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○の神様いてくれる

あたりを見回せ

世界は○であふれてる

休み場所は○だから

あたりを見回せ

みんなのぼくは○になる


○になれなくてごめんなさい

みんな○ ....
「今日、こうしていたら良かった・・・・」という後悔ではなく、

「今日、こうしたから良かったんだ!」そんなふうに一日を振り返りながら、

今夜は眠りにつこうと思う。

イタリアの小さな村に住むおじいさ ....
ぼくは馬鹿だった

ぼくは天才だった

感じていたのは無力さではなかった

じぶんの有害性を感じていたのだった

ひととはうまく交われなかった

それがぼくを

強くもしていた ....
駅から流れる

家路を辿るひとの群れのなかで

ただ恐かった

人生や血脈が

にほん足でとぼとぼ歩いていた

それが恐くて


点滅する信号を見つめていると

生きてい ....
孤独じゃないと感じてる

孤独じゃないと案じてる

二人でぐっすり眠りたい

月あかりだけ浴びながら

青いツラの皮うかんでる


きのうの戦争銀メダル

世界で何位なら満足 ....
鞍馬を登る

石段を上がる

夏が暑い

木の根っこを歩く

くだりはがたがたの石段

視界は緑

服はびちゃびちゃ

下りきれば川床

川のうえの座敷でひんやり


自然のなかを

からだで移動する ....
ぼくは肉体によって

命を認識され

魂からは離れられず

幾つもの心をつくりだし

精神という物差しで格付けされている


肉体にぼくは宿っているのだろうか

肉体を命と言えば良いのだろうか

じゃ ....
いじめ事件に目くじら立てているひとを

馬鹿だと思ってしまう

こんなやつらがいたから

60年まえ戦争になったのだと暗澹としてしまう

みんな大義名分に飢えている

それは大義名 ....
想い出は夏の汗とともに気化してゆく

ひやされて秋の透明なひかりになる

わたしはひとまず泣いていた

少年の郷愁が空を翔けてゆく

存在の影にだけ風が吹いている


空虚なくら ....
森を見つめていると宇宙に見えてくる

宇宙を見つめているとそれが湖に見えてくる

そして湖を見つめていると

やっぱりそれは緑の木々に見えてくる

そんなところからこの詩ははじまる
 ....
ひとり寝の小窓から

隣の家のひかりが射していた

腫れぼったいオレンジのそのひかりが

いつか来るぼくの幸福を暖めてくれていた

不安定な感情の波に

もはや難破などしないだろう

ああ、ぼくは、静 ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
この王宮は大戦時ソ連軍によって破壊された

降伏後三ヶ月には

瓦礫のここでコンサートが開かれている

修復のあと疎開していた美術品が飾られ

いまは市民や観光客に開放されている

入ってすぐの大ホー ....
眠たいのに眠れない夜

死なない程度にリスカ

目をそむけてうえを見つめる

蛍光灯ほどの明るさで

天使がばらばらと降りてくる


風が吹いている

真夜中を駆け抜ける
 ....
柔肌あつきいのちたち

反復行為の大存在たち

みじめでも

幸福ならいい?

ひとを責めるくらいなら

不幸せなほうがいい?


人生ってやつが

ほんと好きでたまらな ....
きょねんの3月は蛇つかいたちの行進という詩小説をここに投稿した

きょねんの6月にも群青のサンドウィッチという詩小説をここに投稿した

ねんまつこのふたつの詩小説を合体させて蛇つかいたちの行進 ....
ひとに相談などしてこなかった

でもさいきん

はじめて登る山みたいに

ぼくは彼女に相談するようになっていた

じぶんのむかしの日記あげちゃうみたいに

おとこなのに

彼女 ....
どこにでもある希望が

悲しくもないのに

瑠璃いろのこの街で

つまらねえなと声をもらしている

だれにでも開いているのではない

希望しかないのに

どれだけの時が過ぎたのだろう


世界はひかり ....
ドキドキごころの靴音たてて

地下鉄の風に吹きあげられて

黒い帽子のかぜひきの魔女

修業でつけた魔法のちからは

五六ねんまえの魅力のまんまだった


やっぱり魔女はなんにも ....
高速道路のうえに月が照っている

喫茶店なんかもうやってないだろう

コンビニでホットを買って

クルマんなかでじぶんを愛してみよう


光があたっているだけなのに

光のかたち ....
おれはおまえに似ているのか

だれかに言われたそのことを

おまえから聞いたのは十年前

秋も終わりかけのころだった


ふたりのあいだのせつじつを

わたり鳥のようなせつじつを ....
上司にこころを許してはならない

仕事ができる部下たちのそれが鉄則だ


仕事とは愛人のようなものだ

最愛を具現化した愛人のようなものだ

愛人の白い肉を

部下にたわめられて ....
ねころがって

窓からの緑を見つめている

緑を見つめている

緑に見つめられている

緑のふちどりと空のコントラスト

ふちどりが風を見つけて揺れている

微笑んでいる

 ....
窓辺からずっと虫の音がしていた

部屋をくらくしてそれを聴いている

目を閉じているのか

目を暗やみに開いているのか

もうわからなくなるくらい

虫の音につつまれていた

 ....
おおきな雨のあとだった

朝の坂道を電動自転車であがっていた

坂道のうえの空がいつもより狭く見えた

木々のみどりがせり出していたのだ

夏も終わろうとしているのに

せり出した ....
普通の日々がすぎてゆくはずだった

なのにこの河の氾濫はなんなのだろう

明日に架ける橋なんてなかった

あるとすれば

荒れ果てた灰色の

置き去りにされたような橋ぐらいのものだ ....
ぼくらは月下の一群だ

ここのつも年上のぼくだけれど

ぼくらは一群としか言いようがなかった

お互いかんがえていることぐらい

くるしいほどわかっていた

お互いのくるしみがわか ....
思えばめぐまれすぎていた

ないものなんてなかった

わざとないふりしてるくらいだった

だからおまえのしたいことなんか

切実にかんがえることがなかったんだ

うしなうくらいなら ....
あたしたちには今と過去しかないね

だから20XX年、あたしたちのとなりに

あたしたちがいるのかどうかの話をして

おんなはいつもさいごにそう言った

おれはそのときわかったんだ
 ....
いちばん好きなひとと

けっこんしたいとおんなは言う

だからそれを

かんがえるようにとおんなは言う

ぼくは頭がい骨のまわりでかんがえる

後悔とざいあくの海のなかにいる

 ....
月乃助さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(306)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
○の神様- 吉岡ペペ ...自由詩213-6-16
明日はきっと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...212-9-6
だれにも心配かけたくなかった- 吉岡ペペ ...自由詩1112-9-1
横断歩道- 吉岡ペペ ...自由詩1312-8-25
ねむれない夜- 吉岡ペペ ...自由詩1112-8-7
宇宙を感じて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-7-27
救われる魂- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-7-17
いつもありがとう- 吉岡ペペ ...自由詩212-7-16
少年の郷愁- 吉岡ペペ ...自由詩8*12-7-16
貧しき想い出- 吉岡ペペ ...自由詩1412-7-13
隣のひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-7-10
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8
石像の息子- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...112-5-1
天使にふれたい- 吉岡ペペ ...自由詩812-2-20
いのちたち- 吉岡ペペ ...自由詩311-3-22
蛇つかいたちの行進の誕生- 吉岡ペペ ...自由詩111-1-2
信じられるひと- 吉岡ペペ ...自由詩310-9-26
瑠璃いろのこの街で- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...310-9-25
かぜひき魔女の修業時代- 吉岡ペペ ...自由詩610-9-25
月の愛され- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-23
わたり鳥たち- 吉岡ペペ ...自由詩410-9-21
コンクリートのルール- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-19
すこしあるこうか(3)- 吉岡ペペ ...自由詩610-9-19
すこしあるこうか(2)- 吉岡ペペ ...自由詩710-9-19
すこしあるこうか- 吉岡ペペ ...自由詩310-9-18
氾濫しかけの河に架かるあの橋のように- 吉岡ペペ ...自由詩410-9-17
月下の一群- 吉岡ペペ ...自由詩310-9-16
お花畑- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-15
やせ我慢と希望- 吉岡ペペ ...自由詩410-9-14
おんなのくるしみ- 吉岡ペペ ...自由詩410-9-14

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