春雨サラダを作る君
窓の外では
春雨が降る

ベランダでは猫が鳴き
誰かを ....
その種たちは
花を咲かせることができなかった
人間だけでなく
他の生き物の目に留まることなく
 ....
心配そうに見つめる 君 「大丈夫だって」
言い聞かせるように繰り返していた あのとき
なんで 素 ....
橙色荒野に吹く風を/纏う鉄蒼色の軸/宵の時間を世界の涯へ/進む列車があるのです。


地平の橙 ....



 海だ





群青の腕で絡めとられた僕の右足は
ゆっくりと沈む

 ....
ガタンゴトン ガタンゴトン
少し湿った 夜の闇を身にまとい
姿を隠した列車が
一等星の星屑で出 ....
時々歩いてきた道を振り返って
何か落としてはいないか
何かを忘れてはいないか
確認するけれど
 ....
地図を持って出かけよう
行ったことない街へ出かけよう
僕は知らないけれど
地図には載ってる街へ ....
いつか、


絶対に来ない
来ることのないいつかへ向けて

わたしはリンゴを収穫する
 ....

今日のデートの話題は 『宗教と法と税金』

話を聞いている僕は楽しいけれど
うなづいている ....
いったい
何ページ目で
キミは現われて 
何ページの何行目で
いなくなるのかな
何ページも ....
死に際の無様さを焼き付けた思考
業火に狂い、踊り
痛みの感じぬ体を切り刻む
吸い尽くされた活き ....
クジラは人間の
小便が好きだった
防波堤の影に隠れて
小便をする人間を見つけては
そおっと近 ....
長い髪がその頬を撫でれば
僕も負けじと指でその頬を撫でる

その指をあなたの細い首に巻き付けて ....
ふたり向き合って立ちつくした
夕立の中

ごめんね
サヨナラをいうのが
遅かったね

 ....
今日もお月さまが昇って

あたりまえの毎日
ありふれた毎日

息を吸って
そして吐く
 ....


窓辺に置いていた
ベゴニアの鉢から
ベゴニアが生えてきたので
窓の外へ投げ捨てた
こ ....
あんたのために

時間をさくことが

めっちゃ贅沢に感じるんや

だってな

たった ....


湯気が
飛行していた
カーテンを閉めたら
夏がくるので
放っといた
そこから
出 ....
うめぼしのソファーに座って
染み付いたズボンを僕ひとりだけで舐めた

醒めながら 醒めないよう ....


∞∞ 商品ラインナップ ∞∞



「つぶつぶ果肉入り、炭酸オレンジジュース」
  ....
消えそうな色でうたいます

いいでしょうか

薬はひつようないのです

となりにおいてく ....
目玉が二つあるのに
両方とも自分のものなんて
悔しいじゃない

違う目でみることが出来たら ....
そらが、

とても広く見えた、とき。

あぁ、やっぱり。

このそらは、あの人のとこまで。

繋がっ ....
君のところへ 行く道すがら

雨が降ったのか、夜道は濡れて
デラデラ黒光りしているよ
 ....
さよならを
言うタイミングを
見失った

あのときいきなり
クラクションが鳴ったから
わたしは 向日葵になりたい
テレビの上の花瓶からのぞく ちっちゃなちっちゃな 向日葵でなく

 ....
冷房の効かない部屋で
冷たい水でよく洗ったトマトをまるかじり
お母さんは
「下品よ」
って、 ....

そして

君が去っていく夢を見る

その思いは

永遠ですか



木陰からこっそりと見上げた夏は ....
最近、

あまりにも些細な
イヤナコトに気を取られ過ぎて

イライラしていたかも知れない
 ....
だあれもいないところで
なあんにもないところで

泣きたい。

目が腫れあがるまで
泣き ....
透明な海
透明な空
澄んだ音
ゆるりと時

苦しい思い
苦しい時間
苦しい気持
苦し ....

蒸し暑い夜、
バッタリと畳に倒れこんで変死したように微睡んだ。


お腹が痛いのはきっと ....
切れ ぎれの 言葉

あきらめて しまったのではなかったの?壊れた

どこか が 壊れた 回 ....
生きてても
亡くなってても

会いたいひとが
たくさんいる。

もう二度と
会えないひ ....
戦う事
奪い合う事
蔑み合う事
生きる事

生者と死者
天使と悪魔が
魂を奪い合う事
 ....
ちょっと意地悪したね
なんでだろう?
見え過ぎたかな?

お互いに
こんなに
類似点があ ....
薄く目を開き
ぼんやりと霞む
蛍光灯に
壁や
柱は
照らされて

土壁に
生まれた
 ....
物足りない
もどかしさを
誰かに拭って欲しかった
 
甘えた声の行く先は
ただの虚しさだな ....
約束をした、あなたのことを。

ずっと待ってました。

待ちくたびれて、

待ってる理由を忘れました ....

足りないなんてことは
きっとないんでしょう

いつだって今の自分が最上級

他人と比べ ....
写真を見ても 何も思わなくなった

 ああ これが終わりなのかなって

君の声ももう思い出せ ....
血走った眼が目録を走る。
押し返す展覧会で奪い合う一冊の本!

われら古本マニア。
本に捧げ ....
+誤報+

夏蜜柑色の
カーブミラーに
映る
途方にくれた宵の
ちっぽけな存在感が
ち ....

    コノゴロ巷デ流行ルモノ
    恋スル乙女ノ消失
    猛暑ユエ蒸発ノ可能性アリ
 ....
聞き飽きぬ

其の言葉こそ

聞き飽きぬ

人よ過ぐるや

疾く忘るらむ
砂糖菓子のような
夢のかけら
そっと口に
ふくんでみる


舌にとろける
甘美な余韻
 ....
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2007年8月20日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
■■■    春雨ノ君    ■■■じゃんじゃっ...自由詩1*07-8-20 23:01
花になれなかった種たちぽえむ君自由詩2*07-8-20 22:59
同じ星にいるだけで蒼穹自由詩10*07-8-20 22:30
bird。クスリ。自由詩307-8-20 22:21
タラッサふく自由詩507-8-20 22:00
夜行列車明楽自由詩207-8-20 21:57
忘れ物自由詩2*07-8-20 21:57
地図自由詩0*07-8-20 21:56
いつかふるる自由詩8*07-8-20 21:56
無言の間北大路京介自由詩6*07-8-20 21:21
僕のノートユーヘッセ自由詩207-8-20 20:57
回路見崎 光自由詩2*07-8-20 20:52
クジラの小便Tsu-Yo自由詩17*07-8-20 20:38
くちづけを…太陽の獣自由詩007-8-20 20:29
夕立ちのなかで風音自由詩2*07-8-20 20:12
月が昇る携帯写真+...1*07-8-20 19:57
ベゴニアの鉢Tsu-Yo自由詩4*07-8-20 19:38
休憩の合間に電話をかけるあたしの心境愛心自由詩3*07-8-20 19:35
おうとつのあるブロック貝だったらど...自由詩107-8-20 19:31
酸っぱさ投げ込んでねこ歩き自由詩4*07-8-20 19:20
むむショップ、新発売のお知らせむむ自由詩207-8-20 19:16
狂おしくたにちゅん自由詩007-8-20 18:57
目玉が二つあるのに成澤 和樹自由詩407-8-20 18:39
空色天井。狠志携帯写真+...407-8-20 18:38
心象麻生瑞乃自由詩007-8-20 18:31
タイミング風音短歌1+*07-8-20 17:03
向日葵池中茉莉花自由詩1*07-8-20 16:18
まるかじり壺内モモ子自由詩207-8-20 13:54
そして瑠音携帯写真+...207-8-20 13:37
深呼吸由希自由詩1*07-8-20 11:58
未消化風音自由詩2*07-8-20 10:10
この大海原でペポパンプ自由詩7*07-8-20 8:56
バナナ。菊池ナントカ自由詩0*07-8-20 8:31
遺言北野つづみ自由詩0*07-8-20 8:24
別離風音携帯写真+...3*07-8-20 8:23
戦争森川仁司自由詩207-8-20 6:45
運命の人自由詩107-8-20 6:27
電燈水町綜助自由詩1007-8-20 3:07
未練青井 茜自由詩4*07-8-20 2:20
ゆびきり。狠志携帯写真+...307-8-20 2:03
この場所蒼依自由詩007-8-20 1:46
終焉チェセロロ自由詩607-8-20 1:28
われら古本マニア黒猫館館長自由詩207-8-20 1:09
誤報+光彩+波止場一般詩人-未詩・独白1*07-8-20 0:50
忌々しきは恋の凶事錯春自由詩307-8-20 0:19
短歌風『埋み火』悠詩自由詩0*07-8-20 0:19
砂糖菓子のような夢幻渡 ひろこ自由詩8*07-8-20 0:07

加筆訂正:
誤報+光彩+波止場/一般詩人-[22:46]
と、思ったのだけれど、ポイントをいただいた手前やはり未詩パック詰めに戻します
誤報+光彩+波止場/一般詩人-[22:41]
分類を自由詩に変更し、掲題作以外を削除
タラッサ/ふく[22:01]
まだこれからも改変予定あり。
47rows, 1.12sec.