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楽園の夢を見た
この世界ではいま
それが必要だから
まず
都市計画の話を
人間の楽園の話をしよう
ペブルビーチ
サンドビーチ
エプコットビーチ
椅子に座って
話をしよう ....
加速中の一歩は、減速中の一歩よりはるかに重い。忘れることはたやすいが、思い出すことは更に容易だ。
地下鉄を歩く。
離島をイメージする。
ほぼ真円、全周三キロメートル、最高標高百メー ....
*
声とともに遠ざかる
深い闇はいつも僕の外側にあった
それは宇宙とつながっていて
私はそこにひかれたの、と彼女は言う
その声に僕は身をかたくする
夕暮れに開け放たれたテラスに
路地 ....
月を追いかけて走る列車の窓に、遠く盆地の灯りが瞬く。小さな灯りのひとつひとつに、ことなる色があり、匂いがあり、温度がある。それを列車の中から感じるとることはできない。
車窓を通りすぎる灯りの ....
静かな夜。まだ眠くはないが、電灯のスイッチを切る。大気が重みを増し、数百メートル離れた隣家から冷蔵庫の低いうなりが伝わってくる。窓ガラスに埃の粒が当たる音がする。ひとつ、ふたつ。そして、目がだんだん ....
POETRY CALENDAR TOKYOは、詩や小説の朗読会やワークショップのスケジュールを掲載しているフリーペーパーです。2000年9月創刊、隔月で1万部印刷し、都内を中心に書店、CD店、映画館な ....
*
僕たちは午後から出発した
地面に句読点をつけるよりも速く
きれいな風が僕たちを追い抜いていく
足もとを通り抜ける
小さな音が風を追いかけていく
白いページにやがて日が傾き
それぞ ....
ゆかりのある人たちのむれをぬけて
すべる大地を軽くふんでいく
遠くに小さなあかりがあって
それは僕たちのようにもみえる
あ、いま僕たちって言った?
声が聞こえた気がして立ちどまる
無音 ....
*
目覚めると音のない世界
カーテンの隙間から灰色の光が射している
明けていくカーテン越しの光のなかで
青磁の肌が鈍く輝く
この部屋はこんなふうに朝を迎えるんだね。
僕は君を置き去りに ....
窪ワタルさんのカワグチタケシさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
都市計画/楽園
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カワグチ ...
自由詩
14*
05-8-28
離島/地下鉄を歩く
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カワグチ ...
自由詩
6*
05-4-17
声
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カワグチ ...
自由詩
6*
05-2-6
初雪
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カワグチ ...
自由詩
5*
04-12-29
無題(静かな夜〜)
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カワグチ ...
自由詩
9*
04-12-21
POETRY_CALENDAR_TOKYO_特集記事アーカイ ...
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カワグチ ...
おすすめリ ...
8
04-11-21
もしも僕が白鳥だったなら
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カワグチ ...
自由詩
12*
04-11-20
声
-
カワグチ ...
自由詩
6*
04-10-22
ANOTHER_GREEN_WORLD
-
カワグチ ...
自由詩
51*
04-10-1
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