かつての持ち主が言ったように―「長い旅になりそうだな。」と、
懐中時計が呟いた。そして歯車は相方 ....
あたしの心を
四角く切り取って
その風通しの悪い窓から
誰か
本心を覗い ....
換気扇が、軋んだ音を降らす。
両親たちが、長い臨床実験をへて、
飼い育てた文明という虫が、頭の芯 ....
最近 青空を見てない
弱い私の心を見透かすような
あの透き通った青は
私の上に現れ ....
あなたがいなくなってから
あなたのことがどれくらい好きか思い知らされた
失ってから気づいたんだ
....
回り切ったレコードが
すっと静寂を引き戻すと
窓ガラスに雨粒がぱらぱらと落ちている
照明の ....
「学校よりも楽しかったから」 それは私の知ってる君には とてもとても 似合わなくて ちょっとだけ切な ....
とてもしずか
とても遅い
とても暗く
とてもくすんでいて
とても年老いて感じられ
よって、 ....
曇った空に手をかざす
指の上をアブラムシが伝い歩いてる
ちいさな六本の足を動かし
....
あれは数年前 今でも脳裏によぎる
テロリストの哀れな末路か
成田空港に降り立ち
手錠を高 ....
夕間暮れて 路地 細い道
地階への階段の踊り場にある
表現主義のポスターの裏に
アンダーグ ....
0000000
0000000
0000000
111111
111111
111 ....
天空から降りた一筋の糸
あるいは
雑踏の中に聞き取る 一瞬のメロディー
能力さえあれ ....
コネクト完了
これで一生離さない
僕は君に恋をした
色んな角度から一日中君を眺めてたけ ....
勘弁してよ
一生離れてくれない
私はあなたにストーカーされてるの
いつも私の周りを一周 ....
僅かに温度を孕んだ
透明な呼吸に
母となることを、期待するのは
何故だろうか。
....
ジグザグ
ただ傍観
灰色の街で
想いはから回り
這いあがる
空を目 ....
この命を懸けたって
簡単に成し遂げられることじゃない
技術
....
そらの ところどころに
きずをいやした あとがみえる
ひとは ほんとうは
ずっとむかしに みち ....
走りきて吾が手をとりて飛行機雲
指さす孫は 1才と半
{引用=
(孫=まだものが ....
あぢー
暑いよぉ
あぁ 暑い
あちー
あぢー
なんやねん
この暑さは
....
In light,forest in which it dies quietly.
In the ....
夢が
からからに干涸らびて
アスファルト道路に
張り付いている
やけに元気な
これは
....
僕らがまだ何も知らずに
無邪気に笑っていた頃
太陽はいつだって暖かく
幸せのひかりを注い ....
こんな
晴れすぎているから
隠されてしかるべき一つの
ほんのちいさなことさえも
道路のうえ
....
忘れものを取りに教室に戻ると、
男がいた。
知らない男だ。
若 ....
闘争本能が叫びだす夜
僕達は道端に捨てられた大きなタンスに逃げ込んだ
しばしの雨宿り
落とした ....
梅雨入りて
雨はすぐさま
上がつては
お天道様が
にこにこ笑ふ
この夏は
猛 ....
井戸から大量の頭蓋骨が見つかってからも、毎日のように井戸の底を掘り続けた その度に多くの完全な形を ....
時間は六時頃、多少のトラブルはあったもののほぼ定時で会社を出る事ができた。
めぐちゃんはそろそろ ....
ふと日常の糸がプツンと切れた
何もしたくない
頭の中と心の中では
この言葉しかなかった
そろ ....
犬を飼う
名前を呼べば駆け寄ってくる
わたしの膝を枕にする
エサを貰おうと必死にお手をする ....
爪先がそっと
水鏡を優しく犯して
小さな波紋たちが
ちゃぷちゃぷと揺れている
指の腹で ....
森の前の枯れた古井戸は村からしばらく曲がりくねった道の先にある 今日も先に井戸の所まで行って 君が ....
さっきあなたが 流した水を
飲めないで
未来のあなたは死んでいく
.
肌の表面から熱を奪ってしまう
チリチリと焦げ付くような視線が恋しい
ストーカーは勘弁だけ ....
君か生きててくれりゃそれでいいって
しょうもない悟り開いたのはさ
君が生きててく ....
太るから虫歯になるからと
チョコレートを食べ残す子供もいれば
チョコレートの味も存在も知らない ....
寝息の届くほどのところの あなたへ
わたしの お耳は旅に出た まま 帰らない
伝えたいこと ....
おっぱいにちょっとだけ毛がはえてて
かみそりをあててみる
ちぎれそうで、
思想、がたりない ....
夏なのに重ね着して
どうしてって
肩紐がみっつずつある日
ひとつずつほどけていくのがへん
....
ちいさな木の葉が浮かんでる
水の流れは冷たくて 透き通るように澄んでる
白い手が泳ぐように招 ....
神様が僕を殺したがってるよ
だってほら、喉の奥から込み上げる耐え難き精液の匂い
神様が ....
井戸の底から君に呼びかける 森の近くに掘られた深い井戸 井戸って一見必要の無い所にあったりする き ....
海の隙間から寝間着の紳士が上陸する
レディファーストを欠かさない紳士は
すでに同伴の淑女を裸にし ....
今日、久しぶりに夕焼けを見た。
赤からオレンジへ、オレンジから青へ、青からグレーへ…
言葉では言 ....
はじけ飛ぶネジ
ひん曲がる側板
進化の順番が刷りかえられた
幻視者たちはそぞろ歩きで逃げ出すし ....
世界史やジブラルタルで別れしもイスタンブールで逢ふが必定
朝寝して昼も寝通せ暗き部屋{ルビ梅雨入=つい}りの雨の音も絶へねば
1
今朝から眼鏡の手入れをしている
透き通ったリンゴが
近づいては離れていった
明日 ....
今日、いつもあるべき所に
自転車がなくなっていた。
いったいうちはどうやって家に帰れというのか
....
{引用=ゆーゆゆ ゆゆゆゆ ゆー ゆゆゆ ……
旋律を歌ってみて ....
ピクニックを食べよう
みんな嬉しそう、楽しそう
パクリ
ママの作るお弁当は
ハム ....
言葉。
なんにもとくべつじゃなかったことが、わかってザンネンな気持ちもあったけど
なんだか爽快 ....
2007年6月16日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕の母親は縫い物と同じくらいに作り話が上手だった
プテラノドン
自由詩
5*
07-6-16 23:57
誰か
衿野果歩
自由詩
3
07-6-16 23:52
あまのがわ
前田ふむふむ
自由詩
34*
07-6-16 23:18
non title
riebuu
自由詩
2*
07-6-16 23:13
遅
翠茜
自由詩
1
07-6-16 23:09
来訪
かや
自由詩
6*
07-6-16 23:00
大好きな君
白い蒲公英
自由詩
0
07-6-16 22:52
シンフォニア 第9番
美砂
未詩・独白
1*
07-6-16 22:48
アブラムシ
水町綜助
自由詩
12*
07-6-16 22:41
汚れた革命
渡 ひろこ
自由詩
6*
07-6-16 22:36
アンダーグラウンド
アハウ
自由詩
16
07-6-16 22:29
下り怪段
零椅
未詩・独白
1*
07-6-16 22:23
手が届くことを疑わない無垢
いねむり猫
自由詩
1*
07-6-16 22:22
Morth
酸素の枷
自由詩
1
07-6-16 21:50
Earon
〃
自由詩
0
07-6-16 21:50
加速
灯和
未詩・独白
5*
07-6-16 21:46
ダイヤモンドの夜
山崎 風雅
自由詩
0*
07-6-16 21:25
勝 克
秋桜
自由詩
1*
07-6-16 21:24
そろもん(夕空の話)
みつべえ
自由詩
3
07-6-16 21:00
昭和五十五年
むさこ
短歌
7*
07-6-16 20:55
レーボー・ザ・レインボー
北大路京介
自由詩
17*
07-6-16 18:15
despair
桜木 ハル
自由詩
0
07-6-16 17:56
干涸らびた夢の季節
草野大悟
自由詩
2*
07-6-16 17:20
絶望より明るく希望より暗く
あずみの
自由詩
8
07-6-16 16:12
小石
水町綜助
自由詩
16*
07-6-16 15:45
「 教室。 」
PULL.
自由詩
10*
07-6-16 15:13
少年とナイフ
虹村 凌
自由詩
7*
07-6-16 13:56
梅雨
秋桜
短歌
6*
07-6-16 13:21
傲慢と2股
はじめ
散文(批評...
1
07-6-16 12:58
小説『Is it no use crying over spilt milk?』(4)
宏
散文(批評...
3*
07-6-16 12:02
怠惰を努力する
ぽえむ君
自由詩
10*
07-6-16 11:04
犬を飼う
一絵
自由詩
3
07-6-16 10:05
真夏日
山中 烏流
自由詩
14*
07-6-16 10:02
井戸
はじめ
散文(批評...
1*
07-6-16 10:01
悲しきことかな
ちいさなきお
自由詩
1
07-6-16 9:22
*砂漠に花を咲かせましょ*
かおる
自由詩
11*
07-6-16 8:46
煙草一本の答
三条
自由詩
1
07-6-16 8:09
チョコレート
a/t
携帯写真+...
6
07-6-16 7:15
近くって遠い
ひより
未詩・独白
5*
07-6-16 7:01
おっぱい
れつら
自由詩
4
07-6-16 6:55
〃
〃
自由詩
3
07-6-16 6:42
水辺のほとりで
いすず
自由詩
6*
07-6-16 6:22
カミサマがボクヲ殺したGIRL
影山影司
自由詩
1
07-6-16 4:25
日常
はじめ
散文(批評...
6*
07-6-16 4:23
仮面
小川 葉
自由詩
4*
07-6-16 3:08
夕焼け
麻生ゆり
自由詩
4+*
07-6-16 2:45
新しい案内板
ネット詩の悪...
自由詩
5*
07-6-16 2:19
世界史
A-29
短歌
1*
07-6-16 1:52
梅雨入り
〃
短歌
0*
07-6-16 1:49
匂い
たけ いたけ
自由詩
6
07-6-16 1:37
愛しい人
raira
自由詩
6
07-6-16 0:33
砂のこえがきこえるように……
輪橋 秀綺
自由詩
3*
07-6-16 0:30
ピクニック
なかがわひろ...
自由詩
1*
07-6-16 0:12
たいせつなことば。
終
未詩・独白
2*
07-6-16 0:04
加筆訂正:
初夏の
/
水町綜助
[21:14]
最後一行ていせー
小石
/
水町綜助
[19:26]
たてがきに
despair
/
桜木 ハル
[17:57]
英語で書いてみた。日本語版は私の詩の「絶望の全貌の観覧者」
ちょびっとおとなしめな感じの川柳
/
しみまん
[15:57]
一句けした
な
/
恋月 ぴの
[06:41]
ちょこっと訂正
54rows, 1.08sec.