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あの日から、
耳鳴りが やまないんだ


いろんな場所が、
いろんなものが、
こわくなっていったんだ

その場所も、
ほんとは、そのひとつだったんだ

それでも、
なにかを ふ ....
どこまでも続く道を
僕達は 歩いているんだ
限りある人生の中で
自分らしく 歩いていく

途中で立ち止まってもいい
道を外れて休んでもいい
人に追い越されてもいい
ちょっとだけ 振り返 ....
上の子が『パパァ』と絡み付く。
遊んで欲しいのだ。
下の子が泣き出した。
おしめかもしれない。

それは、全く時を構わず、
親の都合を構わず、
甘え、頼り、私を求める。

解って ....
星が生まれる場所を探すのだといって
青白い廃墟に続く石畳をただひたすらに歩く男
腕時計は
旅の最初に外して地面に捨てたのだそうだ

夜空は既に
公転することを止めた無数の星
見知らぬ星座 ....
全ての負け犬よ
拳を握れ
ポケットの中で
コートの内側で
机の下で
拳を握れ負け犬よ
その手に意思を握りこんで
拳を硬く握れ
意思を握りこんだその手は何よりも硬く
誰にもほどけない硬 ....
平和なことはいいことだ
ぶふふ
平和なことはいいことだ
ばははは

平和なことはいいことだけど
俺は腑抜けになってしまった
平和だから
平和だから

平和平和ってお前
その髭を生 ....
相殺された躁と鬱が
外と ぼくのこころの かすかな温度差が
夜の顔をした蜃気楼を生み出した
生み出し続けた

その日から 星はメトロノームと化して
月はぼくを睨み続けている

でも き ....
妥協や譲歩など 頭の片隅にもなく

安っぽい貢ぎ物などは 躊躇なく蹴散らし

自分の非や立場など 一切お構いなしで


大地を両足でちからいっぱい踏み締め

目にいっぱいの涙 ....
穏やかな風が吹く
冬の晴れた日の午後
寒い日のはずなのに
その冷たさはどこにもない

鳥たちはのびやかに飛び回り
土は生きている

めったにないこの日を
人も皆
外に出て心で祝う
 ....
 冬の透き通った空に
 白球が飛ぶ
 それはまるで夢をつかまえようとするように
 白球を追う

 整地されたグラウンドで
 今日はソフトボール大会
 
 投手が投げるボールに集中
  ....
ハッピーエンドの
ものがたりの はじめに
もどって また おなじ
ストーリーを ひとつ
とどけてください
休日のような匂いの中に
形骸化した飛行機が置いてある
両翼に子供がぶら下がっている
彼らほどのエネルギーが伝われば飛ぶかもしれないのに
エメラルドでできた細長い棒は
長さを50億倍したら太陽 ....
詩集を出したけど

まだ一冊も売れない

抜粋の「尾崎君への手紙」はそんなにいけてないかい

それとも詩集のタイトルが悪いのかな

誰か買ってよ

意外と過激な世の中に対する想いと ....
 雨風とともに薔薇が舞い落ちた。
 朝がきた。
 原稿のうえで眠る青年が目覚めた。
小さな吐息を
繰り返すその行為の
自己満足と陶酔のようなものでなく

声を枯らす彼女の
喉と分泌物と
歌に込められた憎しみのようなもの

それはドクトルが
犬と話すような
矮小で卑 ....
ニュースが 今日も流れている。

イヤになることばかりが流れこんでくる。

世界は どうして、そんなふうにまわっているんだろう。


また、 弱いものから つぶされていく。

 ....
「愛してる」
「愛してる」
「どれくらい愛してる?」
「お前の為に死ねないくらい」
「愛してる」
「愛してる」
「どれくらい愛してる?」
「誰かに渡すくらいなら殺したいくらい」
「愛し ....
 静まりかえった夜明け前
 部屋からは見えない表通りを
 鮮やかな色の洋服を着たピエロが
 にこやかに微笑みながら
 ボールを転がし
 歩いている

 深夜の主役
 涙は止まらないけど ....
言葉はいらないよ
ただ其処に居たいだけ
時間は待ってはくれないけれど
せめて一瞬でもいい
そこに居させて・・・。

そこは決まった場所じゃなく
懐かしい空気と
鼓動が ....
君の武器はなんだ。
君は何を武器にして、戦い生きるのか。

この世の中
武器なしでは生きられない。
身に付けた武器。
養い育てたその威力をもって、
自分の道を切り開く。     
 ....
ガンジスの巨大な銀河の流れの清めの沐浴
ヨルダン川のせせらぎ清めのバブテスマ

水が洗い流し
古代の美しき伝統 禊 祓い
聖霊が静かに降臨する

風 うねり 波 満ちる

輝ける 鎮 ....
お嬢さん
落し物です。
心の落し物です。
命の落し物です。

そよ風サラリ
クリスマスです。
ロウソクに火を燈しましょう
変りつづける貴方の心に火を

恋に落ちました。
キスをし ....
歩幅が違うから。

呼吸が違うから。

思想が違うから。

背丈が違うから。

環境が違うから。

明日が違うから。

視界が違うから。

世界が違うから。

キスが違 ....
高い塔がある
空を突き抜け街を{ルビ睥睨=へいげい}するように
その塔はそそり立っている
塔には一人の姫が住んでいた
囚われているのではない
自ら閉じこもっているのだ
目も耳も口も絹糸で縫 ....
      マンジュシュリ・ミトラの死んだ朝
      わたしは聖河で衣を洗った
      水の底でゆらめく草が
      女の黒い髪の毛に見えた
      空はおぼろな光に満ちていた ....
泣いても笑ってもただただ醜いだけだった少女はやがて年を取り大人になり老人になり灰になった

彼女はただただ醜く
自分を呪い
両親を呪い
周囲を呪い世界中を呪い
  (友達はいないので友達は ....
雨上がりの砂利道を
そろりそろりと踏む石の
聞こえてくる砂音に耳を傾ける
それは優しさ

道の左の林より
枝から枝へと飛ぶ鳥の
聞こえてくる羽音に耳を澄ます
それは温もり

どこか ....
赤い、地下の
ハードバップ・バーで
奥行きのない顔が
黒に塗り潰されて並んでいる
冷え切った
巨大なJBLからは
バド・パウエルさえも
押さえらない
その指先の
鍵盤も視線も

 ....
山になった洗濯ものの回りで
君は
春のような
スキップを踏む
  {引用=おうちを買わなければ、よかったね
だって、お金持ちだったんでしょ?
たた、たたん}
ちいさな袖をそろえて
重 ....
黒いカラス、黒い羽
世界の果てを見に行こう
神様は死んじゃった
つまりは神様は存在していたと言うこと

足跡を残したぬかるみは
ほどよい弾力で有る限り
アタシの痕を残しつづけ ....
ごまたれさんの自由詩おすすめリスト(455)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
耳鳴り- わら自由詩11*06-12-11
自分らしく- eris自由詩3*06-12-10
限りなく愛は自由を奪う- ネコ助自由詩4+*06-12-10
Estrellas_muertas- Utakata自由詩606-12-10
全ての負け犬に告ぐ- 虹村 凌自由詩7*06-11-30
平和さん- 銀杏自由詩1*06-11-30
蜃気楼- しでん自由詩2*06-11-30
<人間関係入門>- ポップこ ...自由詩5*06-11-29
冬の晴れた日の午後- ぽえむ君自由詩18*06-11-29
白球- 山崎 風 ...自由詩706-11-29
そろもん(金婚式の話)- みつべえ自由詩506-11-29
公園にて- yukimura自由詩4*06-11-29
くだらない詩人のひとりよがり- ジム・プ ...自由詩206-11-29
三つの死- 白雨自由詩206-11-29
まざる- キー坊自由詩406-11-29
ニュース- わら自由詩6*06-11-29
キャンドルサービス- 虹村 凌自由詩4*06-11-29
涙は止まらないけど- 山崎 風 ...自由詩14*06-11-29
「言葉にならないで・・・。」- Taka★Hajim ...自由詩206-11-29
君よ武器を持て- ネコ助自由詩2*06-11-28
幻視風景- アハウ自由詩5*06-11-28
メリークリスマス!- ペポパン ...自由詩6*06-11-28
想い。- 狠志自由詩206-11-28
鳥籠あるいは高い塔- 石瀬琳々自由詩19*06-11-28
聖と死と- 月夜野自由詩7*06-11-28
- 由香自由詩206-11-28
雨上がりの砂利道- ぽえむ君自由詩15*06-11-28
黒の歌- はらだま ...自由詩2*06-11-28
はだかんぼう- 佐野権太自由詩45*06-11-28
黒いカラス- なかがわ ...自由詩6*06-11-28

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