羽目板一枚下の地獄
木の葉
非情な無限
切り立つ半円
静寂
隔てられた世界
....
今からずっと未来に
ある子どもとおばあさんが会話していました
「ねえ、おばあちゃん、何かお話 ....
ヘンリー 私の膝の上でお眠り
窓辺に当たる雨の音を聞きながら
時々は 可 ....
誰を呼ぶ
ベルベットの夜に
闇に浮かぶ
蒼い影
疲れ果てた身体に
染み入る
日毎 ....
たばこを吸い終りふと手を見てみた
たばこの臭いのついた君は僕にいろいろなチカラを与えてくれた
そ ....
陽射しを包み込んで
柔らかい手をした
風が
頬を撫でる
気持のよいそよ風
抱きしめ ....
すでに家でくつろいでいます
TVで天空の城ラピュタを観ています
シータが空中に浮いている ....
うじゃうじゃ うまれてくるので
ネズミさんは ふあんになる
いったい じぶんとは なんなのかと
....
銀色に輝く
紋白蝶の魔法の粉
きらきら
どれほど集めれば
自由に羽搏けるといふの ....
吐き出したのは
溜め息と
嫌悪感
....
窓ガラスに映る
鏡合わせの
パラレル・ワールドは
ありふれた物語を綴る
三流の映画を気 ....
いまはいえない
そんな気持ちを
ノートの端に綴ったら
うまく言えないけれどどうしようも ....
愛情は凍り、そして、砕けた
それは、砂塵となって、ゆっくりと舞い、踊る
破壊され尽くした劇場 ....
ここは鶏小屋
将来
卵を産むのか
産まないのか
産む気がないのか
産めないのか
....
色あせたアジサイが
垣根のあいだでじっと舐めています
梅雨入 ....
ここにある右手
そこにある林檎とか掴めるのに
愛は掴めない
朝食のツナサンドも掴め ....
もしかして、これを愛の事だと思ったのなら
そんな日には死んでしまった母親の事を考えるような ....
変わっていく君が怖くて
ボクは逃げた
置いてかれる僕が醜くて
キミは笑った
....
森に囲まれた場所に素足で入り込む
土足厳禁
風船を右手に
チョコレートを左手に
ベン ....
はっぱがね 雨でぴてぴて おちてきて
どうろに ぺたり
はりついた
きをつけの しせいで伏 ....
たしかに輝いて
儚く光る
生命のかがやきは
いつまでも
此処に
ある
「大丈夫だよ」
あなたの言葉が不安定な気がして
水面に浮かべたら
あっという間に沈 ....
話せば長くなる
言わない方が良いと思う
嘘つくつもりはなかった。
知らない方が良い
あち ....
こころは今、穏やか
あの頃にみた
夏の坂道で
一斉に立ち昇る綿毛
花が行く、
歩き急が ....
夢の中に巣くった蜘蛛
かたくなに
何も残せぬまま時は過ぎて
想いは届かない ....
ごんごろろ
ごんごろろん
助けてと聴こえる人がいて
愛していると聴こえる人がいる
ご ....
ふとした瞬間に青い空
僕は心臓を砕かれた
あれほど危険と言われていたのに
ふとした隙間に青い空 ....
一段と強い風で我にかえった。見ると既にめぐちゃんは片付けを始め帰る準備をしていた。
「あ、そうだ ....
そんなところで
何しているの
お花の中に
隠れているの
かくれんぼは
虫のお仕事
....
来年のことを知らない。
明日のことを知らない。
次の瞬間のことを知らない。
先のことは何も知ら ....
昔
スコッチが傍らにあって
よく俺の話を聴いてくれたものだった
時には氷で返事して
盛り上が ....
葡萄酒は
私の体内を駆け巡り
ふらふらと歩き出し
くらくらと眩暈を覚え
気がつけば貴方の言葉 ....
プラットホームに無数に付けられた
チューインガムの黒点が
未熟な夏の気温を
幾分か下げている気 ....
小さな花に
指先にとまる虫に
空を行く鳥に
あなたに
すべてのものに
宿っている
青い光 ....
夜がさらりと降りてくる
目覚めない
女の髪のような
さっきまで長く長く伸びていた影は
....
山の奥に入って行かなければ
採ることのできない昆虫が
都会の真ん中にたくさん生きている
虫網を ....
おとうさん
ぼくが生まれたとき
祖父母が ぼくを溺愛し過ぎるから
「このままでは息子がダメ ....
過去に
もうそこに姿のない俺と
君だなんてほんとは呼んでなかったおまえがいたとして
過去の青色 ....
にせものの風が・四月二十八日
にせものの風が吹いている
吹溜りに積もる言葉もにせものば ....
地球が背伸びをした
夢の中から目覚めて
(いつになったら
孤独は消えるのだろう)
そ ....
太初の日、
神さまは大きな畑を耕しました。
そう 新たなる収穫を得るためです。
愛そのもの ....
夕暮れ
母校の校庭の隅に立つ
{ルビ巨=おお}きい{ルビ欅=けやき}に額を押しつけ
涙を ....
雨はキライだ
ほどけた靴ひもが
うまく結べない
駅までの道を雨の中歩いていて
改札に入ろうと財布から定期券を出して手に持って
けれど指からすり抜 ....
ひたむきだから
汗をかく
それは
おろかであるかも知れないけれど
ふしあわせの向 ....
自分は正しいのかと悩むのはやめておこう。
人というものは間違いだらけなのだ。
悩むとするなら、そ ....
垂れ込めた 雨雲の下
その街は 午後を迎える
あの路地を
右へ折れると尻手黒川線
左側は ....
まどろみを さめたり もぐったり
白日の 季節の かいなの なか
体力は う ....
この日ごろ、季節の風が吹くように、ふっと立原道造の詩のきれぎれが頭を掠めることがあった。背景には浅間 ....
目が覚めていても夢の続きが続いているようで 月が眩しくて 星があんなにも低い位置にいる
この空 ....
ひどいことを
じつにさらさら言い募った後で
ごめん
あたし、
心を病んでるの って
....
*歌と伴奏と踊り
ハーディガーディ謡う 尽きない肺で 永遠に謡うよ 妊婦の後ろ
....
チャイムが鳴ったので玄関に出てみると
天使が立っていた
私は追われています、かくまってくださ ....
地球の軸を抜き取って
近所の人たちを串刺しにして丸焼きにした
お腹は大分空いていたので
....
あって欲しいモノは元から手に入れられることはなく
無くしたいモノほど嫌でも手から離れることはない
....
さあ自分を腑分けしてみよう!
まずは胸にさくっとナイフを入れて
白くきれいな骨をこりこりと切って ....
一 「ミッシング・ピース」
手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行 ....
はじめての深呼吸は
君に会えない夜に
街灯にうかれた虫たちを
見上げる時の角度で
波 ....
雨が地面をいじめて
僕は大声で叱ってみるものの
すでに蒼の世界
綺麗過ぎて僕は
おじけづく
....
近頃やたらと
涙もろくなっちゃった
なんでかな
自宅で映画の予告編を眺めていても
気がつ ....
最貧国の一つを 悲劇が襲いました
慣れる事の無い叫びに 逃げ惑う人々
貧しさからの脱却を、啓 ....
2007年6月15日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
セイレェン
月焦狼
自由詩
2
07-6-15 23:59
ずっと未来の話
ぽえむ君
自由詩
6*
07-6-15 23:42
輪廻の雨
千月 話子
自由詩
24*
07-6-15 23:41
解放
深月アヤ
自由詩
2*
07-6-15 23:40
ありがとう
OLGA
携帯写真+...
3
07-6-15 22:49
優しい風
乱太郎
自由詩
17*
07-6-15 22:27
パラシュート
吉岡ペペロ
自由詩
2
07-6-15 22:27
そろもん(哲学の話)
みつべえ
自由詩
4
07-6-15 22:11
搾取
朝原 凪人
自由詩
8*
07-6-15 22:00
吐く
秋桜
自由詩
8*
07-6-15 21:58
パラレル
山中 烏流
自由詩
7*
07-6-15 21:53
ないないづくし
アイバ シュ...
自由詩
2
07-6-15 21:50
沈黙のオペラ
鈴木カルラ
自由詩
1*
07-6-15 21:19
鶏小屋
赤月 要
自由詩
0
07-6-15 21:16
光跡(4)
信天翁
自由詩
2
07-6-15 21:12
右手足りないのは 左手
doon
自由詩
0
07-6-15 21:02
まぁ、見てみろよ
那津
自由詩
3
07-6-15 20:30
・卒業、あれから・
はち
自由詩
6
07-6-15 20:28
全ての命に安息を
酸素の枷
自由詩
1
07-6-15 19:55
おちばのきもち
唐草フウ
自由詩
13*
07-6-15 19:47
ほたる
秋桜
携帯写真+...
5*
07-6-15 19:38
言葉
森下 流華
自由詩
3*
07-6-15 19:26
チョウチョ
ペポパンプ
自由詩
7*
07-6-15 19:21
花が行く
かのこ
自由詩
9
07-6-15 19:18
蜘蛛
山崎 風雅
自由詩
2*
07-6-15 19:11
転がって、そして転がって
アマル・シャ...
自由詩
2
07-6-15 18:59
青い空
ゆうと
自由詩
4*
07-6-15 18:37
小説 『Is it no use crying over spilt milk?』(3)
宏
散文(批評...
2*
07-6-15 18:21
かくれんぼ
weed &...
携帯写真+...
3*
07-6-15 17:39
目隠し
美琴
自由詩
3
07-6-15 17:31
一人寝の子守唄
アマル・シャ...
自由詩
15*
07-6-15 17:13
お酒と私と
茉莉香
未詩・独白
4
07-6-15 16:41
黒点
銀猫
自由詩
19*
07-6-15 15:52
聖なるもの
weed &...
携帯写真+...
5*
07-6-15 15:34
夜
ふるる
自由詩
25*
07-6-15 15:28
昆虫採集
ぽえむ君
自由詩
19*
07-6-15 14:55
父の日
北大路京介
未詩・独白
34*
07-6-15 14:03
302号かんじょうせん
水町綜助
未詩・独白
10*
07-6-15 12:51
四行未詩日記・二〇〇七年四月、五月
ならぢゅん(...
未詩・独白
1
07-6-15 12:21
恋しくて
小原あき
自由詩
16*
07-6-15 11:27
存在の収穫
jesusm...
自由詩
1
07-6-15 10:36
夜の校庭
服部 剛
自由詩
11*
07-6-15 9:36
路上にて
水中原動機
自由詩
1
07-6-15 8:54
定期券
水町綜助
自由詩
13*
07-6-15 8:51
あおぞらがきれい
千波 一也
自由詩
17*
07-6-15 8:43
悩み
DoGear
自由詩
1
07-6-15 8:21
その街
アハウ
自由詩
12
07-6-15 7:49
ランドサット
モーヌ。
自由詩
21*
07-6-15 6:52
ひとよ 昼はとほく澄みわたるので
yo-yo
未詩・独白
4*
07-6-15 6:45
君を尋ねて
はじめ
散文(批評...
1*
07-6-15 5:46
ごめんな、お布団
FUBAR
自由詩
7*
07-6-15 4:37
呪詛:妊婦の腹を刳り盗る手廻風琴
六崎杏介
自由詩
3
07-6-15 2:56
天使の悪魔
なかがわひろ...
自由詩
2*
07-6-15 2:34
食欲の底
〃
自由詩
3*
07-6-15 2:25
モノ
vi
未詩・独白
0
07-6-15 1:45
腑分け
麻生ゆり
自由詩
5*
07-6-15 1:06
パッセンジャーズ
Rin K
自由詩
43*
07-6-15 0:40
ディラックの空
たりぽん(大...
自由詩
14*
07-6-15 0:31
夏の生まれた日
ゆうさく
自由詩
3*
07-6-15 0:22
な
恋月 ぴの
自由詩
37*
07-6-15 0:03
ソネット 裏と表
月焦狼
自由詩
1*
07-6-15 0:03
加筆訂正:
ランドサット
/
モーヌ。
[09:39]
一箇所、表記を漢字から、ひらがなに変えました。
61rows, 1.02sec.