宵にまかせてヒートアップして散々の
暗い今日の芸術とやらなんとやら
パラシュートが美しいと思った ....
今度こそ
今度こそは と
思うのに
結局ぼくから
おやすみコール
塔楼の守りを仰せつかって
此の世界を眺めて二十余年
まだ此の世の面白さも
遍く総てが美しい ....
口が過ぎたと思った頃には
既に時が過ぎていた
あなたは怒っていた
いつもとは違って
将棋 ....
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貝殻に耳をあてると聞えてくる。
とおくのざわ ....
ゴミ
おばあちゃんの黒電話
おじいちゃんの錆び鉈
遠いカレー屋のトッピング無料券
友達が残し ....
太陽見つめたその刹那
わたしのこころはさざめいた
思えばいつしか世界は
夕焼け
きょうお地蔵さんのお掃除がまわってきました
あしたは雨が降るそうなのできょうのうちに行きました ....
主に感謝します。
主をあがめます。
主よお許し下さい。
主よ懺悔します。
ジョンレノンは ....
味気ない庭に
晩秋はしのびこんでくる
柿の木の落ち葉 ....
虚
それは誰もいない町
ただ非現実な君を求めるのなら
それは変わってくる
....
妹はよくセックスは嫌いだと言った
「恋人も嫌いさ だって鬱陶しいもん 恋って何だろう ふん
....
父の髭を剃る
一週間たった柔らかいのを
電気で剃るのは難しい
首など歯のあたりにくい所は
よ ....
まるで
血の色の
大きな月がでていて
僕のこころは少し
震えたけれど
キミが
ルビーみたいね
....
月の清けき夜
折からの澄んだ風が
波のように襲ってくる感情を
鎮めようと
湖面を撫でるよう ....
ありあまるくらいの
理屈と
たりないくらいの
理想。
....
まったく違う、
それこそ何千億光年離れた星たちが、
地球からでは ....
××い○○に △△を□□して
××く○○する△△を □□している☆☆
××の○○の△△が □□も ....
Think small
ワイドショーでは
毎日ひどいニュースが流れている
母親を殺した父親を殺 ....
私の小指は
からっぽ
伝説を思い出し
くるり
ナイフを滑らした
赤い ....
{引用=
ぐらなでんふらっぷでるさるばどぉるあるめりあ
どれすでんがいなむおるとめらんそ ....
日だまりに揺らされて
ブランコに遊ばれて
重い鍵が子供の証と
疑う事もしなかった
首輪で ....
***
いっそのこと
つき抜けようかとおもう
もう
ぼくは
不思議を折 ....
愛情は
小さな箱へ仕舞いなさい
透明で中が覗けるその箱を
大事に抱えておきなさい
....
魅せられた
紫煙は揺れながら留まって
長い睫毛が
雨に濡れていた
足跡は誰かが持 ....
『恋空』とは多分こんな話なのだと思う。
おそらく、時は西暦20XX年、世界は核の炎に包まれ ....
東洋の衣擦れの神秘
東北アジアの声
か細い娘たちの声帯が
鈍く くすみ 角の取れた 重い ....
ゴミを集めて暮らそう
ゴミに囲まれて暮らそう
ゴミは暖かい
意図がない
ゴミはあったかい ....
グルーブ感がまるで無い生活
そもそもグル−ブ感とは何なのかを知らない現実がある
ノリが悪いってい ....
目的地に着く前に
空腹で思わず入ったタリーズは禁煙
仕方がないから
新発売の抹茶ティラミスラテを ....
ふりかえるひと
彼らはぼくの
ほんとうの素姓を知らない
ぼくだって
彼らの精 ....
素直な君
明るい君
元気な君
憂鬱な君
淋しげな君
怒っている君
笑っている君も ....
森々と山は深く
陽は木々と雨滴を漉して降りて来るので
幾重にも衣に包まれたような暗さが
しかし ....
頬染めて冬恋い焦がれる木葉達
雪と出会うを夢見て眠る
とおくのそらをみていると
きょうはよくはれてるもんだから
なんだかかがやいてまぶしい
ふかいみずの ....
よーい
ドーン
ピストルが鳴る
まるで花火のよう
今日は
運動会
元気な
子供 ....
母の日は
思い出すなぁ
スーパーで
子供たちが
描いた
母親の絵を
見ることもある
....
さらってくように
君を風に乗せて
赤い魂を見せよう
炎よりきれいだから
ルビィにしようか ....
イルミネーション仕事帰りの疲れ取る
冬の海失ったもの探す日々
木枯しや誰かの背中追いかけ ....
常緑樹と
冬枯れの木々は
まだらに生息していて
こんな小春日和には
液化燃料の燃えかすは ....
私は私が笑って死ねる場所を探したい
と
旅人は思うらしい
ひょっとしたらポックリその場 ....
望む為に罪を犯し
望む為に自分を壊し
望まれるべき物体は歪と化した
何も纏わない身体
何も囚われない思想
痛みも 寒さも 自由の代償だろう
なんで おれ いきてたんだろ
なんで おれ しんだんだろ
なんで おまえ いきてるんだろ
でも ....
思い出を
重ね
重ねて
私たちはつながっていく
ことばと
身体
私たちは許さ ....
わたしは
うでをくんで
まるく
わにした、ら
わにに
あげるプールが
できて
でも
....
土曜の夜、繁華街と呼ばれる町を僕は一人歩く。
ネオンが眩しいその町には欲望が渦巻く。
その欲 ....
ましろいゴンドラが空の青に冴えて
綺麗だとモンスターが言った
光も音もない腹の中で
私の指 ....
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明るい陽射しの中、
枯れ葉の写真を撮っていると、 ....
小さい頃
目の前に立ちはだかる
でっかい親父と向き合い
パンチの練習をした
額に ....
俺、寂しいねん。
おまえがおらんと、手持ち無沙汰でな。
仕事の後に、心がちっさくなんねん ....
反射望遠鏡を捨てよう
届かないものを
手に入れたと
思いこむのはもう
自分の影が見 ....
誰のせいでもない
雨は
傘をたたき
窓を濡らす
誰のせいでもない
....
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