口開けて寝ていたようだ駅の名は分からないけど南紀の海辺 茶屋に入って
煎茶をすすりながら
巨大な水圧

あぁ
とため息をつくと
どどどどと落ちて ....
黒い石ではなく死んだ蝉でした

 ときの
 残り火を
 消すように

 ゆっくり
 無言は敷き詰められます

 ....
 
たくさんの
言葉があるのに
ひとつしかない
辞書

いつも
同じ言葉を繰り返しては ....
 
ライオンは
もう流行らないので
亀がリーダーになった

亀は亀なりに
がんばってるけ ....

粒を
クリックすると、水滴

水滴を
クリックすると、水溜り

水溜りを
クリック ....
子どもの頃、夏はいつも眩しかった。
川の源と深い緑、僕の生まれ育った町は山あいにあって、
寒さの ....
わたしの舟は
海の波間に浮き、しずみ
しみいる海水を 手おけで
くみだし、海原をわたってゆく
 ....
プリンのカラメル魔法の口紅
甘い恋にはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
甘いキスには ....
何回撫でたの
白い天井と、白い壁紙の
模倣ざらざら犯人

眠る前に人格が三つに別れて議論をし ....
ちょうちょ食べるならしじみちょう
しじみちょうならおみそしる
お味噌入れたら火を止めて
ちょう ....
{引用=そうなんだ。ついいましがた帰ってきたばかり。あんたと電話で話してから10秒ほども経たなかった ....
聴講生の多くは蛸で満たされて居た
烏賊の訓導が講師を務めて居た

朝に桃を食べてため息をつ ....


失われるものなど
なかったかのように、ここ
では
きみに
味方するものはなく、ただ
 ....
この地球という惑星から日本語を絶滅するために私は在る。
思えば聖徳太子が仏教国として日本語で思索し ....
この世に愛が
なくなったら
太陽のない
地球のよう

生きる原動力
生き甲斐
生きる目 ....
大きな花たちが並んで咲いている
けれども小さな花は一輪できれいに咲いている

私にはそんな子守 ....
夏の青空にサナトリウムの白い壁が
セラミックナイフのように突き刺さる
静脈に流れる爽やかな風を感 ....
今でも貴女が好きです

最初に貴女と一つになれてから

良くない噂が耳に入って

会う機 ....
透き通った青い舞台

夕焼けの彼女は

赤いフリルをはためかせ

沈みながら

踊る


七色の光の ....
水風船をぶつけられて
笑ったけど人知れず泣いてたあの子は
明くる日 きらめく水晶の舟で
だれも ....
なにひとつ 同じでいることのできない私が
潮に洗われている
洗われているのは 海なのか 私なのか ....
物分りの良い頭の子
物分りの悪い男の子

月から雲を見上げる女
月から雲を掬う女

緑の ....
泣いて嘆いてばっかりじゃ

先には進めないんだ

私が私の味方になってあげなかったら

 ....
夏の日の朝

外はまばゆい光があふれて

テレビのニュースは
原爆の式典の様子を伝える

平和を願う ....
玉川のほとりで
豪華客船が座礁し、
1組のカップルが愛をささやきながら、
女のほうは沈んでいっ ....
人と自分は違う
色々我慢して
ふりをする
妥協できない事もある

誉めて
長所を見て
 ....







60歳になったら名前を変えたい
60歳になるまでの名前はもう
意味の ....

前だの後ろだの
誰が決めたわけでもなく

明るく積極的に生きてるように見えたら前向きで
 ....

あくびが出てとまらなくなる
そばにカップラーメンの殻がすててある


ピンホールカメラの穴は眺めても飽きない
小さな穴から非日常へ飛べるから

俺は自分自身に好感を持っている

罪を許すことができるからだ

みのむしが
細い糸を
必死に
上がっている

何度も
何度も
上がっている

今日 ....
きらきら
お星様が
光っている
ねぇ
知ってる
流星に
お願いすると
必ず
願いが
 ....
もしも
翼があったら
大空
高く
飛んでみたい

もしも
翼があったら
自由に
空 ....
 



 顎から溶けだしてゆく蟻を見ながら 
 ベランダから落ちる植木鉢のスピードを思う ....
「はい、とれました」 
耳鼻咽喉科の看護婦さんが 
白い両手にガーゼをのせて 
ぼくの耳垢を見 ....

 網戸のサッシの上 けだものの目で睨んでいたのは、夜の月だった
 起き上がって見上げる それほ ....
愛が散りばめられて
夜空に幾千の祈りをしたら
ロマンティックパレット
魔法陣を描いて
エンジ ....
思考ははねる
途切れそして、繰り返す
そして思考は夏の日差しの中で
ぽわん、と浮遊した
 ....
この両手の広げて 両闇の夜 空
被りながら濡れたまな板をみる

喘ぐものは 名前などなく その ....
[1]
まだ見ぬ未来に不安を抱え

書き散らしても闇さえ消えずに

白々明けてく先行く朝に ....
髪を切る夢を見た

伸ばし続けてきた髪を切ることは
わけのわからない絶望感を生んだ

でも ....
美しい花にそっぽを向かれると 
ぼくは自らが蝿だと気づきます 

柔らかい蕾に包まれて 
花 ....
みんな何もないような顔で
街を歩いて

だけど夜になれば
男の前で

その内側にあるものをさらけ出す ....
耳で煙草を吸う女がいた
うなじに口がある女は知っているが
耳で息をしている女は初めてだ
しかし ....
ペン先に積もる黒い雪
世界は四角い
丸くない
背中の違和感
なんて静かな夜だろう
夏の夜の ....


待って

待って

今この瞬間を

君に見せたいの



そんな気持ちで

けいたいでんわを急が ....
さて、夕方になれば

人影がへらなければ

夜が来てくれない

ひとびとは家々で

 ....
ハンミョウは美しい夏の昆虫である
近づくと少し離れた場所に素早く飛び立ち
ミチオシエとも呼ばれて ....

呼吸を忘れたら
水の中で生まれたんだと
七色の目をした
君が笑う
砂糖菓子のような
甘 ....

ごめんね
ごめんね

僕、君の事が大好きなんだ
でもね
君の笑顔も大好きだけど
君の ....
新聞屋が朝刊を持ってきたけれど
鳥がやってこない
鳥がおりてこない
待っているのに

{ル ....
その付属器官は
本人も気がつかない{ルビ柵=しがらみ}を
蓄積している、密やかに。

パチリ ....
 
馬にまたがって
本を閉じる
栞をはさむのを忘れたまま

目の前が揺れてる
馬とともに ....
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2008年8月10日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
熊野へA-29短歌1*08-8-10 23:56
秋保大滝構造自由詩208-8-10 23:56
A-29俳句2*08-8-10 23:45
夜露千波 一也自由詩5*08-8-10 23:34
辞書と言葉小川 葉自由詩108-8-10 23:29
生態系のしくみ自由詩008-8-10 23:08
(←写真クリックで拡大)RT自由詩408-8-10 23:08
夏はいつも自由詩408-8-10 23:05
海の惑星寅午自由詩208-8-10 22:52
プリンくしゃみ自由詩3*08-8-10 22:48
意識水準20%の混乱さかまき自由詩0*08-8-10 22:33
しじみの味噌汁、蝶の味海里自由詩208-8-10 22:17
肌白く薔薇色の頬。愛らしき口もと目は緑ブライアン自由詩0*08-8-10 22:11
出鱈目でない事を願う間村長自由詩2*08-8-10 22:03
_こもん自由詩508-8-10 21:55
死ね!・・・日本語??・・・//アハウ散文(批評...1*08-8-10 21:38
IT'S ONLY LOVE.ペポパンプ自由詩6*08-8-10 21:30
藁の中の針さかまき散文(批評...108-8-10 20:51
盲目の夏皆月 零胤自由詩6*08-8-10 18:50
おかえり、ただいまテルテル坊主自由詩2*08-8-10 18:38
一時の踊り子愛心携帯写真+...9*08-8-10 18:28
『水風船』東雲 李葉自由詩5*08-8-10 18:11
敬虔な生き物るるりら自由詩8*08-8-10 18:03
灰からの接吻十二支蝶自由詩008-8-10 17:23
猪突猛進cass自由詩0+*08-8-10 17:03
ある夏の日ヒロシ自由詩208-8-10 15:35
玉川のほとりでパラソル自由詩2*08-8-10 15:33
孤独ペポパンプ自由詩5*08-8-10 14:02
60歳になったらふたば自由詩408-8-10 13:23
〜向き長谷川智子自由詩0*08-8-10 12:40
昼メロ自由詩0*08-8-10 12:38
小さな穴自由詩1*08-8-10 12:37
自分についてudegeu...自由詩108-8-10 12:34
みのむし妖刀紅桜自由詩5*08-8-10 11:54
流星自由詩3*08-8-10 11:49
もしも・・・。自由詩2*08-8-10 11:44
12月に生まれた鳩が12月に死んでゆくカンチェルス...自由詩108-8-10 11:36
耳のそうじ 服部 剛自由詩2*08-8-10 11:20
けだものの月カンチェルス...自由詩208-8-10 10:52
さらば長崎ゆうさく自由詩2*08-8-10 10:03
わたしエチカ自由詩4*08-8-10 9:18
水紅十二支蝶自由詩208-8-10 9:16
眠れぬ夜から明け方へyoyo自由詩1*08-8-10 5:37
髪を切る夢を見たfuchsi...自由詩008-8-10 5:36
蝿と白百合 服部 剛自由詩9*08-8-10 5:13
ヌードヒロシ自由詩108-8-10 4:34
耳煙草木屋 亞万自由詩2*08-8-10 3:41
夏の夜に萩原朔太郎を読みながらぎよ自由詩608-8-10 3:20
雲を撮る瑠音携帯写真+...008-8-10 3:06
処方箋吉岡ペペロ自由詩108-8-10 2:30
それから服部聖一自由詩208-8-10 2:10
水母さき自由詩308-8-10 1:41
キャンディー蜜柑自由詩2*08-8-10 1:07
朝のたべもの佐々宝砂自由詩3+*08-8-10 0:21
爪ヲ切ル士狼(銀)自由詩6*08-8-10 0:15
小川 葉自由詩208-8-10 0:02
56rows, 1.01sec.