深々と 深々と
降る雪は
空からの手紙
地面に落ちて
消えて 積もって
その存在を示す ....
金田一耕助は、
はたして自分が小説の主人公だと思った事はないのだろうか?
あまりにもよくでき ....
『じいちゃんとたばこ』
ねぇねぇね ねだる先には爺様のまあるい輪っかがプカプカ浮かぶ
天 ....
足並み揃えて歩く新兵さんは
どこか物悲しげで
それを見送る白いドレスの女の子は
真っ赤な唇で ....
見えぬが故に
彩り溢れ
語れぬが故に
言葉繁り
聞こえぬが故に
音色輝く
何れが引き ....
少しづつ 咲く花も
少しづつ 枯れる花も
同じ時の中で 生を流れる
めざめて
め ....
あなたの黒髪を
巻き付けて
どんな電流を流せば
私は磁石になるのか
あなたのコイルで ....
青い表紙アルバムの
厚さの分の年月と
重さの分の思い出が
一頁めくるごとに
セピアの匂い
....
夜の鳴き声に目を覚ます、
右手に残った青いインク
思わず舐めながら
指を折って過ぎた日々を数え ....
ジーザス、許して御呉れよ
6枚切のパンを買わずに8枚切のパンを買ってきた女を
万年床で殴り殺した ....
言葉よ
臆病にならないで
勇気をだしてそこから飛び出しておいで
ふたりの唇は
こんな近く ....
草原を駆け抜けるのは
怠惰な 者
名は 丸く
彼は 賢い
自由へと 紫煙が
上がってい ....
たがいに ガラスの顎を
つきだして うちあった
なかまたち 言葉はいつでも
致命傷になるから ....
牡丹雪の日は君を迎えに行く
傘は持ってゆかない
いつだって
君は雪を掴もうと傘を飛び出してゆく ....
生まれたことを
ふだんから考えているかわからないで
生まれたことにささる月影がきれいで
わ ....
幹さん詩の朗読を教えてください
というメールがさいたま県草加市の女子高生から来たので
月曜に池袋 ....
人は死んだらどうなるのか?
死んでからでも好きにするとよい。
だから ....
くじら 大きな水 おしのけ
くじら 大きな水 のみこみ
くじら 大きな力
およぐ すすむ ....
かすれた声で
おめでとう
実家からもってきた赤飯は
冷たくておいしい
氷のようだ
誕生日
....
冬は真っ白いんだよ
いつもと同じ笑顔で君が言ったんだ
息も雪も白いよ
空にしても、景色 ....
ころがってゆくならば
さいごは
ざぶんと海へ
逆さまに落ちてゆく
かろやかに舞うならば
....
意味がない、甘いコーヒー
意味がない、君の入れる紅茶
無駄のない、動作で茶を入れ
....
別れは
恋のデフォルト
だから
デザート
みたいなもんです
あなたの胸に
魚群探知機
押しあてて
耳を澄ませて
あと
どれくらいありますか
時間 ....
すき
きみがぽいんとをいれた し は、ぜんぶすき
よまなくてもすきで
よまないのに、ぽいんと ....
年が明けてから まだ太陽を見ていない
外には{ルビ只=ただ} 冷たい雨音
静かで薄暗い正月 ....
喪中はがきのイラストに
スズランの写真をのせてみる
あの人は 花が好きだった
だから もう
....
ぼくは孤独を満喫していた
一人でいるとこうも時が過ぎるのが
遅いんだなと
ぼくは昨 ....
心がきしんだ音がして
心配になっておびえていた
ぜったいれいどぼくの体の
心は氷っ ....
ぼくは何も感じなく
ただ破壊を繰り返していた
誰もぼくのことなんかなにもしらないのに
....
鱗粉を 撒く蝶々を 姉が追い「もう帰ろうよ」「行かないでよ」 ねぇ
死してなほ国歌と定めし売女 ....
触覚で考えてみるとこうだ
たとえばいまきみが四六時中スーツである必要があれば世界は終末をすでにむか ....
歌うのが好きなんです
とても自由になれるんです
気持ちいいし温かいし柔らかい
とても幸せになれ ....
古里の小高き丘の菩提寺に
雪をかむりて立ちあらむ
{ルビ墓石=いし}に刻まれし名のあ ....
朝がきたら夜の
かけらをまとい
眠りがつきたところから夢の
つづきをひろって
めざめよう タ ....
ちょっと前までTVゲームがすごく好きでした。
両親に一日一時間と厳しく決められていて、
思うよう ....
ある日、大学の売店で飲みものを買いました。
三十九ルーブルだったので、十ルーブル札を四枚だしました ....
冷蔵庫の霜取りをしたら/恋人が出てきた/
最近見かけないと思ったら/こここんなとこにいたのか/
ツン ....
めぐりめぐる星雲に
招かれたまどろみは
開かれ 闇の中
光りが生まれ
現し夜は閉じら ....
数時間後の漏洩は私へのともしび
幾千の細胞が剥がれ落ちた皮膚には深い溝が
も ....
チンすれば温まるものばかりなら一緒に心も入れていいかな
「大好き」のハートの絵文字に隠された本 ....
「プルコギは
プルっとしてるコギですか?
それとも
コギのプル夜ですか?」
韓 ....
プロント入ったアキバのサテンで
何故か君に出会ったよ
孤独な魂の叫びを聴きたいと
君は誓いのリ ....
明日こそ川本さんに告白するよ
それが最後に聞いたあいつのことば
僕は ....
あの人のお墓を作ったよ
ほら見えるでしょ?
穴を掘ってそこにあの人を
花一杯にして埋めたの
....
僕は切れかかった
わびしい蛍光灯
精液みたいな半透明
粉々に砕けるガラスと
....
叶えたいことがあるんだ
どんなに遠い道のりでも
きっと そこまで 辿り着くよ
変わることは ....
眠る、寸前の浅い水温に
浸す指先の薄い心音
誰かが残していった空間の
点と線と、構成しているす ....
気が付けばまた 同じところに戻っているよ
他の場所に行きたくて
ここじゃないどこかを探してばかり ....
理想は遠い過去の夕焼け空に飛んでいった
眩い光のなか
魂の目で見る世界はキラキラして
この世 ....
1.
かみさまはいるよ、
って
教えてくれた人は
もうすぐ死んでゆく人だったけど
そ ....
希望があることの無意味さに
いつしか慣れていく
そのいたみを ぼくはどこかで覚えていた
....
寂しがりやたちが
浴槽のなかで話をする
膝を折り曲げて
白濁に浸かる足はふやけて ....
すげーなぁ
なんか鋼鉄っぽい味がする
限りなく広い白い地平
ぱちぱちとまばたきが多くなるほど
....
わたしの腹の中に巣食う鵺が
くぇぇくぇぇと
毎夜不気味な鳴声をあげます
孤独という名を持つその ....
ぶどう糖の固まりが
雪だったら
すくいあげて
口いっぱい
頬ばりますとも
....
言葉を紡いでいる人がいるという
言葉の繊維を解きほぐし
紙にしたり
糸にして布にしたり ....
僕の中には宝物がかくしてあるんだ
だれも知らず
実はぼくも知らず
眠りに落 ....
2006年1月6日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海に降る雪
十六夜
自由詩
2
06-1-6 23:51
ドラマを観ていて考えた事
和泉 誠
未詩・独白
1*
06-1-6 23:45
幼き日(2〜3歳)
十六夜
短歌
0
06-1-6 23:44
まほろば
maumi
自由詩
1*
06-1-6 23:36
指先で円をえがく
かぜきり
自由詩
3*
06-1-6 23:11
閉じて
砂木
自由詩
9*
06-1-6 22:58
フレミングという方法
たりぽん(大...
自由詩
14*
06-1-6 22:43
アルバム セピア色の匂い
LEO
自由詩
4*
06-1-6 22:39
青いカナリヤ
スイレンユキ...
自由詩
3
06-1-6 22:36
Jealous Christ the SuperStar
虹村 凌
自由詩
0
06-1-6 21:37
コミュニケート
梢
自由詩
1*
06-1-6 21:07
草原
奥津 強
自由詩
5*
06-1-6 20:39
そろもん(わが友の話)
みつべえ
自由詩
6
06-1-6 20:39
牡丹雪
日和
自由詩
9*
06-1-6 20:36
生まれたことを
石川和広
自由詩
11*
06-1-6 20:03
ハーケンクロイツ
馬野ミキ
自由詩
12*
06-1-6 19:05
グレートクリスタルドレイク
〃
自由詩
8*
06-1-6 18:59
くじら
日朗歩野
自由詩
5
06-1-6 18:39
シチュー、誕生日
石川和広
自由詩
4*
06-1-6 18:09
まっしろ
兎乃 しずる
自由詩
1
06-1-6 17:11
初夢・初嘘
yangja...
自由詩
1
06-1-6 16:32
メイドロボ
完食
自由詩
1*
06-1-6 16:18
デフォルト
uminek...
自由詩
2*
06-1-6 16:04
魚群探知機
〃
自由詩
9*
06-1-6 16:02
すき魔法
馬野ミキ
自由詩
5
06-1-6 15:40
初夢の青年
服部 剛
自由詩
13*
06-1-6 15:28
スズラン
阿麻
自由詩
20*
06-1-6 14:29
チキン
こめ
自由詩
2
06-1-6 13:08
心
〃
自由詩
4
06-1-6 13:07
破壊
〃
自由詩
1
06-1-6 13:06
【MIX&REMIX】白日夢
一代 歩
短歌
8+*
06-1-6 13:01
カジュアルなポエムをという思想
モリマサ公
散文(批評...
9*
06-1-6 12:19
歌うのが好きなんです
和泉 誠
自由詩
3*
06-1-6 12:03
長詠
比呂正紀
短歌
3*
06-1-6 11:32
そろもん(希望の話)
みつべえ
自由詩
2
06-1-6 11:10
PS2ソフト「Rez」はすごいTVゲームソフトだ。
和泉 誠
散文(批評...
1+*
06-1-6 10:47
キャラメルと価値と詩について
馬場 こうい...
散文(批評...
13
06-1-6 9:36
霜、君
---
自由詩
1
06-1-6 9:30
わたしたちの朝
まどろむ海月
自由詩
2
06-1-6 8:54
ロゼオの細胞
岸
自由詩
2
06-1-6 8:06
doubt
花水木
短歌
2*
06-1-6 7:34
プルコギ
馬場 こうい...
短歌
1
06-1-6 7:12
Coffee Beat
恋月 ぴの
自由詩
11*
06-1-6 7:10
川本さんとアークマン
馬場 こうい...
自由詩
2
06-1-6 6:51
ほらね
AKiHiC...
自由詩
1
06-1-6 4:20
白色蛍光灯
たかよし
自由詩
1
06-1-6 4:04
そばに居て・・
Sky
自由詩
0*
06-1-6 2:58
夜半体温
霜天
自由詩
4
06-1-6 1:56
今居る場所
Sky
自由詩
0*
06-1-6 1:12
支えられて生きてこれたんだ
炭本 樹宏
自由詩
1
06-1-6 0:38
かみさまについて学んだいくつかのこと
望月 ゆき
自由詩
80+*
06-1-6 0:30
明滅する千切れた未来と、その色彩
なるせ
自由詩
2
06-1-6 0:29
白濁
岸
自由詩
3
06-1-6 0:25
急角度の夜
捨て彦
自由詩
1
06-1-6 0:22
うつくしき朝
北乃ゆき
自由詩
0*
06-1-6 0:20
雪が積もらない
蒼木りん
未詩・独白
4
06-1-6 0:18
暗号表
あおば
自由詩
11*
06-1-6 0:09
宝、時分の花
炭本 樹宏
自由詩
3
06-1-6 0:01
加筆訂正:
Coffee Beat
/
恋月 ぴの
[23:52]
叫び→雄たけび
Coffee Beat
/
恋月 ぴの
[17:26]
多少校正いれました
のっかりりずむ
/
馬野ミキ
[15:28]
2006 1/6ちょっこり修正
スズラン
/
阿麻
[14:45]
改題その他
58rows, 1.06sec.