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去年の今日。
2006年の10月26日 昼過ぎに、祖父が他界しました。
祖父が亡くなって、ちょうど一年になります。

祖父が亡くなったとき大阪にいました。
知らせを受けて、
すぐ帰ったので ....
                        2. 顔

電車の揺れかたは
嫌いじゃなかった
外を流れる景色にはしゃいで
シートのうえで
ぴょんぴょん跳ねるたび
おとうさんに注意された ....
そういえば。
と、思い出した。

子供の頃、歯を投げたことを。
祖母に何かを願って投げろ
といわれ、"冷やし中華"と言った気がするのだが
いつ、歯の効果があったかは未だ ....
お盆に実家に帰ったら
なつかしい扇風機が居間にあった
こどもの頃に足でスイッチを入れたり切ったりして
かなり邪険にしていた扇風機が
とてもモダンで今っぽく
おしゃれな感じに見えた

お墓 ....
酸素の少ない我が脳内海洋はやや鉛色に近く
光源もなく海面の方角もわからず
足の向こうはるか彼方に海色の生命が消えてゆくのを
黙って見過ごす
生命の気配に希薄だ

伸ばしきって1メートルに満 ....
地下鉄のホームで
女子高生がケータイで喋っている
と思ったのだが
よく見てみると 女子高生のように見えたのは
等身大の女子高生型ケータイストラップで
空中に浮いたケータイからは
小さなノイ ....
Ra it is possible lying ion
You ran long too much.
You who cannot dry up
Copying it onto the pup ....


真夜中ですら
ザラザラとした
大通りの
卑猥な笑いが裏返り
囁き合い
頷きを忘れるほどの
原始に出会う

骨が抜かれ始め
誰かが忘れていた悲鳴を
高々と上げる

町中 ....
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

目覚めのいい朝
太郎さんと花子さんの家に泊めてもらったぼくは、哀しみとともにすがすがしい朝を迎えたよ
昨日の夜は楽しかった
太郎さん、面白い人で、花子さん ....
A「明日から夏休みやね…」

B「『青春18きっぷ』買ったんだ」

A「『乗り放題のトクトクきっぷ』っていうやつ?」

B「そうそう。それそれ。」

A「どっか行くの?」

B ....
故郷へ訪れようと想像すると
胸の中の世界の海底に沈み込む
思い出したくない傷付きたくない
忘却したいという
自己防衛機能が働いるのかもしれない
此処へ移り住んだ時には
希望と夢でいっぱいだ ....
明日、隕石が落ちてきたら、
即死か、
パラサイト隕石なら金持ちになって、

///

昭和48年11月17日が俺の誕生日だ。
だから、今年で34だ。
今は33、来年は35、
でも時間 ....
七夕の笹は欲望のかたまり


人々の願い事が 重く 重く
笹は頭を垂れまくり
地面に めり込んでしまっている

七月が近づくと
いたるところに
グリーングリーンな笹が出現し
飾らに ....
あーあっ

なんか、

なにもかもマシュマロになっちゃえばいいのに。

*

昨日から
よくわからない場所が
よくわからない感じに
痛い

*

銭湯においてあるマッ ....
ぼくは哀しみを探索する哀しみ皇子

涙を宝石にするオジサンのお家に昨日は泊まったの
「皇子、そろそろ起きなさい、もうそろそろ琥珀色に染まる」
オジサンはそういった

ねえ、オジサン
ぼく ....
大地が 少し 揺れた

ここはパリなので
それは夢だと分かった

モノクロのカーテンの幕が
ゆっくりあがるように
日を目覚めさせる そういう揺れだ


意識の向こうに
黒く流れる ....
ゆっくりと
その角を曲がって行け、。蹄でなく
流れる一筋ごと粒子を埋め、加速し
金糸のそれぞれの鈍い光によって
産まれて行け、。

((失速しながら

しかし、果てまで手を ....
 僅かに温度を孕んだ
 透明な呼吸に
 母となることを、期待するのは
 何故だろうか。


  夏中わたしの居場所はここです
  夜が手向けられた海
  昼間の喧騒から解かれ
  鼓 ....
斜めに降れば避けたかもしれない/その日の外出で

けれど
雨は真っ直ぐに降りて来て
アスファルトの先へと繋がれて行った
朝を迎える人々の傘と一緒に

*

肩は
それほ ....
 
  あの
  しずかな箱のなかに
  とじこめられる 
  ふたりきりで 

  わたしたちは
  上昇する 

  風が吹いてくる/寒い/しまいに雨までふってきて/ずぶぬれだ
 ....
植物園まで
はちの子を送っていく
バスは回ってこないから
自転車でまいあさ運んでやる
自由ぐらい自分で守れと
けさ見た夢の話をしながら
ペダルをこいで坂道を登る
はっぱの裏に書いてあるこ ....
昔ね人はお月さまに住んでいたの
だけど色んな事があって
お月さまと喧嘩しちゃったの
人間はわがままだったから
もうお月さまなんて嫌い
無くなっちゃえって
魔法をかけちゃったの
お月さまは ....
編みかけの服が
国旗に採用された
みんなが喜ぶなか
ほつれを気にする母
水底にそっと触れると感情線が走っていて
僕の過去は沈むたびに息継ぎをしている
腫瘍のような実を実らせてる昼間の空気

(そうですか、から会話は始まって)

何も無いという事を研究し ....
誰かの足跡が誰のものでもなくなって
行き交う人は無音の足音を響かせる
黄色と黄緑、とピンクの水玉が歩いていく
夜をつれて来る られつのまわらない僕は
這いずり回る僕とすれ違い明滅を繰り返し ....
たくさんの人が食事をしている
僕はテーブルの下で這い蹲って
様子を伺う

海の向こう側の食物が海のこっち
側の人の口に入っていく

・・・・なんておぞましい光景!

ムーミンのママだ ....
流れてくる音楽を
つかまえようとして
つかまえられないのは
あなたがそれを
自分ひとりのものに
しようとしているから
かもしれない

つかまえるのではなく
ただ両手を頭 ....
茶封筒、
領収書の山、
切手、
広告付きボールペン、
CD‐R、
ホッチキス、
印鑑、
メモ帳、
単三電池(充電タイプ)、
しがぎんの普通預金通帳 ....
視線の低い僕に繋がれた
のんびり足先まで溶け出す夕暮れと
女の子の目は右に左にゆれだすのが
振り子みたいだと僕は思ったり
たとえばあの踏切の手前に出来ていた
水溜りが死刑囚をモチーフにした絵 ....
ほらね みどりさんが
 ふかく わらう
そばで みどりさんは
 だまってる


ほらね みどりさんが
 とおく うたう
そばで みどりさんは
 だきしめる
 ....
山中 烏流さんの未詩・独白おすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おじいちゃんへ- 北大路京 ...未詩・独白21*07-10-26
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七夕_〜_ほぼ即興詩?_朗読用に書いたから長いよ2007- 北大路京 ...未詩・独白11*07-7-2
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上昇- 渡邉建志未詩・独白607-6-2
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20074191643- はらだま ...未詩・独白4*07-4-19
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