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工夫して
節約して
我慢して
それでも欲しいものが買えず
買うべきものも買えぬまま

苦労して
落ち込んで
叱られて
それでも人に認められず
行くべきところも行かれぬまま

何 ....
風には{ルビ詩=うた}がある

時に哀しく
時に喜び
時に怒り
時に笑う

聞こえるだろう
空から降りてくる詩を
山々を越えてくる詩を
海を渡ってくる詩を
森の木々を通り抜けてく ....
もう昔のこと
ある国があった
その国の人々は
自分が良いと認めたものしか作らなかった
自分が気に入らないものは作っても全て壊した
自分が良いと認めたものしか使わなかった
自分が気に入らない ....
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない

人は ....
君の心は黄緑色なので
僕のようなオレンジ色の心とは
似合わない
もともと黄色は同じだったのに
どこでどうしたのか
君は緑と
僕は赤と
混ざっていった

もう黄色をいくら混ぜたとしても ....

白い風が吹く
冷たいがゆえに
人は温もりを感じ
人に温もりを伝える


緑の風が吹く
新しいがゆえに
人は命の尊さを感じ
人に命の尊さを伝える


青い風が吹く
活 ....
見上げる空に鳥が舞う
思いのままのその翼
向かう先には白い雲
遠く果てなく飛んでゆく

空を夢見て眺めつつ
地に立つ我のこの足で
心を定めて歩みゆき
果てなき道を進みゆく

見つめ ....
僕の力では
雨を止ませることは
できないけれど
心の雨は
僕の力で晴らすもの
夢を持てば
心に虹が架かる

僕の力では
風を吹かせることは
できないけれど
心の風は
僕の力で流 ....
多くの詩が生まれ
同時に多くの詩が消えてゆく
誰にも読まれず
誰にも語られず
誰の心の中にもない詩は
もはや生きていない

生きている詩は
誰かに読まれ
誰かに語られ
誰かの心の中 ....
曇り空の畑を見ていたら
今まで忘れていた
今まで生きてきた辛い記憶を
なぜだか
思い出していました
鳥は元気よく飛んでいるというのに

薄暗い部屋の中でじっとしていたら
今まで忘れてい ....
人は空を飛べない
けれども
人は空を見て夢を描ける
飛べなくても
しっかりと地面に踏ん張ればよい

人は宇宙を泳げない
けれども
人は頭の中で宇宙を創れる
泳げなくても
{ルビ颯爽 ....
農家のおばあさんが
小さな乳母車に載せているのは
自分の畑で育てた花だった

生まれながらにして背が低かった
歳をとり腰も曲がってしまった
それでも車いっぱいに花を積み込んで
今日も花を ....
雨に打たれた紙が
ぼくをじっと見つめていた
何の紙なのかは
わからないけれど
何かを言いたい気持ちが
そこにはあった

雨に打たれた紙を
ぼくはそっと見守った
何のためなのかは
わ ....
君の中の炎は
常に形が定まらず
消えることなくむしろ
どんどん燃え盛り
竜巻となって
全身を駆け巡る

その炎はいずれ
君の中の情熱を燃やし
そこから生み出される蒸気によって
君は ....
水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る

風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る

陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る

星が輝 ....
好きなことは好ましいけれど
好きなことをしているだけでは
時間が進んでゆくだけで
自分は進んでゆかない

楽しいことは楽だけど
楽しいことだけをしているだけでは
身体が進んでゆくだけで
 ....
人は
他人の幸せはよく見えて
自分の幸せはよく見えない
もしかしたら
他人よりもずっと幸せなのかもしれない

だから
自分が愛する人を
自分よりも幸せにすることが
自分を幸せにするこ ....
今日一日を生きることで
精一杯だったので
寒い日だったことは覚えているけれど
空が透き通るような青だったかどうかは
わかりませんでした

今日一日を生きることで
精一杯だったので
温か ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
彼は
勝つためだけに生まれ
勝つことだけしか許されなかった

勝つ論理しか与えられなかった彼にとって
勝ちとは
強いとは
定義や疑問をもつことすら許されなかった
彼は
勝ち続けること ....
これといって意味はないけれど
コーヒーカップを買いました
ただ買っただけなので
無駄遣いでしたが
人と話がしたくなりました

これといって意味はないけれど
車で県内を一周しました
ただ ....
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく

時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ....
星を見つめれば
今までの自分が
とても弱く見えてしまうけど
それは自分の心が広くなったから

海を見つめれば
今までの自分が
とても狭く見えてしまうけど
それは自分の心が深くなったから ....
ひとひらひとひらと
空から雪が舞い落ちて
小さな小さなその粒は
一つ一つの言葉のよう

ゆらりゆらりと
空から風が吹き流れ
右へ左へ漂いながら
言葉と言葉をつなげ合う

ひとひらひ ....
今の季節に合わせて
色の神が
世界を白くする
僕も白くなってゆく

そして
今の風に合わせて
音の神が
世界を奏でる
僕も音になってゆく

その後は
今の心に合わせて
{ルビ ....
あなたは今
ある地面に立っています

これからあなたはその地面から
上に行くのか
下に行くのか
二つの中から一つ選ばなくてはなりません

上に行く場合
足元が不安定になりますが
高 ....
隠すことはできても嘘はつけない

たとえばインターネット
自分ことは隠せても
相手から聞かれたら
嘘はつけない
うまく隠せても
嘘はいずれわかってしまう

隠すことはできても嘘はつけ ....
何もないところから
何かが生まれることはなく
何かがあるから
何かが生まれる

人がいないところから
人が生まれることはなく
人がいるから
人が生まれ
生活が生まれ
工夫が生まれ
 ....
風の中で何かが消えた
それは生きてきた中での何かだった

それは
その時のその場所によって
様々な変化と成長を続け
その日のその情景によって
豊かな感情を創り出した

同時に
風の ....
心の中にある草原に
乾いた強い風が吹いているので
雨を降らせてみました
大きな虹が架かかりました

心の中にある森に
細くて尖った枝が軋んでいるので
葉を茂らせました
多くの鳥がさえず ....
未有花さんのぽえむ君さんおすすめリスト(647)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
足跡だけは残せるのだから- ぽえむ君自由詩14*07-1-25
風には詩がある- ぽえむ君自由詩11*07-1-25
もう昔のこと- ぽえむ君自由詩10*07-1-24
人は花を探している- ぽえむ君自由詩12*07-1-24
君の心は黄緑色- ぽえむ君自由詩15*07-1-23
四季の風が吹く- ぽえむ君自由詩8*07-1-23
空を夢見て_海を夢見て- ぽえむ君自由詩8*07-1-22
僕の力ではできないけれど- ぽえむ君自由詩11*07-1-22
詩は生きている- ぽえむ君自由詩12*07-1-20
忘れていた記憶- ぽえむ君自由詩7*07-1-20
人は空を飛べない- ぽえむ君自由詩12*07-1-19
花売り- ぽえむ君自由詩14*07-1-18
雨に打たれた紙がぼくを見つめていた- ぽえむ君自由詩11*07-1-17
心は熱く頭は冷たく- ぽえむ君自由詩8*07-1-17
僕は僕の夢で回る- ぽえむ君自由詩15*07-1-16
束縛が自由を創り出す- ぽえむ君自由詩8*07-1-16
自分の幸せはよく見えない- ぽえむ君自由詩9*07-1-15
精一杯の一日なので- ぽえむ君自由詩10*07-1-15
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
常勝することよりも上昇したかった- ぽえむ君自由詩8*07-1-14
これといって意味はないけれど- ぽえむ君自由詩10*07-1-13
時に逆らって- ぽえむ君自由詩22*07-1-13
君を見つめれば- ぽえむ君自由詩11*07-1-12
ひとひらひとひらと- ぽえむ君自由詩14*07-1-12
神々の力- ぽえむ君自由詩11*07-1-11
上に行くのか下に行くのか- ぽえむ君自由詩11*07-1-11
隠すことはできても嘘はつけない- ぽえむ君自由詩14*07-1-10
その人が生まれる- ぽえむ君自由詩8*07-1-10
風の中で何かが消えた- ぽえむ君自由詩9*07-1-9
心の中にいる自分に- ぽえむ君自由詩16*07-1-9

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