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テディを抱きしめて
もうすぐ午前二時
二人、と思って泣く
そして、ごめんと謝る

テディはテディで
テディだけれど
かけがえのない君に
わたしは約束をしなくては

君は居る、と信じると

もう一度謝る ....
ひとりのひとに分かって欲しい

ぼくはまだふさわしいのかな

ひとりのひとだけに分かって欲しい

いまじゃもう

みじめな話だけれど素直な気持ち

なぐさめて欲しいわけじゃない

生きていることを

 ....
白い雲もなく
白い波飛沫もない
ひとつだけの乱反射が
わたしの瞳に届けられる

このひとつの色の波長は
わたしの血液を振動させて
濁ったこころを浄化する

黒い策略もなく
黒い騙し討ちもない
確かな ....
あなたにはこれからも

たくさんたくさん良いことがある

たくさんたくさん温かいことがある

その夜大好きなカレーうどんを食べたあなたは

孫たちに惜しまれながら逝くだろう


どれだけ離れていても
 ....
きれいに見えるのに

ホンマは汚い雨粒。

繋がりそうで

繋がらん雨粒。

優しそうで

冷たい雨粒。

人間と

同じじゃねぇか。

あんたの目には

どう映る?

やけに肩身の狭い雨粒。

やけ ....
指先だけをひっぱって

ちいさなお花に足とめて

桜の土手をうえに見ながら

ごろごろごろごろ花見する


疲れてきたらストレッチ

ワープしたけりゃHey!タクシー

帽子 ....
からだの疲れにコントロールされるな

息が浅い

ため息すらでない

胸が痛い

こころとかじゃなく

目が痺れる

頭もそうだ

からだの疲れにコントロールされるな


まわりに優しくなれ

いまこ ....
おんなじようなものが

仲良く並んでいても

それは調和とは言えない

ちがうものが

仲良く並んでいて

はじめて調和と言えるのだ


ちがうことを怖れてはならない

その寂しさや煩わしさを

嫌が ....
さくらの野郎がまた真面目に

花など咲かせようと張り切っている

春だからあたりまえ

そんな野次にも負けないで

張り切ってふくらんでいる

あたりまえなんかない

あたりまえばかりだ

いろんな騙 ....
まだ若いからだの頃

営業車へともどる夜道に

清烈な花の香がした

まだ相俟みえぬあなたに

届けたくなっていた


僕だけのものにする為に

その小さな花々を毟り

車内にそれを舞い落とす

生ま ....
 
 
こおりをわる
こおりをわる

ほねをひろう
ほねをひろう

ふゆをほうむる
ひとをほうむる

ふゆをじょうぶつさせる
ひとをじょうぶつさせる

ことばなく
こおりをわりつづける

ことばなく
 ....
できないさようなら

縁側でひかりだけ

生きていてほしいから

さようならできない

ひとりで今から

ひとりで眺めて

ひとりで歩いて

がんばっていたんだ

生きていてほしいから

縁側でひかり ....
雪国で暮らすものにとって
春の訪れの
このうきうきとした高揚感は
何とも言い表し難い
特別な喜びであると
つくづく思う

春はお祭り
わたくし獰猛な檸檬 チューニングするチュー      リップ
 いいかげんの はちゃめちゃさで
 いい加減をさがしてる


わたくし球体ですの 
清潔な球体の切り口 ビタミン ....
スキヤキ食べに来なさいよ、と入居者の方にまた誘われた。

ぼくは屈んでこのご婦人に笑顔を返す。

ご婦人はもうしかめっつらの真面目な顔になって午前のひかりのなかに消えてゆく。

ぼくの仕事は介護福祉士 ....
やわらかくて数学てきで

魔術てきで優しくて

木洩れ日ぐらい明るくて

モーツァルト369

だれにでもある光みたい


いじめも体罰もなくならないのだ

なくそうとするからふたをするのだ

峯岸み ....
所有すると場所をとる

永遠の愛であろうと

無償の奉仕であろうと


約束して会わないことが

いちばん別れられるのだ

所有しなければ良いのだ


所有すると場所をとる

永遠の愛であろうと

無 ....
出張先で倒れた

会社のひとにわりと大きな病院に運んでもらった

その間にもお客様からクレームの電話が入っていた

その処理の指示を浅い息でおこなってそこへは明日行くことにした

問題が起こることは普 ....
黒にひかりがまじりだすと青になった

しばらくすると青がうすまり白くなった

ピンクやオレンジに雲は染まった

ただそれだけで互いに好き合っていた


からだひとつ、ただ寒いと感じていた

ぶるぶるぶ ....
こんな街の外れの路地裏で
こんな冷たい雨の日に
あの娘(こ)今日も
たった独りで
佇んでいるよ こんな時刻に
学校 どうしたのかな
制服姿で 大丈夫かな
明日までに乾くといいけど
突然 ....
青い花をみつけた
夏、君を撮った
盗った、だろうか
そんな感じ

帰ってモニターで
可愛がってから
サマーブルーと名づけた
プリントアウトして手許に

は、せずに
季節のめぐりのなか
ときおり君を可愛 ....
あの日掬ったひかりは
いつかカタチとなり
カタチとなったからには
失われるのだろうか

案じながら
モニターで監視している
こんな灰紺の夜に
まばゆさを







 ....
あかちゃんの頃から 
ひそかやかに息づいている初々しい清水を
ゆっくりと 汲みあげ 
丸い透明な器にいれて窓辺に置く
水の中に虹を 見つけた

こどものころから 不幸せな場所にな ....
ききみみは みぎか ひだりか
自分でも わからなくなったので
るるるっと まわして ききみみをたててみる

まさか ほんとうに
つまり これは 透明人間になったということだ
 ....
奇跡のひと、

とはヘレンのことではない

奇跡のひと、

とはサリバン先生のことだ

私は奇跡のひとではなかった

奇跡を起こすまえに涙ぐむ

私はふるえる者だった


ヘレンは先生に7歳になるまえ ....
ぼくはうたがっているのだ

うたがいを確かめるために電話する

あんなに伝説を残したあのひとのことを

ぼくはうたがっているのだ


うたがうとは傷つく準備をするということ

傷つく準備とは生きようと ....
爺ちゃん

本当の爺ちゃんじゃないけど
本当の爺ちゃんみたいな
爺ちゃん

筋の通った生き方を

辛抱強く
教えてくれた

わかるまでに何年かかったのか

、だけどさわかったけどもその前に
まずはお ....
ショートカットのお姉さんのように前髪をクリップで留めたり、わたしのカチューシャをしたりしているので、アッキーを美容院に行かせた 「短めに切ってもらってね」「短めってどれくらい?」「大学に入学す .... すべてのITシステムに信頼を

そんなキャッチコピーを見つめている

すすめセラミックス

そんなキャッチコピーも見つめている

疲れることがおーいーなー

そんなこころを持て余している


ウワサに ....
高台から 見下ろせば
雲が唸りをあげている
雲を突き抜けようとする 音がする
街の灯りは 木々の間からも見える
サイレンが パトカーが 消防車が 甲高い音が
地を這う

まだ ....
殿上 童さんの携帯写真+詩おすすめリスト(457)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午前二時- もっぷ携帯写真+ ...313-5-1
ひとりのひとに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-4-28
あお- 乱太郎携帯写真+ ...17*13-4-27
水色の空を- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-4-13
雨粒。- 永乃ゆち携帯写真+ ...3*13-4-6
お花見- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-3-27
がんばれ元気- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-25
証拠- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...813-3-23
さくらの野郎- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-3-20
沈丁花の唄- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...813-3-15
冬の骨- 小川 葉携帯写真+ ...4*13-3-12
さようなら- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-3-8
- 小川 葉携帯写真+ ...413-3-1
球体の印象- るるりら携帯写真+ ...11*13-2-23
看取り(2)- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1213-2-17
モーツァルト369- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-2-3
愛の所有- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-1-26
病院にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...20*13-1-21
朝の歌- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-1-16
路地裏の娘- もっぷ携帯写真+ ...713-1-14
サマーブルー- もっぷ携帯写真+ ...413-1-11
靴を履いて- もっぷ携帯写真+ ...413-1-8
I_love_you- るるりら携帯写真+ ...8*13-1-7
ききみみ- るるりら携帯写真+ ...6*13-1-7
奇跡のひと- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...713-1-6
うたがい- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...213-1-4
だから長生きしてよ爺ちゃん- もっぷ携帯写真+ ...612-12-30
虎刈り- 鵜飼千代 ...携帯写真+ ...12*12-12-23
疲れることが- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-12-20
一本のガランス- るるりら携帯写真+ ...9*12-12-19

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