるだけじゃ伝わらない時があるね ....
心の中を見せるのは怖い。自分のすべてを見られるようで
それで皆が離れていくのだろか?

考える ....
その部屋は森の中にある
白いアルベルベッロを思う
しとやかな蔵

水たまりを避け
ガラスの ....
逃げる

私は逃げる
腕を振って逃げる
呼吸を荒くして
ゼイゼイと
脚を幾度も踏み出し
 ....





 女の髪は城であり
 女の髪に矢を放つと
 失ってしまう

 女の顔は
 ....
出来る事なら画力が欲しかった。

出来る事なら文才が欲しかった。

出来る事なら伝才が欲しか ....
居候のわたしの為に
お母さんが焼くケーキ。

ほんのり甘くて
優しい味がした。

わたしは
このひと ....
ひんやりと湿った手すりをしっかりと掴む

そうして私の体温が奪われていく________

 ....
五体満足

家族は誰一人欠ける事無く

嗚呼、何て仕合わせ。



それなのに何故、 ....
考えることない足の裡に
沸き立つ筋肉がある
氾濫の予感に皮膚は青ざめ
狂おしくアキレス腱は悲鳴 ....
万年筆を握つて、ヴァージニア・ウルフは遺書を書く。
ケータイの自殺掲示板に親指を使つて、“リカ”は ....

こんもりと募る想いに熱湯をぶっかけて今ガツガツ食らう

計算をできないんだからもうやめて誰も ....
 アロマキャンドルの
 蝋が尽きそうな炎を
 ただひたすら眺めている。

 ノエルの夜。
 ....
濡れた髪ぽたぽたと
雫をつくりて、
あなたの肩に
こぼれる。

雫欲しさに、
短く刈り揃 ....
 
 
象といっしょに
列車を待ってる
朝からの温かな風が
服の繊維をすり抜けて
僕のと ....
田舎が嫌いだ。

店はないし、交通手段だってすくない。
電車なんか、来ないことだってよくある。 ....
窓から見おろす午後の広場を
満たしているのは
{ルビ懶=ものう}い閑雅と
ほんのわずかな挑発
 ....
日本語以外で詩を書く。

造語でもヘブライ語でも神代語でもなんでもいいです。
どうか私に惚れないで下さい

あなたとは結ばれることは決してないのですから
どんなに想いは通じ ....
宗教のための宗教とは(1)

 宗教とは実に人のため起こされたのでは、なかろうか。衆生済度が務め ....
 
ぐらんぐら、らん
昔作り上げた願望は
粗大ゴミとなった
 
焼却炉へ
おもむろに葬ら ....

わたしはねマザーになりたいの

あなたたちのね ホームになりたいの

世間一般では
「 ....
 
たかのり君
と呼んでしまった
生姜焼き定食のことを

もちろん
たかのり君が
生姜 ....
東京に行ったらば
もっと自由になれるのかと思っていたらば
まずはペニスがないことにはどうにもなら ....
飲み干したハーブティを
テーブルに置き
ちいさな階段の曲がり角を
抜けたら そこは草原です
 ....
生まれたばかりの薄やみの中で、何もできない、自分の手を叩くんだろ?
朽ち果てることの無い未来 何 ....
  手放して待つ、
  落日。



  空間を虚にする、
  闇が染む。



 ....
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2009年3月3日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
吐息は天にのぼるこめ自由詩709-3-3 23:38
賞味期限伏樹自由詩2*09-3-3 23:33
お洋服をたたんでいるとき壺内モモ子自由詩409-3-3 23:32
今ここにある危機殿岡秀秋自由詩309-3-3 23:09
好奇心と反応吉岡ペペロ自由詩209-3-3 22:27
訳者のセンスが無い外来ポエムにどう魅力を見出せばいいのだろう真紅自由詩209-3-3 22:19
ナショナリズムキタノ自由詩109-3-3 21:54
あの山裾のGiton自由詩4*09-3-3 21:12
A-29短歌1*09-3-3 21:11
桜湯フクスケ自由詩009-3-3 20:45
色鉛筆のためのパレット/懐かしい既詩感海里自由詩209-3-3 20:30
カイパーベルトの海を越えてセルフレーム自由詩109-3-3 20:13
白木蓮朱雀短歌0*09-3-3 20:04
無題。hope自由詩309-3-3 19:57
ダリっこふえるわかめ...俳句009-3-3 19:11
僕は僕は僕は好きになる好きになる / ハクイ23satyri自由詩009-3-3 18:59
壮佑自由詩9*09-3-3 18:47
晴れ舞台風音携帯写真+...509-3-3 18:34
月の輪郭自由詩109-3-3 18:10
愛してるにィ自由詩109-3-3 17:51
笑顔の裏とわ自由詩2*09-3-3 17:13
アンナしべ自由詩409-3-3 15:19
逃げるkiriko自由詩009-3-3 15:17
女の髪ヨルノテガム自由詩6*09-3-3 14:57
消えてしまいたいユキムラ自由詩009-3-3 14:45
お母さんのケーキ風音携帯写真+...409-3-3 14:43
ひんやりと湿った手すりを瑠王自由詩2*09-3-3 14:29
何も視えないユキムラ自由詩0*09-3-3 14:28
冬のランナー非在の虹自由詩0*09-3-3 14:25
死の時に前澤 薫自由詩009-3-3 13:38
紙のふぶきのろま夜短歌209-3-3 13:34
ノエルの夜に前澤 薫自由詩109-3-3 13:30
あなたの髪に自由詩209-3-3 13:17
はるまちたもつ自由詩2709-3-3 12:23
イナカとわ自由詩009-3-3 11:45
春 景塔野夏子自由詩2*09-3-3 11:12
日本語以外で詩を書く過去ログ倉庫09-3-3 11:03
【ゆきおんな】つむじまがり自由詩6*09-3-3 11:01
宗教のための宗教とは(1)生田 稔散文(批評...109-3-3 8:38
失ったもの琥霙ふうり自由詩1*09-3-3 8:01
マザーカチキ自由詩2*09-3-3 4:46
とおい水小川 葉自由詩15+*09-3-3 2:29
東京ビックマーメイドさだあいか ...自由詩709-3-3 2:21
クレヨン夜恋自由詩109-3-3 1:38
エキドナ地獄のソウベ...自由詩009-3-3 1:06
落日草野春心自由詩009-3-3 0:01

加筆訂正:
バイバイ、/そらの とこ[00:43]
最終連—「さようなら」→「バイバイ」 「こんにちは」→「おはよう」
46rows, 1.04sec.