夏のつぎはお別れに

ふさわしい秋なのだけれど

こんなうららかな日に

こんな普通の日に

こんなことがあっていいものなのか


冬よ、お前は

永く、ここに


夏 ....
春になると

知らない街の匂いがする

それと

なつかしい匂いもする

人の心にはなれない

だからたくさんの

心をつくってゆくのだ


きのうは啓蟄だった

お ....
5階、風通しの良い2LDK

ベランダ、部屋より広い

目一杯、布団干す

風、まだ寒い

窓、開け放ち

掃除機、舞う埃

御膳、気合いを入れて作らねば

午後、何よりも ....
ほら
また
雪が降り始めた

春に
なりかねた
冬が

名残の雪を
散らす

それは
音を消し
街はまた
姿を変える

ほら
また
雪が降り始めた

さよならの雪が
「人間関係はゲームのようなもの」
と 言い切ってしまえるあなたに

手札を見せて戦う癖のついた
わたしは退屈ですか?


理由がどうの?
戦略?
テクニック?

そんなものは ....
銀の海を游いだ

波一つない静寂の一時

ボクは魚になった


灰色の曇の波に月が溺れた

ボクは心配でたまらない

深く深く飲み込まれていく
やがて月は闇にとけた

 ....
賑やかな街
漲ってゆく街を

歩く

レンガの
四角が
どこまでも続いて

見えない
足跡が
たぶん
いっぱい

俯いて
歩く

漲ってゆく街

一瞬の静寂
電気を消して
暗くして
君は僕の
精神不安定剤で

流れ出す夜
透明
触れられない
白い肌

ああ僕は何度
幻滅しただろう
それでも僕は君に
幻想を抱いている
そして僕 ....
ひとりでも
淋しくないよ

だって

素敵な
カレシを待ってるの
石に花をそえる
草をなでる風がそれを愛でる
遠い記憶

時が冷える
夢はとうに凍えている
窓に朝の光

手の平で顔をおおう
指の隙間から溢れてくる光
生きよう。
ぼくたちはやっと

愛について話しはじめるのだった


ここまで逃げてきたけれど

観光地のように

あたりまえのように

ここには普通の日々がながれていた


ぼくはきみ ....
「 もしもし 」

犯人「 おまえのとこの息子は預かった。返して欲しくば2000万円用意しろ! 」
{引用=
(イタズラ電話か?! もしかしたら誰かに試されてるのか? 誘拐ネタか  とりあえず ....
誰よりも早く死にたくて

一日に1095回メシを食い
一日に730回歯磨きをしていた
365倍速の人生を望んで
もう100歳を越えたというのに
それなのに



時間が解決してくれ ....
命のともしびに

季節のかわりめの風が吹く


死と戦っていた人々も

それを受けいれてゆくようだ


死との和解


ぼくらはその

和解劇の傍観者だ


命のと ....
あなたが美しすぎるから 僕らは狂ってしまう
時間も距離も歪んで 上手に掴めなくなってる

錆びないセンス ステンレス
たまたま言霊 手玉に取って

夢を見てるだけでしょう
わかってて ....
 誕生日がきた

 子供のころ
 思い描いてた大人とはちょっと違うけど

 大人になって
 
 自由を手にした

 知らないこと 
 知らないって今なら言える

 かっこつけな ....
僕は
ここに愛はなかったと気が付いた

ただ
おもいだしていたのは

夏の
うだるような暑さとビニールプールのゴムの感触

そして
記憶の底に微かに残ったあの子の笑顔

僕は
 ....
広い道路が
真ん中に通ってる

右には
白い塔
左には
黒い塔

そして喫茶店

ひとやすみ
ひとやすみ
フェルマータ

西洋と東洋が綱引きをはじめる

コンドルが飛んでゆく、

この哀切を口ずさんで家事をしていた母

仲良くなると休み時間

ふたりしてトイレに連れ立つ女学生たち

 ....
裏切りには裏切りで返して
これで おあいこ

誰かを傷つけて
幸せになろうなんて思わないし
みんな幸せになってほしいと
祈る気持ちに偽りはないけど

誰にでも優しい顔をすると
誰にも ....
なんだかんだ
言ってみても

誰かのこころに
足跡
刻みたいだけなの

深く
深く
運命なんて

ないようなもんだと思うわ

別れてすぐは

たがいのこと心配だけど

あたし忘れてしまえるじゃない


風が吹くから

波があるのかしら

海流と波って
 ....
風が吹いた。

なんとなく
振り返る。

髪が長くて
長くて。


風を感じた。

なんとなく
振り返る。

あなたが
そこにいる気がして。
ほら
巻き方が甘いんだよ、

ひとりひとり
人が違うように
ひとつひとつ
こころの形も違うんだ


幾つかの
こころを固めて
ぐるぐる巻きにして
静かに
箱の中へ収めてきたけ ....
おなかが痛くて
おやすみしたという娘が
しょぼくれた眠い目を
こすりながらくれた
カカオ

バレンレーの日と
君が言ったから
誰がなんと言おうと
今日は
バレンレーの日

あた ....
がたぴし
がたぴし
風の音
夜の
月夜の
風の音

ぴゅうり
ぴゅうりり
隙間風
閉じた
木枠の
隙間風

チャポン
チャポチャン
水の音
積もった
食器に
水の ....
こわいです

うすらこわいです

蛍光灯の無機質さ

でもあるんです

あるんです

そんな無生物だけが

ぼくをなぐさめるということが
頭に突きつけていた
拳銃を地面に落としたら


世界が、見えた


小さく呼ぶ声、
下の名前で呼ぶ声
私はまだ、世界の一部なんだと
気づかせた



生きていくのも悪くない ....
西大路さんと東大路さんにも同じチョコ贈りました。
三個のうち一つは激辛ハバネロ入りのチョコレートです。
放課後、「誰が食べたでSHOW?!」を開催します。
女子みんなで誰が食べたか当てて盛り ....
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す発情都市への宣戦布告
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放す蜂の巣になる君が好きでした
マシンガンにチョコレート詰めてぶっ放すたやすく好きとかいうなばかもの
 ....
相羽 柚希さんのおすすめリスト(161)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うららかな日に- 吉岡ペペ ...自由詩108-3-8
知らない街- 吉岡ペペ ...自由詩508-3-7
白日夢(2LDK)- udegeuneru自由詩208-3-7
三月の雪- 風音携帯写真+ ...3*08-3-5
ゲーム・メイカー- 衿野果歩自由詩208-3-1
魚でありたい- 赤澤るろ ...自由詩308-2-28
漲ってゆく街- 風音携帯写真+ ...3*08-2-28
透明25時- ゆうと自由詩3*08-2-27
ひな祭り- 風音携帯写真+ ...4*08-2-25
朝の光- Etuj ...自由詩908-2-24
天国- 吉岡ペペ ...自由詩708-2-24
知らない番号からケータイに着信があるとき- 北大路京 ...自由詩19*08-2-23
生存中毒- 佐々木妖 ...自由詩7*08-2-23
傍観者- 吉岡ペペ ...自由詩308-2-23
ベクトルは_いつも_幸せに向けて- 北大路京 ...自由詩25*08-2-20
大人になれば- 風音自由詩3*08-2-20
むかし失くしたもの- シャツ自由詩7*08-2-20
見通しの良い下り坂- チアーヌ自由詩108-2-19
フェルマータ- 吉岡ペペ ...自由詩208-2-19
裏切りのお返し- sekka自由詩4*08-2-19
やっぱり- 風音携帯写真+ ...5*08-2-16
運命なんて- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-16
- xたろおx自由詩4*08-2-16
ギプス- こゆり自由詩5*08-2-15
バレンレーの日- 佐野権太携帯写真+ ...28*08-2-14
崩壊- プル式自由詩6*08-2-14
蛍光灯- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...408-2-14
冬の日、銃声- 三奈自由詩608-2-14
2月14日、チョコレートと一緒に- 北大路京 ...自由詩13+*08-2-14
チョコレイトマシンガン- しろいろ短歌16+*08-2-14

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