すべてのおすすめ
部屋のキャンドルライトが
グラスをほのかに照らす
あとは二人が一緒にいれば
今夜は言葉はいらない

外の星空の光が
時間をかすかに止める
今は二人が一緒にいれば
今夜は言葉はいらない
 ....
クリスマス・イヴという日は
みんながモノと思い出を探す日
何がほしい?
何を買ってあげようか?
どんな夜を過ごそうか?
特別な日

モノを想い
人を想い
時を想う

その年に起き ....
{引用=ポエム問題集 100作を記念して}

それは
感性を磨くために
技術を向上させるために
何人を制限することなく
万人のために
誕生した

心に感情がある限り
道は果てしなく ....
山があって
雲があって
夢がある

僕がいて
君がいて
夢がある

空があって
星があって
夢がある

僕が生きて
君が生きて
夢がふくらむ

とても単純なこと
とて ....
時は人に
偶然から必然を見つけ出し
破壊と建設を繰り返しながら
内容を形式へと変換させ
現実は理想を創り出す

同時にまた
現象と本質を見分けさせ
演繹と帰納を繰り返しながら
具体を ....
薄い光に包まれた
午後のひととき{ルビ徒=いたずら}に
静かに時が流れゆく
聞こえるものは冬の風

低い雲間に光差す
午後のひととき晴れやかに
静かに鳥が流れゆく
聞こえるものは冬の風 ....
誰かを嫌いと想うことは
仕方のないこと
けれども
誰かに嫌いと言うことは
勇気がいること
責任がいること
相手を本当に想うこと
絆ができていること
関係を続けようとすること
何よりも ....
ほら
聞こえてくるよ
冬の歌が
聞くものすべてに
欣然とした
ソプラノの声が響いている

ほら
見えてくるよ
冬の姿が
見るものすべてに
純然とした
白い帽子が光っている

 ....
いつもの時間に起きて
いつもの道を通って
学校に着く
教室に入る
決められた自分の席に座る

黒板の横の時間割を見れば
今日一日はすでに終わっている
自分の時間はどこにもない

自 ....
君はいつも
自分が歩いてゆく道を
見つめ続けている

道の先には
新しい君と
新しい僕がいることを
きっと願って

君はいつも
自分のいる場所を
迷い続けている

道の上には ....
結果のために
努力することと
努力のために
結果を残すことは
一つのループになる

目標のために
努力することと
努力のために
目標をつくることも
一つのループとなる

初めは ....
冷たい朝が始まる
身が引き締まる
同時に
心も引き締まる
北の窓がかたい
冬の朝にふさわしい

のどかな昼が始まる
身が緩んでゆく
同時に
心も緩んでゆく
南の窓が優しい
冬の ....
不思議だった
いつものオリオン座が
いつもよりも綺麗だった
寒い夜だというのに
しばらくの間
その輝きを見つめていた

不思議だった
いつもの霜柱が
いつもよりも美しかった
冷たい ....
閉ざされた森の中
高くそびえる大木を見上げると
雲一つない青空がある
空に上っているのか
空に沈んでゆくのか
もはや見分けがつかない

一羽の鳥が空を横切る
自分が見上げているのか
 ....
星を讃えよ
僕はここに生まれる
輝くものを愛しみ
ひるむことなく
ここに生まれたことを
心の種とせよ
星のきらめきを見よ

空を讃えよ
僕はここにいる
目にするものを敬い
たじろ ....
そこに空がある
今にも吸い取られてしまいそうな
大きくて濃く
そして深いこの空の中から
風の音が聴こえる

そこに花がある
今にも崩れ壊れてしまいそうな
小さくて淡く
そして可憐なこ ....
風が公園で遊んでいる
ブランコに乗っている
砂場で小さな山を作っている
広場でおにごっこをしている

風が公園で笑っている
ジャングルジムを伝わっている
ベンチの後ろに隠れている
ボー ....
今いる自分より
遥か遠くにいる自分を想うから
それが夢になる

夢はいつも
今の自分よりも良くて
だから
今の自分がつまらなく想えるけれど
そう想えるからこそ
夢である価値がある
 ....
机の引き出しの奥に
わずかばかりの
どこにでもある土の入った袋
これがふるさと

都会のコンクリートの中の
ほんの少しのふるさと
自分が生まれ育った土

袋を開けると
ふるさとの匂 ....
花はいつ咲くのか
花に聞いてみなければ
わからないけれど
心の花は
自分で咲かすものだから
自分に聞いてみれば
きっとわかるはず

星はいつ流れるのか
星に聞いて見なければ
わから ....
雨はまだ降っている

何があるわけでもないが
窓の外を
ぼんやりと眺めている

雨はまだ降っている
ぼくはまだ眠らない

窓ガラスを打つ雨音が
不思議と体に響いて
ぼくの呼吸と合 ....
今の自分がすることは
今の自分を壊すこと

今の自分を壊さなければ
今の自分のままだから
今の自分を壊さない限り
新しい自分が生まれない

今の自分がすることは
今の自分を壊すこと
 ....
青い冬空透き通る
沢の{ルビ辺=べ}歩くその音は
見渡す空の声となり
孤独を忘れる時となる

白い{ルビ川水=かわみず}清らなる
峠を越えるその風は
鳥を寄せ呼ぶ歌となり
勇気を与える ....
頭の中の言葉が
たくさんあるというのに
捕まえることができない
つかもうとする手と言葉とが
磁石の同極同士のように
退け合ってゆく

言葉が拒んでいる
言葉をつかめない
そうではない ....
何もかもが寒い夜だった
遠く離れた家から
犬が吠えている
その声が神経を尖らせる

何もかもが切ない夜だった
窓から覗く街灯の
力のない光が見えている
その暗さが心を曇らせる

何 ....
土が凍る
雨はまだ降らない
厳しい季節の中を
ただ一人
手を開けずに
じっと見つめている
冬の大地

空が凍る
雲はまだ進まない
切ない季節の中を
わずか一人
歩けることなく
 ....
初めてこの道を通ったとき
小さな花が咲いていることに
気がつかなかった

初めてこの道を通ったとき
向こうから歩いてくる人が
君だったことに
気がつかなかった

初めてこの道を通った ....
まどろみの中で
薄れてゆく意識と
わずかに残る自覚とが
交差する

微かな論理が
無我と溶け合い
何かが生まれ
何かが消えてゆく

夢と現が
メビウスの輪のように結ばれ
頭の中 ....
日々の繰り返しが
時を止め
時間だけが過ぎてゆく
月曜から金曜は
他人の空間の中に
特別な意識もなく
身を沈めている

小さな場所の中で
自分だけの時が
ほんのわずかだけ動き始める ....
そこに花がある
名前は知らない
けれども
その花にしかない色がある
それだけあればそれでいい

そこに鳥がいる
名前は知らない
けれども
その鳥にしかない翼がある
それだけあればそ ....
未有花さんのぽえむ君さんおすすめリスト(647)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今夜は言葉はいらない- ぽえむ君自由詩11*06-12-24
イヴのプレゼント- ぽえむ君自由詩9*06-12-24
ポエム問題集- ぽえむ君自由詩8*06-12-23
大切なこと- ぽえむ君自由詩10*06-12-23
時は人に- ぽえむ君自由詩9*06-12-22
聞こえるものは冬の風- ぽえむ君自由詩7*06-12-22
誰かを想い、誰かに言うこと- ぽえむ君自由詩10*06-12-21
冬をもっとよく感じてごらん- ぽえむ君自由詩6*06-12-21
自分の時間は必ずある- ぽえむ君自由詩7*06-12-20
友情- ぽえむ君自由詩11*06-12-20
最初の回転- ぽえむ君自由詩12*06-12-19
ふさわしい冬- ぽえむ君自由詩10*06-12-19
不思議だった- ぽえむ君自由詩17*06-12-18
閉ざされた森の中- ぽえむ君自由詩6*06-12-18
全てを讃えよ- ぽえむ君自由詩15*06-12-17
風の命が聴こえる- ぽえむ君自由詩9*06-12-17
風が公園で待っている- ぽえむ君自由詩13*06-12-16
夢を抱える- ぽえむ君自由詩12*06-12-16
引き出しの中のふるさと- ぽえむ君自由詩14*06-12-15
きっとわかるはず- ぽえむ君自由詩10*06-12-15
雨はまだ降っている- ぽえむ君自由詩13*06-12-14
今の自分がすることは- ぽえむ君自由詩6*06-12-14
冬の山道- ぽえむ君自由詩15*06-12-13
言葉をつかむ手がほしい- ぽえむ君自由詩16*06-12-13
何もかもが寒い夜だった- ぽえむ君自由詩6*06-12-12
冬の大地- ぽえむ君自由詩7*06-12-12
初めてこの道を通ったとき- ぽえむ君自由詩16*06-12-11
冬のうたた寝- ぽえむ君自由詩18*06-12-11
動くのは時と心- ぽえむ君自由詩14*06-12-10
名前は知らない- ぽえむ君自由詩24*06-12-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する