いつもより早く起きて町に出たら 全てが違って見えた
鳥たちも起きていない まだ薄青い朝
人々の心 ....
 
 
 
悲しいわけでもない
嬉しいわけでもない
 
 
 
それでも涙が止まらな ....
今日が終わる
体の疲れ
笑顔
朝からつけていたコンタクトが
両目でうねっている
外して
 ....
ひとは切なくなりたくて

生身のひきだし持ちたくなる

それは薬にも毒にもなるけれど

 ....
女のバラードを

聴きながら夜を走る

坂道をあがるOLの背中

くずれそうな光

 ....
思い出してごらん

街路樹だけがもだす

蝉のなかない通りのことを


ぼくはきみを見 ....
{引用=ち}
ぼくたちの平坦な日常からは
{引用=ちち}
死が
{引用=ちちち}
あまりに ....
暗い部屋で
音がする

シュイーン
シュイーン

やたら歯切れの良い音が

ドアの ....
狭苦しい自分の部屋に
自然がなかったので
花を買ってきた
わずか数日でしおれていた

今度 ....

世の中との違和感に照準せよ

人々が称え 人々が愛するものに
腐臭を感じ取る己の感覚に照準 ....

きのう
蒔かれた種が
もう 発芽へ発芽へと
夏が至るまでのあいだ
止まらない
エスカレ ....
昔より恋は繰り返すものだから {ルビ亦心=またこころ}が {ルビ亦心=またこころ}を



 ....
辿る旅路の道端に
思い出の花が咲いていた。

幸せに咲いた花は枯れ
苦さにつけた蕾が揺れてい ....
100億のおっぱいを揉んだら今すぐに
立派になれるかな今までよりずっと
微乳が巨乳になる
貧乳 ....
気が付けば いつも
私を独占する 貴方がいます

無意識に なぜか
貴方を探す 私がいます
 ....
もしもし、オレだよ。
3年前、心地よい概念に吸い込まれたオレだよ。
ほら、何でも二律背反にしてし ....
   新緑はリビングの奥まで染みこみ
  薫風はねこぜとうなじを舐めまわす
           ....


四.五畳間
小さな巣穴

軟体生物になりきる

私はクラゲである
私は蛸である
 ....
コンビニにスキー客がやってきて
ハーゲンダッツに入ってスキーをはじめた
私はそのハーゲンダッツを ....
弟はいつの間にか
僕の背を追い越していた
身長をたずねると
三メートル五十七センチ
と言って ....
穏やかなニュースが部屋中に流れる

?英雄さんが殺害されました?

悪くない話しだ
英雄が ....
一度で良いから
真珠の館に住んでみたい

というのは
我が家の小さな家蜘蛛が
梅雨時になる ....


寄り掛かる

相手が欲しい

ちょっと

そう思った

独り が

最近 ....
台湾坊主荒れ狂ふニュース報ぜらる
吾家の前に鳩は遊ぶに

しきたりに鰯匂はせ豆まきて
平和を ....
                したたる、

水のひびきのなかに、私の声があ
ります。暗いここ ....

今、会いたい人がいます
否、ずっと会いたい人がいます

会えない時間が
愛、育てるのさ
 ....

振り返ったら
影法師しか
あなたの名残は落ちていなかった


雷雨が滑りこむ昼下がり
 ....
 窓辺で育てられた月光の花は
 子どもが{ルビ手折=たお}ってしまわぬよう
 朝日に昇華してゆく ....


かけ足に過ぎなかった

いまでもそれは
よくみえる


ほろにがい
夕暮れの日 ....
例えば僕が死んだなら
あの娘はどんな顔するだろう

例えば僕が死んだなら
あの人はどう思うだ ....
ある日、一人の姦淫殺しがいたから、おれたちの仲間だった存在の一人が、遺体になっていた。
結果、破廉 ....
【歌】――物語 歌(物語を背景に創作されたもの)
   ――時人の歌(童謡・謡歌などの社会的歌謡) ....
じいさんの手
畑仕事に追われて
ごわごわしたごつい手
悪さして殴られると痛い

じいさんの ....
ブラのホックを留めるのはうまいぜ
外すのはもっと得意だがね
心の掛け違いばかりだがお前とは

 ....
くさまくら
わがたびのほど
さきゆかむ
なみだしながる
いにしへのかは
コトバを上手く言おうとすると、
きっと下手になってしまう。

コトバを綺麗に言おうとすると、
 ....
雨に濡れてる紫陽花の
赤が濃くなるその花に
ほのかに光る銀の雨
一つ一つの音を聞く

そこ ....
気付いてみれば
そうか、俺たちは流浪しているのか
街の名前は今
4度変わって、新しくなった
 ....
               2007/06/12


クロッカス畑に
クロッキーを植えて
 ....
階段の一段目にある
農村を踏まないように
慎重に飛び越える
出前の人が誤って
畑の上に器を落 ....
ことばにならないこと
ことばにするから
やさしい

かたちをもたないもの
かたちにするから ....




あなたがいた
ある午後のことを
ただ
あおいビー玉と
して


ふと
 ....
部屋の机の上に飾られた写真立てに
うっすらと積もった埃をなぞって
ここで過ごした時の長さを思 ....


今日は、スタジオにモモンガーさんを御呼びしています

伝説のモモンガーさん、こんにちわ
 ....
犀川の 
芝生の土手に腰を下ろし 
静かな流れをみつめていた 

午後の日のきらめく水面には ....



ちぎられたもの
砕かれたもの
ひとつひとつに触れる指が
それらの色に染まりゆくさま ....


疲れてるけど可愛い妻よわが鳩よ福井の海の一夏の日に

わが心じっと離れぬこの家に妻よいつ ....
#6
        屋根裏の姫


廃屋となった古い旅館を安価で買取り、なにやら得をし ....
#5 
   一対の腕

それは決まって一対の腕で、上腕の真ん中あたりから唐突に存在してい ....
#2

  雨の魚

雨に濡れながら歩いていると
死んだ魚の匂いが漂ってくることがある ....
青空が映った瞳は
力強い光の匂いがする
その目が捕らえるものは
枯れた幹でさえも
息吹きが聞 ....
風ノ葉 

こころには 
埋まることなきすき間あり 
葉の揺る茶屋に 
独り佇む 

 ....
この感度で

気絶するなんて嘘だろ

水浸しになったまま

君は

魚のような眼をし ....
どんなに離ればなれでも

聞こえる歌声の持ち主は

当の昔に死んでいて

時空を超える
 ....
この腐敗したかたまりを越えて、わたしは空になる
「し」もなにもないそらへ

すべてをゴミ箱へ投 ....
静かな風の吹く中
揺れる想いは遠く渡り
遥か彼方
白い翼 悠々とはためかせて
消えていった
 ....
巨大な波が船を覆い被さって船員達は一気に目が覚めた
 ギラギラと照りつける太陽が眩しい
 船 ....
今日はMr.Childrenの唄です。
久しぶりに聴いて、ため息が出るほどほれ込んでしまいました。 ....
チャドクガもシュッとひと吹きぽとぽとと地面に落ちてあの世行きかな 同期の桜が散ったから、夏
些細な変化は時計によく似ている
受付の女の子は
朝からずっと
体温 ....

 陽も明瞭さにかけた頃
 ドアの向こうに
 霞んだ香水のにおいがあった
 机の上の花が ― ....
お家へ帰ろう。

きっと、この夜空より明るいよ。

お家へ帰ろう。

きっと、そのコーヒ ....
 その日も私はいつものように
べたべたの人ゴミをすり抜けて、
寂れた路地裏の小さなバーに向かって ....
この野辺に立って
空を 見送るばかり
風の吹く 五月

この水辺に座り
陽は高く
光は  ....
まっしろな太陽がおぼえたてのバタフライで大海を渡る。
どこがスタートでどこがゴールなのか誰も知らな ....
骨は 眠らないのだけれど
眠っているということにしたい
わたしたち

その上には
幼いころ ....
思い立って十一時半に神楽坂につくと、さなえさんが表に出ていた。自転車をおりて、お久しぶりです、と挨拶 .... 愛の向こう側へ逝ってしまった、アナタ

夢見ることも未来を語ることも無く

過去の想いが昇華 ....
恋なんてする時にするもんさ
そう悠長に構えているうちに
あと二年で三十路なわけで

休日の大 ....
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2007年6月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安らかな時間成澤 和樹自由詩107-6-12 23:59
気儘な秋桜未詩・独白3*07-6-12 23:13
午後十一時秋也自由詩1*07-6-12 23:10
生身のひきだし吉岡ペペロ自由詩207-6-12 23:07
思い出をつくらない自由詩407-6-12 23:05
蝉のなかない通りには自由詩107-6-12 23:02
おっぱい大覚アキラ自由詩5*07-6-12 23:01
自由詩0*07-6-12 22:57
ないものを入れてみるぽえむ君自由詩3*07-6-12 22:51
一人で孤独に開花せよいねむり猫自由詩4*07-6-12 22:47
播種期南 広一自由詩307-6-12 22:39
kokoro十六夜短歌107-6-12 22:37
『アルバム』見崎 光携帯写真+...5*07-6-12 22:34
おっぱい虹村 凌自由詩3*07-6-12 22:19
見崎 光自由詩1*07-6-12 22:18
現在は細部を足蹴にしてブルース瀬戸...自由詩9*07-6-12 22:16
ささやかな祝典信天翁自由詩307-6-12 21:57
休日独言赤月 要自由詩307-6-12 21:53
ハーゲンダッツ小川 葉自由詩1*07-6-12 21:48
てっぺんたもつ自由詩1407-6-12 21:21
ヒーローに殺害本能酸素の枷自由詩4*07-6-12 20:53
真珠の館蒸発王自由詩807-6-12 20:30
【 無 題 】李伍 翔未詩・独白2*07-6-12 20:25
16P 「短歌2」よりむさこ短歌5*07-6-12 18:22
したたる、岡部淳太郎自由詩23*07-6-12 18:15
*会いたい*かおる自由詩10*07-6-12 18:08
創書日和「窓」  さよなら士狼(銀)自由詩11*07-6-12 18:01
MOONLIGHT灯和自由詩4*07-6-12 17:59
夕焼け千波 一也自由詩17*07-6-12 17:54
例えば僕が死んだならkei99自由詩107-6-12 17:41
奥津 強自由詩007-6-12 17:35
古代歌謡と現代詩フォーラム紀茉莉散文(批評...107-6-12 17:26
じいさんeris自由詩4*07-6-12 15:10
よし、次は下着の歌だアマル・シャ...自由詩7*07-6-12 14:57
くさまくら殿様が得る短歌007-6-12 14:38
想いコトバ。狠志自由詩507-6-12 14:19
紫陽花の詩ぽえむ君自由詩10*07-6-12 13:12
ブルー・ブルー・ブルー雨宮 之人自由詩1*07-6-12 12:51
クロッキーあおば自由詩13*07-6-12 12:48
農村小川 葉自由詩407-6-12 12:34
ピース松本 涼自由詩1107-6-12 12:18
わるい頬A道化自由詩1407-6-12 11:41
白い病室あずみの自由詩7*07-6-12 11:40
モモンガーの唄那津自由詩307-6-12 11:03
犀川 服部 剛自由詩18*07-6-12 9:42
指と指木立 悟自由詩707-6-12 9:38
妻三首生田 稔短歌607-6-12 9:35
「ものとおん」#6リーフレイン自由詩607-6-12 9:30
「ものとおん」#5自由詩207-6-12 9:21
「ものとおん」#2−#4自由詩7*07-6-12 9:08
瞳の中の空小原あき自由詩28*07-6-12 9:00
〜金沢小品集〜  服部 剛短歌12*07-6-12 8:42
高感度無名自由詩207-6-12 7:00
「どんなに離ればなれでも」樂恩自由詩107-6-12 4:58
空を一粒白昼夢未詩・独白0*07-6-12 4:38
波間に朔耶自由詩307-6-12 4:14
海賊はじめ自由詩4*07-6-12 4:02
私の好きなうた相良ゆう未詩・独白107-6-12 2:37
ピレスロイド系秒殺ジェットA-29短歌1*07-6-12 2:33
考察 〈会社にて〉Tsu-Yo自由詩407-6-12 2:19
居場所 〜ヒナギク〜doon自由詩207-6-12 1:38
おかえり。狠志自由詩307-6-12 1:32
無色の人<月夜色の章ー1>萌歌散文(批評...007-6-12 1:17
野辺こむ自由詩1*07-6-12 1:09
繰り返し効果を最大限に生かそうとするとこうなるひろっち未詩・独白2*07-6-12 1:05
こむ自由詩3*07-6-12 1:01
カフェにて渡邉建志未詩・独白107-6-12 0:43
亡霊への哀悼鈴木カルラ自由詩3*07-6-12 0:38
希な望み松本 卓也自由詩207-6-12 0:25

加筆訂正:
ピース/松本 涼[18:28]
ちょっと直しました。
ブルー・ブルー・ブルー/雨宮 之人[12:52]
2007年06月12日初出。
繰り返し効果を最大限に生かそうとするとこうなる/ひろっち[01:05]
自由詩→未詩へ
69rows, 1.03sec.