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サツマイモ

さすがに君も化粧落として
掴んだものがコレ
真新しい長靴も泥だらけになって
急ぎ足で抜いてきたようだ
もしかして きみ

屈託のない笑顔に問い掛ける
うちだけど
渇いたくちびる三角帽子 ....
休日明けの朝
8時

初秋の太陽光は
さわやかに
澄んでいる

都心のここでも



ふたり
ゆっくりと起きて

ブュッフェ朝食を
たっぷりとる

彼の
ノーネクタ ....
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する

酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする

火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ....
涼し
涼しと
思うたら

わて
こんなに
なっとった

ホンマ
涼しいなぁ
玉蜀黍

玉杯を挙げながら
君の衣剥ぎ取り
下弦の月に捧げる

濁っていたかもしれない
闇に光る眼差しも
火照った君の肌に淡く溶け出す

黍の甘さがそのまま
横たえた身体から呟 ....
おまえら、大丈夫やからな、

ライトアップされた校庭で

サッカーを練習する少年たちにそう声をかける

こんなことくらい、大丈夫やからな、

くそ忙しくて、しんどくて、おまけにこんなことまでおこっちま ....
君の透き通る眼差しで
僕を照らしている間
淋しい夢にうなされて
一人ぼっちで泣いている事がある

僕が起きるのは
決まって暗い部屋
今日も
君はどこにいるの

見回し続ける

君がいるはずの部屋か ....
もう萎れてしまったけれど ターナーの空のいろが好きだ

白くかすんだ

すこし黄ばんだ

ターナーのみずいろの空のいろが好きだ


いろはひかりだ

対象が拒んだひかりを

ぼくらはその対象のいろだと認識している

空が拒んだ ....
やがて夜になる

夜とはなんだろう

日のひかりは

月にバトンを渡すだろう

やがて朝がくる

朝とはなんだろう

月と日が

ひかりのリレーをするだろう

夕焼けの坂

なだらかな線路沿い

少女 ....
じぶんの柔らかなところや

じぶんの弱いところを知ってしまったひとを

それでもいいのだと教えてくれたひとを

うしなってしまったら

僕はどんなふうになってゆくのだろう


七年まえから

六年くら ....
あなたがはしごを外してきた

ぼくがそこから落ちずにいるのは

愛なのか意地なのか


エヘンと黄と茶と黒の顔をして

ぶっとい緑の背を見せて

おおきな葉っぱで

おいでおいでをしておいて


あな ....
ほしのふん(か)をおさえているのだ もし君が、この話を聞きたくないんならだな、さて、僕がここで生まれたとか、僕の素敵な幼年時代があんな具合だったとか、僕の前にいるリスだかタネキだか、とかなんとか、そんな《サリンジャー》式のくだらない話か .... 水平線の彼方での
高まる胸のしぶきが聴こえない
海辺に押し寄せるさざ波は
わたしをどこへも連れ戻してはくれない
わたしはぎざぎざに欠けた貝
打ち上げられて熱い砂地にうなされる
ときおり
小さな子ども ....
たぬきでございます。

毎日0.5literしか

じいちゃんばあちゃんに

お茶をそそぐことしかできませんでした

………

ぼろぼろ

………

お役目果たしきれたまんぷく感で

………
 ....
赤赤赤赤赤赤赤赤・・・・・・・赤!!!

圧倒的なる赤。

TAROを貫く
赤に染まる

血の
情感の

飛び散る


毒を交ぜた
あたしの中の


染出て
こい!
人まちのサ店で







一日に世界中のフランチャイズで二十四億杯ぐらい飲まれてるような薄いコーヒーをストローで喉にしゃらしゃら流し込んで







来ねぇからヒマで






 ....
ぬるめの
無色透明の
温泉は

肌をもちっと
つるつるに
してくれる

湯に入っては
地酒飲み
浜を歩いては
湯に入り

湯治の旅は
ゆったりと
御免なさい
今は貴男の声よりも
イヤホンから流れる旋律を
耳が欲しているものだから
長崎に着くと雨に降られた

道に迷い倒れ込むようにして部屋に入った

さっき居酒屋で着信があった

もう五年会わない東京の女からだった

再会をやくそくして電話をきった

つぎの日仕事を済ませそれから ....
蜜を食べにおいでよ 「付き合ってる」という言葉に
堕ちてしまいたくない
胸がざわめくあの頃をもう一度

春の新しい匂いに包まれて
私は再び恋をする
もう知ってしまった筈のあなたに

この気持ちは私だけのも ....
コーヒ−カップの底で
四角い哲学者が
溺れながら
プラトン的愛について
考察している

僕が
スプーンでかき混ぜると
永遠を
ひと時が飲み込んで
一行の詩が
生まれた
初めて見たドームは
夕日に染まり
厳粛にたたずんでいた

静かに
手を合わせ
一心に祈った

身を切る
冬の川風が
頬に痛かった


1945年の夏

人々は
経験のない
爆破の意味も知らず

ただそ ....
月がかたちのまま光っている

どこからか飛行機の轟音

散らばる星しか見えなかった

それぞれの足音のうえで

月がかたちのまま光っている


先月も19日は満月だった

それをなぜかよく覚えている
 ....
はじめてのラブ

さっきふっと最後の試合で

二塁打を打ったときのことを思い出した

疲れているのだろう

肌にしもやけのような跡ができている

かさかさしているような気もする

じぶんを蝕むものを見 ....
彼女は教授になりたくて

地方都市の大学の院に通っていた

そこで英米文学など学んでいた

いつも水いろワンピース

ほかにも付き合っている人がいた

彼女はたしかやっつ年上だった


あの日の彼女よ ....
月が近すぎて

空が広すぎて

泣きそうになる

あなたに会いたくて
手を伸ばすのに

さみしいね

暗すぎて
見つけられないじゃない
いやあ おにィさん 
真っ赤にならはりまして
うぶどすなあ
世間の風あたり冷とうおますので
この密通がばれたら
また おまめさんを なげられますなあ

先日 おにィさんが わ ....
殿上 童さんの携帯写真+詩おすすめリスト(457)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
サツマイモ- 乱太郎携帯写真+ ...13*11-9-19
いってらっしゃい- 森の猫携帯写真+ ...6*11-9-18
さくらんぼ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-9-8
涼しいなぁ- 森の猫携帯写真+ ...17*11-8-27
玉蜀黍- 乱太郎携帯写真+ ...16*11-8-24
未来へ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-7-26
青空と灯台- 乱太郎携帯写真+ ...16*11-7-25
向日葵- アラガイ ...携帯写真+ ...2*11-7-23
ターナーのみずいろ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-7-20
夕焼けの坂- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-7-19
助けて下さい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...811-7-16
意地悪な向日葵- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-7-15
ふん- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*11-6-9
どくだみ畑でつかまえて- 阿ト理恵携帯写真+ ...8*11-6-7
迷い- 乱太郎携帯写真+ ...11*11-6-6
ぽんぽこの口- 阿ト理恵携帯写真+ ...9*11-5-26
赤。- 森の猫携帯写真+ ...9*11-5-5
コーヒーショップで流れるような上品なジャズ大嫌いだ- TAT携帯写真+ ...611-5-4
潮風温泉- 森の猫携帯写真+ ...5*11-4-23
you_can't_catch_me- れもん携帯写真+ ...111-4-15
激しい桜- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-4-14
おいでよ- アラガイ ...携帯写真+ ...3*11-4-13
片想いごっこ- れもん携帯写真+ ...211-4-9
哲学- 乱太郎携帯写真+ ...17*11-4-1
祈る- 森の猫携帯写真+ ...6*11-3-20
それぞれの足音のうえで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...111-3-20
はじめてのラブ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-3-19
時のせいだとは- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...411-2-23
かぐや姫- 愛心携帯写真+ ...511-2-15
もうすぐ_節分どすなあ- るるりら携帯写真+ ...12*11-1-30

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