今だって現状はたいして変わってない
数え上げればキリが無いほどの、嫌な事
片手で数えられれば十分 ....
そーっと隣にいる
いつでも話を聞く
やさしく抱きしめる
それが僕にできるす ....
痣が むこう三軒隣りのお姉さんの腕に塗り込まれていた
(おはようございます）
....
違法駐車を繰り返す 狂う
音をたてて歩き続ける 狂う
....
この大粒の雨は、
誰かの涙なのだろうか。
肩や頭に、ぽつぽつと。
降り注ぐ。
....
遠い昔だった様な気がしているし、たった今過ぎ去ってしまった過去でもある様に、静かに流れて、少しの間立 ....
私が貴方を追い掛けた青春時代
若かりし頃の映像に
あの頃へタイムスリップ
あの頃の貴方が
....
夜は私に薄くて頑丈なバリヤを与える。
バリヤの中で幾ら絵を描いたって、
ひとりであることに変わり ....
前足をつかい
口をつかい
つぶさないように
犬はみかんをじょうずにころがします
わたしがきれ ....
モノクロの極彩色に手を沈め感じるままに朱の月
白と黒そしてそこにはひとつ朱彩りのある世 ....
二人の住む街は
汚れた雪しか降らないから
きみはそれしか
知らないでい ....
乾電池が足りない
と昨夜寝言を言ったあなたは
夢の中で久しぶりに
何を作っていたのだろう
....
私は平凡ですが
詩人は王族にもなれますし
妖精にだってなれます
けれど
愛されたいからと ....
朝口の犬とのサンポ日課とし
夫征きてより一年過ぎし
お茶が入りましたよ
せんべいでも食うか
雪降り始めましたねえ
あったかいお茶はいい ....
枯れ木をライトアップして
ごまかしてる家は
きみのであってください
ツリーだとかんちが ....
ずどん
と降ってくる
忘れていた
昨日 投函する約束だった
あの手紙のこと
鼓膜を ....
夜のアスファルトに響く
女の足音は 毎夜何をしに来るのだろう
その足音は 決まって必 ....
土壌が土壌を掬い上げて
つるると滑る
日本人の顔が ４５℃傾いて
土壌が
海抜ゼロメートル地 ....
窓の外を眺めろ
夜だ
空白がやってくる
ネオンの光に何があるというのだ
美しさに中身は伴 ....
少年が泣いていました
つばのある帽子でしたが、ガラスにぶつかって
へにゃりと泣くのが印象的で
....
朝がわたしを起こす
光の言いなりに顔を洗ってそれから
わたしは適当な時間が来るまで時間を潰そ ....
冷たい風が吹いていたその日
冬が近いのを感じていた
君がドアを開けた時
僕は地下鉄で眠ってい ....
フワッと浮いて 空を遊び
パチンと弾けてそれっきり
後にはなにも残らない
....
買い揃え聖夜の支度加速する
紅葉や競い合うように染まりゆく
冬晴れに光をもらう植物よ
雑踏に佇んで ひとりきりボクは
黄昏てく街の中に 君を探していた
メディアが君の不在理由を作り上 ....
見え透いた嘘
無果汁のメロンゼリーを
プラスティックの容器から外して
皿に移す
ゼリ ....
抜け道ばかり寄っている
レールの上での死体遊びは
まるで雲から落とされたみたい
砂利でさ ....
さよならと言い切ってからその後で未練がましく抱きたい夕べ
しみったれた笑顔ばかり ....
｛画像＝080315002645.jpg｝
想いが全てを越える瞬間はあるのだろうか ？
....
旅立つ貴女
遠くで見送る
想い出が心をよぎり
哀しみが溢れ出す
夜空を見上げて
貴 ....
夢のなかでは昨日のつづきが喉を伝い落ちていく。
今日の雫をのみこんであたしは明日へ染まっていく。
....
日付が変わった
また一日が始まる
長い人生の中では
たったの一日
なんだけど
一日を ....
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