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スカイツリーに昇った
天望回廊まで昇った



世界一の高さ
634メートルの
スカイツリー

「ムサシ」と
覚えるのだという



天望デッキの上にある
天望回 ....
人気の無い埠頭から望んだ街はただ灯ばかりが無機の光を放ち

まるで人間の営みとは無関係な顔をしているみたいで

かすかな海の匂いを抱いてそれでもふと
人を遠い空間にいざなって行く

僕に ....
入荷を待ちわびていた
会心のケニア
差し出す店主の顔も話し方も
嬉しさを隠しきれていなくて
実はそれが何よりも
目の前の一杯を美味しくする

焙煎機も一仕事終えて
今日は隣りがやけに
華やかじゃあない ....
本日のメイン
アサリの皆さんです


お命
お美しく戴きました



合掌
顔を上げて元気を出せ!
独りぼっちで淋しのか…
「路上で突然ですが、
果物買ってくれませんか?」
「さっきまで
そこで売っていたのですが、
少し残っちゃって」



立川駅の歩道橋の下で
前を歩いていた人に袖にされた、 ....
小春は 咲いていた
いたいけな木枯らしに とまどいながらも 
茨の木も葉を落として
生まれた詩たちが 真っ裸になる この秋空に  あなたは

腹を満たすために
寒さから身をまもる ....
流れ着いたころにはなかった公園

なかったベンチもすっかり馴染み

時を重ねている

けれど経つことない

思いは今日もため息に

変わり移ろいを 笑い飛ばしたいのに

過ぎた写真機を懐いて 佇むばか ....
常温で液体の金属である水銀
調合し身体の永遠を祈り水銀
を呑んだ皇帝や時の権力者も
現在の人々もしている事は同じ
自らの羽を喰らうヘルメスの鳥
だとしたら 
ことば に できな ....
気持ちが沈み込む日には
煮込み料理を
作るに限る

強すぎる想いは
香味野菜と一緒に束ね
鍋で煮込んでしまえばいい

「生野菜で出されたら
たまったものじゃありません」

 ....
かえるは、いる?












*パッチワークはしづさん作品
想像力だけで生きるなんて悲し く 
それでも あらんかぎりの言葉をめぐらして 書く
かんがえて かんがえてを くりかえすほどに
言葉は みじかく ほんの一行で事足りる
あんまりといえば ....
田舎だからといって
素敵な虹が出ないわけではない

田舎だからといって夢がないわけでもない

田舎だからといって人っ子ひとりいないわけでもないのだ

田舎の虹が素敵なように田舎の恋 ....
うさぎは寝る



















*うさぎ毛糸ぬいぐるみは白糸雅樹さんよりいただいた手作り作品・絵はJEAN・MICEL・BASQUIAT
犬走ってる




玉葱のうすっぺらなかわのうえ





犬は知ってる





かなしくて泣いていることがばれずにすむことばもへらへら走ってるってことごとくうっかりうっちゃりなげきなげしちゃえ ....
わたくしが地上に降りようとしていたとき
まっすぐに地をめざしているとき
宇宙の先にある青い星を目指すことは
それは まるで 円錐の底から円錐の先を 目指すようでございました
空間は細ら ....
健康に関する悩みごとは

当事者にしか分からない

それが悔しくて

ぼくは共に苦しもうと思って

この中秋の月をながめていた


あの輝きが

共に苦しもうとしている姿に

思えたのだ


健康に関 ....
浅い秋の山麓にはまだ夏が僅かに匂いを留めている

霊園のなか
木漏れ日に似て
かすかな静謐の羽音を伝えるもの

誰かの魂の代償としてここにやすむメタモルフォーゼの
しるし

霊園の空は高く
夏をとむら ....
一羽の鳩が見つめ
青い空はただ光りを投げ掛ける
両者に言葉は無く空白の原稿のまま
埋められる予定もなく
風に飛ばされていくのだろう

君は投げ掛ける
私はいますか
それは
空にでもなく
過去にでもな ....
ぼくはひとりが好きだ

それとおなじくらい

ふたりが好きだ

それとおなじくらい

ぼくは喫茶店が好きだ


秋の香りまじる駅に着く

喫茶店にはいる

まだ夏の静かなトイレで

希望を鳴らして

 ....
すきとおるがからまりあがりゆくのです 運転席に座り冷房を浴びながら

北の空の夕焼けをしばらく見つめていた

疲れのあくびに目を濡らしながら

きょうはなんの日だったかと考えていた


北の空が夕焼けに染まっていた

ぼんやりと蒸した夏の ....
5分でできること

5分をかけてできること

生きていれば


5分後の世界へゆける

ヒッグス粒子のおかげ


生きていれば

5分をかけてできること

5分でできること
癒えなかった

云えなかった

ことばたちよ!
雨の日に

モンシロチョウは何思う。

どこでか弱い羽休め

どこで蜜を求めるの。


私は独り

傘の中。


蝶のようには飛べないし

蛙のように鳴けもせず

ただひたすらにあの人を

思って傘を ....
ひかりだけ

音のない

ひかりだけの洞窟

その洞窟のなかで

郷愁に身をさらしながら

ぼくは透明になっていた


今年いちばんの暑さであるのに

まだ蝉さえわんわん鳴いていないのに

今日ずっと ....
なつかれて
あめづかれ
  サインはV ひとり寝の小窓から

隣の家のひかりが射していた

腫れぼったいオレンジのそのひかりが

いつか来るぼくの幸福を暖めてくれていた

不安定な感情の波に

もはや難破などしないだろう

ああ、ぼくは、静 ....
市場の朝は早い
そこには人間の胃袋を満たすという生の根源に直結した欲望の匂いと独特のエネルギーがある

狩人が獲物を担いで去ったあとに残された空間は
歯の抜けた老人の
ように
手持ちぶさたの待ち人顔な ....
殿上 童さんの携帯写真+詩おすすめリスト(457)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
東京スカイツリー- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...13*12-12-13
夜の埠頭にて- 梅昆布茶携帯写真+ ...1212-12-8
灯る- 深水遊脚携帯写真+ ...8*12-11-29
ボンゴレビヤンコ- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...10*12-11-29
自分へ- ぎへいじ携帯写真+ ...5*12-11-23
路上の野菜売り- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...17*12-11-22
動機- るるりら携帯写真+ ...11*12-11-20
影ひとつ- もっぷ携帯写真+ ...312-11-11
ことばに_できない- るるりら携帯写真+ ...12*12-11-10
ブーケガルニに束ねたら- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...15*12-11-3
かえるはいる- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*12-10-22
『く_の_人』- るるりら携帯写真+ ...18*12-10-22
田舎の虹- 梅昆布茶携帯写真+ ...1512-10-20
うさぎはねる- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*12-10-20
いぬはしってる- 阿ト理恵携帯写真+ ...5*12-10-20
浄土の鳥- るるりら携帯写真+ ...10*12-10-17
あの輝きが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-10-1
霊園の蝶- 梅昆布茶携帯写真+ ...1412-9-27
泣いていいよ- 乱太郎携帯写真+ ...14*12-9-25
愛する- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-8-13
つる- 阿ト理恵携帯写真+ ...7*12-7-26
北の空- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-7-22
5分- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-7-18
いらっしゃ〜い- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*12-7-17
傘の中- 永乃ゆち携帯写真+ ...5*12-7-16
秋の夕映え- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-7-16
夏が待ち遠しい!- 阿ト理恵携帯写真+ ...3*12-7-12
Petit- 阿ト理恵携帯写真+ ...6*12-7-10
隣のひかり- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...712-7-10
市場にて- 梅昆布茶携帯写真+ ...1512-7-10

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