嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事
逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火
何も奪わ ....
母は
随分と老いたけど
声は変わらない
母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれ ....
{引用=「愛とは{ルビ何=なん}ぞや」}
冬目 景さんの「イエスタディをうたって」の一巻のある ....
☆きら☆きら☆おほしさま☆
そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
き ....
街頭が射す光の行く末
暗闇の公園を照らす
きらり、輝く
携帯電話の{ルビ付属機能=メ ....
レイン レイン
降りやまぬ雨
はじけ したたり
集まり 流れ あふれ
激しく ....
ぼくは詩人
幻は時に
現実までをも映しだす
今日もまた
夜の散歩をしていると
....
祈り と
と複数の 層に
....
空白の空間に立つ彼の前には、
「{ルビ0=ゼロ}」の文字が浮かんでいた。
「0」に足を踏み ....
解かれるものがあって
解けないものもあって
元気ですか
その言葉だけで繋がっている
わた ....
信じたいと思えば
それだけで強くなれる
聞く耳を持たないのではなく
揺るぐ理由がないのだか ....
葉の塔が
空へ到き ゆらいでいる
ふたつに見ると
ふたつに見える
わ ....
芝生の上のような キップルいっぱいの仄暗い室内のような
エッチングのごとき輪郭となり 紗の薄さ ....
水の中に
カエルが一匹
鳴いている
失わないと分らない
寂しさがつのる
悲しさが零れる ....
いつか
鳥になろうと
思って
空飛ぶイメージトレーニングをしたら
低空飛行しかできない
雀 ....
青ざめて
心臓がドクドクする
そんな体験を
過去にもした
体は小さくて でも受け止めなきゃっ ....
詩はいつも夜明けの相貌
足の記憶をひもとく余裕もなく
私は迷う
自らの足を踏みつけながら
置 ....
ジョニーは昔バンドをやっていた
ジョニーはギターでヴォーカル
音楽の才能は全くなかったが
どう ....
すべてをわかった瞬間
羽根が風を駆け上がるように
あの空に溶けてしまうかと思った
それほど あ ....
バスに小川が乗ってきた
どこにも流れることのできない小川は
だらしなく床に広がった
立 ....
もうそんなに刺激が欲しい年頃でもない
とつぶやきはじめて
ヘアーサロンへ消えてゆく
それでも
....
私のホームページのゲストブックが荒らされてゐる。
毎日のやうに、扇情的なメッセージが書き込まれる。 ....
屋根と空
ふたつの雨が話している
風の色は 庇に重い
遠い音 遠い文字
木々をふ ....
木はただ黙ってつっ立っているのではない
両
う
....
缶コーヒーを手の中で温めた
缶コーヒーを手の中で温めた
沸騰する前に プルトップをカシャッと ....
君はまだ起きてこないね珍しく 焦げたトースト急いで隠そう
私より長い睫を持つあなた 思わずビュ ....
空っぽの部屋にあいた穴
どうすることもできず
漆黒の淵にむかって
ネズミ除けスプレーを乱射する ....
西瓜を
ノートで割って
ペンで食べた
残ってい ....
君が飲んでる紙パックのジュース
一口もらったら
甘くて溶けそうだった
空になった紙パックの ....
ぼくは詩を書きたい
大切なのは
苦労して得たものではなく
苦労していることである
今 ....
バラが咲いた
灰色の地衣類コンクリートブロックに這い上がる
暗い庭に真っ赤なバラが
古い光 ....
となりの子供のはしゃぎ声が
いつも通り聞こえてきて
おもては晴れだから
外出しなきゃな ....
今は懐かしきマールボロ
君はもう手の届かない場所へ
あのまろやかで
優しい ....
好きな人に
好きって
「告白できる」日が
人生のうち何日あるだろう?
死ぬ間際に考えてみ ....
一体どこにいたのかと
なぜ自分が見えるのかと
だから記憶には創られたものがある
虫も緑も陰る飛 ....
空が欲しい・・・・って
ずっと想ってた
薄暗い部屋に
頑なに独りいる時も
....
悲しまないで
今のこの状況を
大いに楽しもうよ
学校なんか行かないで
ガラスの国を救いに行こ ....
欲があること
人を羨むこと
にくしむこと
嬉しいと思うこと
悲しいと思うこと
楽しいと思う ....
お花の咲いた畑から
飛んできたのは白い蝶
夢の中まで飛んできて
私を好きかと訊ねてる
ほ ....
テレビ画面が泣いてます
どうしようもなく
うるさく泣くものだから
フサフサのすね毛で蹴 ....
競争世界にポツリと置き去り
僕なんていなくても世界は回り続ける
幼き頃から学んだ教 ....
貧血で倒れ授業を欠席すトマトジュースを飲むベッドの上
静岡に住んでる親に我が病伝えられずに留年 ....
がんばれ女子高生
君らは今めちゃめちゃ好奇の目にさらされてるけど
がんばれ女子高生
チャリ通の ....
じいちゃんが夕涼みしてる
静かに 静かに 黙って 黙って
ぼんやりと煙草を吸いながら
縁側 ....
君と僕は
いつもケンカばかり
傷つけて
傷つけられて
それでも
君が好きだから
一 ....
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。
人間というものを。
私たち ....
ヴェニチをべにちとよんだわたし
コートは羽織るもの
ヒルは這うもの
ひねもすとはそういう
生 ....
材料
200mlくらいの牛乳と100gのポッテリバター
間をとって150gの小麦粉と
砂糖は8 ....
夜行性なのか
夜になると元気になる婆が
大声で機嫌よくも
喚く濁声
お盆を過ぎたころ
わた ....
2006年7月1日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
線香花火
藤原有絵
自由詩
7*
06-7-1 23:27
母
さくらほ
自由詩
16*
06-7-1 23:17
疑問
海月
散文(批評...
0+*
06-7-1 23:04
*七夕恋慕*
かおる
自由詩
6*
06-7-1 22:36
月に、走る。
海月
自由詩
0*
06-7-1 22:35
レイン
まどろむ海月
自由詩
5*
06-7-1 22:11
ぽえむ君−幻夜−
ぽえむ君
自由詩
5*
06-7-1 21:52
sweets
静山和生
自由詩
3
06-7-1 21:46
「 0 」
服部 剛
自由詩
6*
06-7-1 21:29
いつかインターネットでこの詩を読むであろうあなたに
tonpek...
自由詩
23*
06-7-1 20:52
一方通行
彰
自由詩
1
06-7-1 20:39
ノート(陽雨)
木立 悟
未詩・独白
2
06-7-1 20:23
Across The Water
クリ
自由詩
2*
06-7-1 20:11
ナベちゃん
ペポパンプ
自由詩
3*
06-7-1 20:00
不器用
しいこ。
自由詩
2*
06-7-1 19:32
ユーミン
〃
自由詩
1*
06-7-1 19:07
迷路、あるいは疲労した道
岡部淳太郎
自由詩
9*
06-7-1 18:32
ジョニーのロックンロール
しゃしゃり
自由詩
4
06-7-1 18:04
蒼の軌道
でこ
自由詩
3*
06-7-1 17:54
最初に
たもつ
自由詩
18
06-7-1 17:39
即興:音速パンチ
AB(なかほ...
自由詩
1
06-7-1 17:10
荒らしに告ぐ
三州生桑
散文(批評...
6
06-7-1 16:39
午水譜
木立 悟
自由詩
3
06-7-1 16:36
木
杉菜 晃
自由詩
4*
06-7-1 16:00
ハワイアンブレンド
しいこ。
自由詩
3*
06-7-1 15:49
当世恋人事情〜きぬぎぬのうた五七五
AKINON...
短歌
4*
06-7-1 14:27
引き出し
iloha
自由詩
8*
06-7-1 12:52
夏に似たもの
かぜきり
自由詩
4*
06-7-1 12:31
たぶんピーチ味
Keico
自由詩
5*
06-7-1 12:28
ぽえむ君−石道−
ぽえむ君
自由詩
4*
06-7-1 12:25
夏の庭
まんぼう
自由詩
4
06-7-1 11:57
どうせ同じ毎日
tibet
自由詩
6*
06-7-1 10:56
遂に煙草値上げ
蟻
自由詩
1
06-7-1 10:31
幸せな日
ZUZU
自由詩
5
06-7-1 9:02
草の上、翼の下
吉岡孝次
自由詩
2
06-7-1 8:18
目覚め
まほし
自由詩
14*
06-7-1 7:24
万華鏡御伽噺
宙空 心
自由詩
1*
06-7-1 6:50
人間の証明
プル式
未詩・独白
3*
06-7-1 6:43
恋の空・海の夢
〃
自由詩
2*
06-7-1 5:49
横になって リモコンを押させられる
ヨルノテガム
自由詩
3
06-7-1 5:45
負け犬の遠吠え
山崎 風雅
自由詩
7*
06-7-1 4:29
【短歌】体調を崩しやすくて
壺内モモ子
短歌
3*
06-7-1 4:09
がんばれ女子高生
プル式
自由詩
5*
06-7-1 3:45
そっちはどうだい
〃
自由詩
10*
06-7-1 3:12
ケンカ
えりす
未詩・独白
1*
06-7-1 1:18
後ろでは軽い調子の音楽が流れています
狩心
自由詩
17*
06-7-1 0:38
ヴェニチ・コート・ヒル
黒川排除 (...
自由詩
3
06-7-1 0:11
おいしい人のおいしいケーキ 〜ショートケーキ〜
アサリナ
自由詩
10*
06-7-1 0:10
や
蒼木りん
未詩・独白
4
06-7-1 0:03
加筆訂正:
「 0 」
/
服部 剛
[21:35]
200作品目の投稿詩です。今迄読んでくださった人と、これから読んでくださる人に感謝を込めて。
動機もなく、引きずられるがまま
/
下門鮎子
[13:28]
最終聯2行目の「べっとりと」削除
いる
/
下門鮎子
[13:18]
最終行を変更
想い川
/
七尾きよし
[01:17]
改行を変更しました。
49rows, 1.02sec.