轢かれた雀の産毛がはためく


霧吹きの少女は無闇に湿度を上昇させる


醤油を加えて ....
鏡で色を盗むと
空は気圏のように薄らいでいく
ひかりだけで染められたセロファン
退色した虹がい ....
僕らは辿り着きたい場所に
巡り会ってしまって
魅了されてしまった

海図を手に入れる間もなく ....
夜の静けさの奥に寂寞の哄笑が

暗闇に満ちる無限へのエナジーが

つきぬけてゆく星空に

 ....
庭に百合が咲いた

今年買ったばかりの家なので

予想外のオプションだった

白いラッパ ....
ホテルに荷物を置いて

もうすぐ日がかわる外に出た

この土地の名物だという料理と

この店でねかせ ....
右肩から首筋に響く痛みは
今日も自由を食い潰して
幾許かの金を得るためにだけ
言い訳をした証し ....
孤独という名の素直(素敵)な塊。
外からの指令に反応できないその姿は、閉鎖的で不安げだが時空を越え ....

何か おみやげを買っていくか?

駅の通り 大型スーパー五階
食事をすませても 汽車の時刻 ....
もっとも気味が悪いもの。
それは、生温かく飢えを包んだ掴みきれない塊。
人肌ほどに温められ、勢い ....
 
小高い
線路を走る電車から
同じ色ばかりの
屋根を見てる

同じ色の屋根の
あの色 ....
雨が屋根をたたいている
夜は
この街の夜は いつも雨
世界を願う歌や 戦う人の歌を聴いた
胸 ....



夏はかき消えたわけではなくて

ものごとを何とか見よう見ようとする思いが
季節に関 ....
枯れた心の中に君をおもう太陽がただ 
ボクを照らしてるんだ
君はボクを好きでボクは君が好き 
 ....
 土曜日のこの時間は、エアロビクスのクラスが始まるまで有酸素運動のセクションが混雑しているため、須川 .... 以前
河口の先には
広々とした
流れがあった…
いつからか
記憶が途切れる
埋め立てとい ....
貴方を愛してる


貴方も私を愛してくれて

身も心も 全部くれたね


私には貴方 ....
同級生の彼女が死んでしまった、次の次の日だった。僕らは彼女の葬式のため、彼女の家へ向かった。彼女の両 ....
東京か
遠いな

すごい出世

眠れないし
気分悪い


がんばりたいけど方法 ....
酔いはじめ足元ふらつきふと思う声のしわをのばしてみようか

瓶握る力の強さにかこつけて現在彼方に ....
…って覚えてる?って聞いたらさ、すみません…覚えてませんって。
なんかさあ、シュラバ知らないまま ....


1.

五線譜の上に
真夏の
影を溶かし込んだ
日焼けのあとに そっと
くちづけ ....
懐かしいリコーダーの音
懐かしい曲
懐かしい顔
懐かしいうわばき

華やかしい町並み
華 ....

それに甘やかされて
弱くなって
それを嫌って
結局それに救われるしかなくて
それがなかっ ....
はずされてるのかはずしてるのか。
何が面白いかって、わたし達の前に放射状に隊列を組みしきることだ ....
アウストラロピテクス
(あいつ)は
いつまで
はまって
くれるの
みっともなき  ....
日だまりの喪失によみがえる歌声
岸辺に立ち
シャワーを浴びる裸体が
鏡に映っている
流し去る ....
いのち

ちいさな

いのちが

受け継がれていく


まぶしい朝日
小鳥のさえ ....

は 生きていて
   たくさんの人
を   飲み込み
      迷わせ
そして
消 ....
夢の壊れる音を聞いたことがある
あなたもきっと知っている

夏の日の昇るまえ
穏やかな空気の ....
あなた の 新緑グリーン
それに新芽
あお あお とした光
虜になってしまい ました

し ....
この夏が終わるのもそう遠くはない、と
花火が打ち上げ終わった海にいる私

横たわる一メートルと ....

 私を忘れて下さい


 私は貴方の望む女には

 なれない


 貴方のことは ....

 エンヤコラサ

 エンヤコラサ

 今からこの婆

 捨てにいく


 エン ....

 青い瞳は

 どこまでも真っすぐで

 思わず眼をそらしてしまうほど


 澄ん ....

生命の樹

曖昧な 神話の中で僕達は いつかの夜を 包んだ獣

悲鳴

焼香を 終え ....
あたしはみていた
おおきなつきがのぼり
ながれぼしがたくさんながれても
おとうちゃんはかえって ....


  「懐かしい」なんて
  野暮は今さら言わないけれど



  どんな時でも仏頂 ....
愛の旋律にとけ入って
赤と黄色は舞い上がる
抑えきれない泉を胸に抱き
蘇りはじめた愛色は
あ ....
{画像=080722004625.jpg}

飛べ 飛べ
おれよ 飛べ

まっしぐらに 飛 ....
とおくのおくにでおまつり

とってもおおきなおまつり、

みなさんが、みなさんが

おっ ....
ひととおなじじゃいやだなんて

やっぱりひとをきじゅんにしている
溺れて溺れて
深く深く真っ暗な底に
消え去る前に

やがて快楽に変わるまで
何度も何度も
 ....
転がるように、おどけるあなた
まるでピエロみたいだった

はらはら、わたしは
あなたが演じる ....
銃口はもう完璧に腐っていて音もなく
崩れ落ちたよ
愛がなんなのと君は聞くけど
僕だって知らない ....
世界を変えられるとか変えられないとか
そういうことをいちいち誰かが細々とつぶやいて
それは確かに ....
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをせめないで
星野ジャパンをはんごろしだ
星野ジャパンを ....
胡瓜がある
美しい弧
青々とした肌
適度な間隔を開け
並ぶ突起

私の若い頃には
胡瓜 ....
一つのものは 全てその一つとして 
時間は時間でなく 一枚となり 感情となりながらも
支配され  ....
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2008年8月24日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見たもの今日KETIPA自由詩308-8-24 23:40
ろうそくのためのたりぽん(大...自由詩808-8-24 23:33
夢中の航海kauzak自由詩3*08-8-24 23:13
「晩夏の夜」広川 孝治自由詩008-8-24 22:47
百合の葉吉岡ペペロ自由詩108-8-24 22:37
悲しみと祝福と携帯写真+...108-8-24 22:30
ワイシャツ松本 卓也自由詩008-8-24 22:19
孤独naka自由詩008-8-24 22:18
ザ・ブーンンンン砂木自由詩7*08-8-24 22:10
もっとも気味が悪いものnaka自由詩008-8-24 22:09
レトロつみ小川 葉自由詩2*08-8-24 21:27
home 2たちばなまこ...自由詩13*08-8-24 21:09
aroundあすくれかお...自由詩3*08-8-24 20:53
オアシスもこもこわた...自由詩6*08-8-24 20:48
ベンチプレスよーかん散文(批評...1*08-8-24 20:38
川の記憶フクスケ自由詩008-8-24 19:25
不信の愛自由詩108-8-24 19:18
盆地の田ブライアン散文(批評...108-8-24 18:53
東京kiyuu自由詩0*08-8-24 18:12
食いしんぼうになってやるふもと 鈴短歌208-8-24 18:07
その後詩集ただよう自由詩108-8-24 17:31
晩夏五節Utakat...自由詩508-8-24 16:09
昔々のその昔ペポパンプ自由詩4*08-8-24 16:06
切り離せない、アレ猫のひたい撫...自由詩008-8-24 15:51
無濃薬詩集ただよう自由詩008-8-24 15:46
畑がないまちへようこそ自由詩108-8-24 15:44
影という名のこしごえ自由詩4*08-8-24 15:04
ちいさな輝きこゆり自由詩5*08-8-24 14:05
皆月 零胤自由詩3*08-8-24 14:00
なつのひかりよしおかさく...自由詩4*08-8-24 13:40
新緑グリーン自由詩3*08-8-24 13:39
海になる緋月 衣瑠香自由詩11*08-8-24 13:06
小舟の女星月冬灯自由詩208-8-24 12:48
姥捨山自由詩308-8-24 12:47
スノーフレーク自由詩008-8-24 12:46
ファイアループセルフレーム短歌008-8-24 10:06
みかちゃんばんざわ く...自由詩2*08-8-24 9:32
街の横顔草野春心自由詩008-8-24 9:05
旅人morio自由詩008-8-24 7:54
飛べよ おれbeebee自由詩1308-8-24 3:50
ヒトリ赤澤るろる自由詩108-8-24 2:42
_夢頭制作委員...自由詩008-8-24 2:32
暗渦落下赤澤るろる自由詩108-8-24 2:27
サーカスタマムシ自由詩5*08-8-24 2:11
日々ki自由詩108-8-24 1:22
眩む青笹子ゆら自由詩3+*08-8-24 1:18
スターフィールドパラソル自由詩1*08-8-24 0:36
胡瓜と木瓜木屋 亞万自由詩2*08-8-24 0:21
情景kope*c...自由詩008-8-24 0:06

加筆訂正:
/皆月 零胤[16:21]
修正させていただきました。
49rows, 1.05sec.