遠くでベルが鳴っている
目覚まし時計のベルの音だ
いいえそれは遠くではなく
私の内側か ....
きょうも
はらはら
ゆれるよ
わたしの
うた
たぷん
とした
ところに
みをしず ....
Silence prevails, roaring
The wind dwells there
....
「なんだかんだあってさ」 に紛れ込ませ
て
しがらみと 怨みの 染み込んだ枕に沈めて
は
あ ....
鳴り渡る 静寂
風の棲む 場所で
流れる風に
夢を見ていた
移ろいゆく水の ....
世の中が思うようにならない
のは 今始ったことではない
あと三カ月だなと呟いて
自分自身すらよ ....
*カンチェルスキスさんとの、連散文です。
前回はカンチェルスキスさん
「片平と船越 ....
布団をはねると
氷柱はおちた
遠く小川も
煙りはじめる
屋根も柱も
あらわに濡れて
くず ....
残念か 謙に清兵衛 オスカー得ず(字余り)
結局は 何がオスカー 得たりかな
オスカーは ....
または未来人ラツキの警告。恐るべき未来言語「ら付き」言葉を知らない人は、「続々レレレのレッ!」を読ん ....
どうやったら止められるのだろう
本を読んでみたりもした
詩を書いてみたりもした
どうや ....
どんな場合でも先に立つのは言葉
行動から起きることはあれど言葉無しでは居られない
どんな場合にも ....
急ぎすぎた季節は切なくて淋しくて
誰かに縋りつきたくなるのを抑えながら過ごす
そんな自分を戒めな ....
シャツとセーターを
いっぺんに エイッ と脱ぎ捨てるように
思い切って
まだ冷たい風の中に ....
土に消える冬の後ろに
秋がひとり座っている
秋は川を呼ぶ
秋は 海鳥を呼ぶ
....
葉をひろげて
スカートパラシュート〜
葉をおもいっきりひろげて
すって
はいて
ふく ....
空っぽになっちまった心に
どうでもいいような物を詰め込んで
嘘と真実をごちゃませにして
....
俺の心は
フラフラして定まらない
白い
チューリップの炎で
明日を占う
....
戦争
紛争
冷たい血、哀しみの地
悲劇の後、繰り返される歴史
アフガン、イラク、そして日本
....
または帰ってきたサイレ星人。じゃなくて、「さ入れ言葉」の弁明。「さ入れ言葉」がわかんない人は、以下の ....
自転車のサドルってやつは、大抵ピッタリしているものだけれど、一瞬どこだか忘れてしまうその名前はさてお ....
夕暮れに 君と見た
オレンジの太陽
泣きそうな 顔をして
永遠に さよなら
泣きそうな ....
蛇腹ペットボトルの麦茶を所望します
自分でつぎます
ああまだきょうはきのうにならないんだなあ ....
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