夢よりも 何よりも お年頃    素敵なこと      
空よりも 海よりも パジャマ色  眩しい ....
雨の中 傘もささずに浮遊する 地下駐車場の黒猫の目

ストレスが主食なんだと君は言う ツナ缶なん ....
風に体をあずけて
夜の海が見える場所で
れもんを浮かべた水を口にする
海から運ばれる潮風は体を ....
植物園まで
あと40000キロ
悲しみの海を越える
憎しみの山を越える
いいんだもん
たく ....
初めて通る道なのに
なぜだかどこか知っている

誰が通るか知らないけれど
笑顔はどこか懐かし ....
昨日
コーギーが死んだ
飼い主の子供が、愛犬の名前を
呼びながら泣き叫んでいる

母親が愛 ....

晴れの日
照りつける太陽の下
汗の止まらない
ぬくい真昼
 ....


雨が降った後の夕日が顔をだし始めた時

あたり一面に広がるぬれた芝生と木々、ぬれたテーブ ....
父のときもそうだった
まるでネコのように
死ぬ前に片付けをはじめる
「死んでしむようで嫌だ」
 ....
絶滅にひんする

動物として生まれてくるとは

いったいどういう因果なのだろう

またそ ....
いのちでも

たましいにでもない

精神に吹いてくる風

それはどこか苛々としたもので
 ....


泣きすぎて喉を痛めた赤鬼に

少女はドロップ二つを差し出した




過去の狂 ....
火のないところに煙はたたない

まったく、その通りだ!

小三の息子がことわざに目覚めた
 ....

蒼深い川沿いに出来た村は振り向かない
軒先に草の影が乾いて揺れて
ひと足ごとに家一件
山奥 ....
城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる


大きなものに
 ....
現地で雇った通訳は

インド系シンガポール人だった

忘れ物をしたとかで

彼のトヨタでインド人街に ....
夜風

川風

人の臭い

油に濡れた

光の柱

頬をなぶる

ぼんくらの命

混沌のうちに癒す
 ....
振りかえり
見上げた空は

ゆうべ見た
夢のつづき

どこまでも高く
舞い上がっていく


「悲しみ」は噛まない、。」


この子が
尾を振る仕草の延長で鼻を鳴らしながら
 ....
何もない一日
何もないことの幸せ

ありがとうと
つぶやく

目には見えない
誰かに
終わらないことなど
一つとして無い



そんなこと
言われなくても
『知っていた』
 ....
鼈甲色の
瞳孔を携えている
その眼は
 
暇潰しにと
塵を捕らえて
いたずらに、世界を白 ....
世間から姿を消した歌姫が夜の番組に現れる
闇に憧れたその姿はどこか蠱惑的で
目があるはずの場所に ....
朝ご飯をつくる母のまわりは
今日もお腹を空かせた子供たちで大にぎやか
朝ご飯だけが仕事じゃない母 ....
森に架かった木の橋に 
父は手にしたカメラを構え 
木漏れ日と葉陰の揺れる{ルビ袂=たもと}に立 ....
覗く穿孔の先
しろい魚がいて
半透明の皮膚を
鈍く光らせては

時々憂鬱そうにそらを仰いだ ....
そらがなりやまないね
びがびかびかびか
きみがきたのかな
まどをあけたくなった

あめがつ ....
「夜の守日の守に守{ルビ幸=さきは}へ賜へと 恐み恐みも白す」

踊れや 踊れ
妖かしの刻 ....
扉から 漏れる 白熱電灯
白檀の香 しめやかに 香り

私は この仏間に
この世のありとあら ....
砂漠を おいかけて
雨売りが やってくる
ひからびた たましいを
みつけては あしたの歌で
 ....
「 この世の外なら何処へでも ! 」 
という最後の詩句を読んだわたしは 
「 転居先 」につい ....
虫刺されがかゆくて

かいていたら跡が残った

外を見ると

強い日差しが差し込んできた ....
路上に{ルビ棄=す}てられて 
崩れた米の{ルビ塊=かたまり}  

割れた破片のまま 
空 ....
世の中にはいつも恋が溢れている
そこかしこ失恋も含めれば
見渡す限り恋が溢れる

若きものは ....
あなたは父親似ですね
どことなく男っぽい
手だけ見るとまるで文学青年のよう
父は文藝春秋が好き ....
ばっぱ、こねえだ小川さんえのカッチャ飲んでら、ママはいってらお茶ッコけれ。

ママはいってらお茶 ....
これはエゴなのだろうか?

あれ程激しく

憎んだエゴが


こんなにあなたを

 ....
『夢』掴まえに、君とゆこう。  蒼い約束の地は
 遥か遠くで息づいている

 流れる雲の下
 芝生に仰向けで横たわり
  ....

甘い香りで誘って

あなたを虜にするの

早く見つけて

真っ白な本当の私を
書き人知らずの本でした
棚から引き抜き
いくつかの確かな硬貨を払い
手に入れたというのに
ふ ....


食器棚の上で昼寝をしている猫のシッポが
だらりと垂れ下がっている

でもお刺身のパック ....
ほんとうのことをあなたに
たくさん
贈りたいのだけど

なぜだか

きっとあなたは私のこ ....
この橋を渡ると あのこの家に着くの?

 --うん、そうだよ。

どうして?

 --ど ....



穏やかな日々の陰からはみだした恋という名のあてなき手紙


忘れたい忘れよう忘れら ....
ある意味たとえ意図的にであっても、作品に対しての批評の活性化を目指し、詩作者、批評家が切磋琢磨する場 .... キミは私に言ってくれた。
しっかり私の目を見て。

誕生日おめでとう。

それだけで私の顔 ....
かろやかに
自転車を漕いでいた風は
あの日、突然
吹くことを断ち切られ
いまは
病院のベッ ....
ボンボリつけて
ビーズの蝶々付けて
学校に登校する
革の手袋する

先輩にもらったキーケー ....
夜の気配に触れて
私の思いは
満点の星空へ解き放たれる

決してあなたの前では形にすることの ....
 
ちょっと開いておくれ。
 私の人が見えるから。
 
ちょっと騒いでおくれ。
 私の人が ....
帰宅する途中
コーンスープの匂いがする
家の前を通りかかる
中から男女の諍いの声が聞こえてくる ....
同じ詩を何回もアップしてみる反復の一つ一つをただの反復というのは詩ではないと思う 同じ詩を何回もアップしてみる反復
場が時間とともにずれるときは
りんごが赤茶けるよう
同じもの ....
同じ詩を何回もアップしてみる反復
詩が生きる場所は世界に一つと規定されるものでもなく
工事現場に置かれた
大きな平面板は
空に流れる白い雲を見ながら
あの雲のように
自由に流れた ....
酸欠気味だから
口から泡が立ち上らない

痛みは初めの内だけで
慣れてしまえば
麻痺してし ....
思わず口から飛び出しそうになるほどの衝撃。
受けた打撃はヘビー級。
関係性はオブラートのように薄っぺ ....
互いの心に根をはって
咲いてくる花がある

咲いた花なら散るのが定め
散った花びら互いに撒い ....
甘え甘えて箱入り娘
とうとう三十路ひとりきり
必死でいきないこの30年
努力しなかったこの30 ....
 
  あの
  しずかな箱のなかに
  とじこめられる 
  ふたりきりで 

  わ ....

 悲しいときは
 笑うのが一番 
 何も知らないあなたは
 全てを隠す僕のよこで
 無邪 ....
君が勢いよくカーテンをあけるから
まさに零れ出ようとしていた光が
勢いよくぼくを包み込む
その ....
水暗きなかに閃光突き刺さるまじわる場所は色彩なき場所

青春の色彩すでに忘れたり鳥飛び立てる後の ....
            2007/06/02


単純な飛行機を飛ばす
ゴム動力でプロペラを ....
朝露に光る姿は艶やかに彩り添える紫陽花の花


清流に若鮎跳ねる今もまだ大志をせなに雄飛を胸に ....
雨の夕暮れ
うそはまばたき

影の下
ぼくはうそつき

路面をみてごらんよ
路面を
 ....


遠く 台所 で唸る 冷蔵庫のテノールに

ありもしない 旋律 を

重ねて

 ....
笑っちゃうよな
愛してるなんて
空飛ぶよ
君のため
ドロヌマさ
カメさん

あきれちゃ ....
歩いた
俺は歩いた
俺はいつも一人ぼっちだ
だから歩いた

となりの町へ
隣の県へ
隣 ....
あいつまた6を出した

あいつは5だ


うらやましそうな顔をして

みんなを見てる
 ....

青色と赤紫色
重たい宙をかいて 混ざり合おうとする
あの思い出
あの肌の{ルビ音=ね}
 ....
明るいのは苦手だ。

明るいととても落ち着かなくてドキドキする。苛々する。

早く夜になれと ....
人間(ひと)は成長するもので

とても短い間で変わってしまうもので

目を逸らしたら見失って ....
私が何を想おうと、決して何も変わらないのだけれども。


心配だよ。不安だよ。

貴女は今 ....
黄色い、アジサイが咲いている。
黄色いアジサイは、
ホントは泣いているのだ。
土が汚くて、水が ....


ことばは暖かくて、
いかりは凍えるほどで、
胸を刺すいたみは 焦げてしまいそうで、

 ....
レンゲに染まる
蓮華にソマル
池がゆっくり
蓮華に染まる
咲き乱れ
咲き誇り
私に何かを ....
見上げてみろよ
穹は鉛だ
のっ、ぺり とした 灰色!
今にも落ちてきそうだ
灰色!  ....
 
自分が千年近く生き続けることになるなどと
知るよしもなかった少年時代の{注メトセラ=メトセラ ....
彼女のささやきは
太古の空に置き忘れた 君の本当のイニシャルであったり
気づかれぬまま 君を愛し ....
さあ先着順でございます。
論理的に言えば、早くしないと失くなります。
せっかく理屈から昇華したば ....
 今の時間から親友が集まる木の上の秘密基地へ行く
 夜も更けて満天の星空が顔を出している 月の時計 ....
今日も螺旋階段が鳴っている。

カンカンカン。

私を動かしている
その螺旋階段は、
い ....
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2007年6月2日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パジャマ色北大路京介自由詩19*07-6-2 23:59
こぼれおちるもの(其の四)快晴短歌5*07-6-2 23:49
暗闇れもん暗闇れもん自由詩607-6-2 23:38
植物園にてピッピ自由詩807-6-2 23:18
懐かしい道ぽえむ君自由詩15*07-6-2 23:09
コーギーリスト自由詩207-6-2 22:56
赤くぬるむ肌自由詩007-6-2 22:55
楽園でねむるわたし自由詩107-6-2 22:44
兆しyoyo自由詩6*07-6-2 22:35
ナイトサファリ吉岡ペペロ自由詩607-6-2 22:30
精神に吹いてくる風自由詩207-6-2 22:27
ドロップドロップ自由詩2*07-6-2 22:26
煙で思い出したことがある吉岡ペペロ自由詩107-6-2 22:23
八女のさつきsoft_m...自由詩8*07-6-2 22:10
異国の月吉岡ペペロ携帯写真+...707-6-2 22:08
フラワー携帯写真+...207-6-2 22:07
川風携帯写真+...107-6-2 22:05
夢のつづきweed &...携帯写真+...2*07-6-2 21:49
「悲しみ」は噛まない、。」焼石二水未詩・独白7*07-6-2 21:46
何もない一日weed &...携帯写真+...1*07-6-2 21:37
必然秋桜自由詩6*07-6-2 21:28
きらめく山中 烏流自由詩6*07-6-2 21:21
歌姫2暗闇れもん自由詩207-6-2 21:16
家族小川 葉自由詩507-6-2 21:10
汚れた庭球 服部 剛自由詩807-6-2 20:52
せんこうICE自由詩6*07-6-2 20:52
いなずまゆうと自由詩4*07-6-2 20:49
舞巫女踊りてルーファウス...自由詩107-6-2 20:49
仏間アハウ自由詩607-6-2 20:46
そろもん(雨季の話)みつべえ自由詩507-6-2 20:38
日々ノ契約 服部 剛自由詩11*07-6-2 20:37
森下 流華自由詩2*07-6-2 20:08
門 服部 剛自由詩707-6-2 20:00
捨てるぐらいの愛でいいからアマル・シャ...自由詩5*07-6-2 19:58
小川 葉自由詩207-6-2 19:56
ばっぱの思い出自由詩507-6-2 19:22
矛盾?森川仁自由詩007-6-2 18:29
掴む愛心携帯写真+...1*07-6-2 18:05
信じてるから山崎 風雅自由詩607-6-2 18:01
りんごあめ優羽携帯写真+...8*07-6-2 17:53
書き人知らずロカニクス自由詩707-6-2 16:38
バレバレいねむり猫自由詩4*07-6-2 16:28
ほんとうのことuminek...自由詩8*07-6-2 16:13
自転車でかおり自由詩7*07-6-2 16:09
そっと泣いた日さち短歌11*07-6-2 16:08
現代詩フォーラム批評ギルド過去ログ倉庫07-6-2 15:07
ありがとう叶多自由詩2*07-6-2 14:49
それでも風は草野大悟自由詩10*07-6-2 14:18
中学の時ペポパンプ自由詩7*07-6-2 12:46
夜の気配いねむり猫自由詩507-6-2 11:58
睡郷飴森自由詩307-6-2 11:52
粘度たもつ自由詩1307-6-2 11:41
イダヅカマコ...自由詩007-6-2 11:39
自由詩107-6-2 11:37
自由詩007-6-2 11:34
膨らむ板ぽえむ君自由詩12*07-6-2 11:19
酸欠クリスタル純情乙女虹村 凌自由詩3*07-6-2 11:14
告白むくげ携帯写真+...207-6-2 11:07
紅い薔薇アマル・シャ...自由詩5*07-6-2 10:58
花と林檎と酒yoyo自由詩4*07-6-2 10:15
上昇渡邉建志未詩・独白607-6-2 10:04
慟哭くるす.wh...自由詩1*07-6-2 9:17
朝の静かな領域村木正成自由詩17*07-6-2 9:02
色彩短歌6*07-6-2 9:00
大成功あおば自由詩17*07-6-2 6:12
水無月秋桜短歌11*07-6-2 5:44
路面蔦谷たつや自由詩16*07-6-2 3:24
夜 想 曲李伍 翔自由詩107-6-2 3:05
隣人さんkei99自由詩307-6-2 2:45
Go WestあveC自由詩307-6-2 2:27
ダイス夕凪自由詩507-6-2 1:54
あじさいたちばなまこ...自由詩9*07-6-2 1:16
闇夜ユキムラ自由詩107-6-2 1:06
意味するもの自由詩107-6-2 1:05
彼女への手紙自由詩007-6-2 1:04
アジサイ麻生ゆり自由詩3+*07-6-2 1:01
リュウセイ自由詩2*07-6-2 0:47
幼い歌秋也自由詩1*07-6-2 0:41
灰色オセロ朝原 凪人自由詩2*07-6-2 0:33
メトセラ抄楢山孝介自由詩7*07-6-2 0:28
ささ氷水蒸流自由詩707-6-2 0:08
先着順の世界ブルース瀬戸...自由詩407-6-2 0:05
秘密基地はじめ自由詩6*07-6-2 0:02
DNA麻生ゆり自由詩2*07-6-2 0:01

加筆訂正:
幸福の内のいつか 改/逢坂桜[09:05]
大幅追加。すきな人の言葉で天国にも地獄にも行きます。
84rows, 1.12sec.