存在の収穫
jesusmihiomnia
太初の日、
神さまは大きな畑を耕しました。
そう 新たなる収穫を得るためです。
愛そのものである神さまは、
ご自分の愛の種を、
畑にまきました。
そうしてご自身のからだを輝かせて、
種を育てました。
光 雨 風 愛 をそそぎ、
伸びやかに健やかにそだてました。
恐れ 悪 自由を与え、
強くなれ 克服せよとそだてました。
こうして、
今も神さまの畑には、
色とりどりの花が咲いています
その花の名前は、
「わたし」です。
「わたし」の花は、
毎年実をつけ、種をつくります。
実は神さまに捧げられます。
種は自ずから畑の土に返り、眠ります。
新しい「わたし」を内包して、
次の年まで眠るのです。
自由詩
存在の収穫
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jesusmihiomnia
2007-06-15 10:36:07