きみ、ひとりだった
たくさんたくさんいるなかまのなかで
きみ、ひとりだった
すいすいおよぐなか ....
咽るような熱に包まれた朝
日向を避けて裏道に入る
いつもと違う通勤路
ほんの少し吹いている ....
沈んでた黄色い潜水艦で
深海魚が宇宙旅行に挑戦
マリンスノーに逆らって
ゆっくりとそらに向かう ....
その日、だれかに呼ばれたような気がして、家から外にでた。近所の、さくらの並木通り、書店でコミック雑誌 ....
ねえ、コーマ
ひた走る夏がまたやってきたよ
クルクルと
額を通り過ぎる光の群れ
君は開け放し ....
理想というものは
一人一人にあるもので
それぞれが素敵なことを想い
それはとても美しい
....
紫陽花が咲き乱れるそんな雨の日には
ひっそりと人は死んでいくのだと
昔 誰かに教わったような ....
ワインレッドのテーブルクロスも
柚子色のお気に入りのリキュールも
ブルーに光るラ ....
街の灯の点り初めたる夏の果て
貴女を悲しませるものから
守りたいと願うこの想いも
夏の白い素肌に幻惑された
罪深い目からの着 ....
散り散りに成つて立ち止まる、僕等の目指したあすこは、
もう霧に霞んで見えなく成つた。
....
けだるい午後に寝転んでタバコをふかしてダラダラ
知らないうちに僕もオッサンになっていた ....
桜の淡桃色は その下に人の死体が埋まっているから…という
噂を子供らが集まってヒ ....
Subject: 荒川七丁目【スギユクトキノコエ】
Date: Thu, 24 Aug 2006 ....
電柱下の掌ほどの地面に
可憐な顔を寄せ集め
行過ぎる車の排気ガスに
小柄な身を揺すつてゐる
....
時の生まれた日を
誰も 知らない
この先の永遠を
誰も 知らない
ヒトの生まれる
その ....
光線を照射する角度を
特定すれば
ヒトの衛星にも画は届く
彼らは知らない
いのちを育むのに
....
少年の庭に咲かれた一輪の花
匂われて
光られて
やがて散られてゆく
そんな花の花
の花の内 ....
改札を抜けるように明日が来るのです
明日が毎日、未来であると信じるひとたちが
道端にこぼれて ....
僕はまるで
息をしていないようなんだ
自分の窓を締め切って
泡一つだそうとしない
呼 ....
初恋の人の名前を呼ぶように遠い花火は音だけで咲く
宵かがり すくい上げられひと夏を共に過ご ....
二人で映画に行った、あの日の日差しと同じだね。
今日も情け容赦なく焼きごてを押し付けるように降り注 ....
そう、処置された者達。
醜いか
否
美しいか
是
その身に抱えられた2つの半月 ....
{引用=
まるで見通せない
乳白色の霧の中
時折 虹色の燦きが
不 ....
ヒーローは敵を倒す 俺たちの憧れのヒーロー
人殺しの道具を駆使 時には街をも破壊する
逮捕な ....
辛く悲しい時もあり
楽しく笑う時もある
変わる気持ちの一日は
時を過ごした有である
切な ....
僕には、
{ルビ鈴香=すずか}、{ルビ京香=きょうか}、{ルビ由香=ゆか}の三姉妹がいました
{ ....
海はまだ広がっているけれど
ぼくはもういらない
―窓を閉める―
室内が ....
別れ際 きみが
そんなめ を するから
真夏の夜の帰り道
僕はコンビニでソフ ....
一.
俺の知らない赤で
雲が光の中で
死んでゆくんだ
今も
おまえの知ら ....
「月曜日(28日)に論文を提出しなさい」と言われて、
急いで論文を書いた。
だけど、「提出は ....
「あんたがいなかったら
こんな家、出ていくのに
だから早く自立してね」
私はお荷物でし ....
小瓶に詰めるものは
失くしたものなのです
悲しいものなのです
いいえそれとも
ザラメ ....
悲しみも喜びも 苦しみも楽しさも
すべての感情は ただ私の上を通り過ぎてゆくだけ
なけなし ....
千綿!
風が
燃えてる
僕らの
心のように
長い
カーブ
もどる
ことない
光 ....
別に
しなくてもいいことばかりだったころと
しなきゃならないことばかりのいま
ほんとうにそ ....
2006年8月26日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぺんぎん舎にて
はなびーる
自由詩
4*
06-8-26 22:59
いつもと違う通勤路
松本 卓也
自由詩
1
06-8-26 22:53
深海魚の宇宙旅行
下門鮎子
自由詩
2*
06-8-26 22:35
コミック雑誌
光冨郁也
自由詩
11
06-8-26 22:25
コーマ
ふるる
自由詩
10*
06-8-26 22:25
理想は自分でしか創れない
ぽえむ君
自由詩
4*
06-8-26 21:35
対決!VS フラワー団総統(雨の日と紫陽花とMr.チャボと)
角田寿星
自由詩
5
06-8-26 21:22
スイートキャッスル
美雨
自由詩
0
06-8-26 21:12
夏の果て
A-29
俳句
1
06-8-26 21:09
貴女を悲しませるものから
不可思議な少...
自由詩
2
06-8-26 20:58
蜘蛛
岸
自由詩
1
06-8-26 19:32
知らないうちに
山崎 風雅
自由詩
4
06-8-26 19:16
面影橋
しいこ。
自由詩
2*
06-8-26 17:15
Subject: 荒川七丁目【スギユクトキノコエ】
〃
自由詩
2*
06-8-26 17:13
菫に寄せる哀歌
杉菜 晃
自由詩
5*
06-8-26 17:09
23、時の流れ 【ときのながれ】
雨宮 之人
自由詩
0*
06-8-26 15:47
月に降る雨
吉岡孝次
自由詩
2
06-8-26 15:34
夏
葉leaf
自由詩
16
06-8-26 15:24
駅・秋葉原
たりぽん(大...
自由詩
15*
06-8-26 14:43
くうきのさかな
ANN
自由詩
2*
06-8-26 13:58
レトロ
ソマリ
短歌
14
06-8-26 13:51
「君に幸あれ」
広川 孝治
自由詩
0
06-8-26 13:25
splendid slippers
実夜
自由詩
1*
06-8-26 12:33
オパール
まどろむ海月
自由詩
3*
06-8-26 12:23
Genocide Man
電脳ノコギリ
自由詩
0*
06-8-26 11:51
美は流れる
ぽえむ君
自由詩
7*
06-8-26 11:19
『鈴香』
士狼(銀)
自由詩
8*
06-8-26 9:34
今閉じていく夏
杉菜 晃
自由詩
9*
06-8-26 9:20
ソフトクリーム
ナイトー
自由詩
3
06-8-26 2:51
血の匂い
水在らあらあ
自由詩
34*
06-8-26 2:44
深夜の心境
海月
自由詩
0
06-8-26 1:24
ねぇ、お母さん
fuchsi...
携帯写真+...
2
06-8-26 1:20
ラジヲ星
七生
自由詩
7
06-8-26 1:17
空虚
樹々
未詩・独白
3
06-8-26 1:06
千綿へ
A-29
自由詩
1
06-8-26 0:56
別に
蒼木りん
未詩・独白
1
06-8-26 0:32
加筆訂正:
23、時の流れ 【ときのながれ】
/
雨宮 之人
[15:48]
2006.05.08初出。改変なし。
『鈴香』
/
士狼(銀)
[09:43]
我が家の緋目高には名前がついていて。一番体の大きい子が「鈴香」でした。そして子食い。不謹慎ですが投稿
血の匂い
/
水在らあらあ
[03:00]
もう変更しません。すいません。
36rows, 1.05sec.