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札幌の空のしたにあなたを感じます

ウルムチの空のしたに憎悪を感じます

俺は地球のうえで空を探しています


疑われているひとを許したのは

生き方を貫き通したかったからです

 ....
しあわせとは

現在に探せないものなのでしょうか

こころが不安で痺れていたとしても

しあわせは

誰にでも何処にでも存在すると思うのですが

しあわせとは

シンクロニシテ ....
あ、○
満月やんけ
なんも映しよらんが
鏡みたいな○や

あれから何年や?
あれからって、どれから?
そやなあ、ふたりで滝さがしにいって、月見ながら、おまえの半ケツ突いてからや、
はっ ....
追憶が虹を
否、追憶は虹/そのものだ
/追いかけても辿りつけない
否、それは俺/そのものだ

きのう死んだ俺は
きのう生まれた
正体はどこにある


追憶が虹を
否、追憶は虹/そ ....
ぼくの存在は地球にしかない
あの青くてきれいな球体にしかない
夏の匂いのまま貼られたアフリカ大陸
ぼくの存在は
あの青くて半分影のあるあそこにしかない


月にはない

太陽にはない ....
ガストで
ましろいA3のコピー用紙に
ボールペンで
いままで実行してきた戦略を書き連ねていた
そうやって戦略を練り直していた

斜めまえのテーブルで
四人の若者たちがくだらなかった
三 ....
誰もがやり直せることを

その情熱の持続を

誰もがひとりではないことを

奇跡を引き寄せるからくりを

その情熱の持続を

ぼくは証明したいのかも知れない


雨が降る青い ....
灯が川を流れてゆく

灯はたましいだ

青い川を流れてゆく


悲しみが胸や鼻をつまらせる

あなたをコピーする

それをたましいに貼り付ける

あなたが見つめている

 ....
きょうぼくのからだは

悲しみにつまっている

表面張力いっぱいで

すこしでも揺れたらこぼれそうだ


きっと何十年まえ、何百年まえにか

おなじ日に

悲しみにあふれた日 ....
建物と人が

梅雨明けのひかりを

跳ね返しては吸っていた

夏が影を濃くしてゆく

命の闇と宇宙の静けさを

反語のように振りかざして

風が首を撫でている

夏服の透き ....
デンジャラスをとにかく聴きまくっていた
スリラーにもバッドにもない突き詰め感に圧倒されていた
硬くてぶっ太い乾いたサウンドを休みの日にはフルボリュームでかけていた

ひとりの女はそれをいやがっ ....
改札口をでると広場は薄暮で
ほの暗い木々のなかに雀たちが鳴き渡っていた

こんな時間帯に、風にあたっているなんて、いつぶりだろう、

ベンチでたばこを一本燃やす
決然とベンチから立ち上がる ....
高一のときいまで言うパニック障害になった
実力よりうえの学校に入ってすこし疎外感を感じていたから
そのことが原因かな、と思った
電車を自転車に変え
剣道部をバスケに変えた
エレベーターには半 ....
会合を終えて神戸から倉敷に移動するともう11時だった
ホテルにチェックインしても脳みそはまだ高速をぶっ飛ばしている感じだ
2時間ぶりの煙草を喫煙コーナーで吸う
11時40分からマッサージを予約し ....
久しぶりの天気に気がいってて

あたし首筋に塗るのを忘れた

プラタナスの木陰をえらんで歩いた

もうあきらめながら一日を過ごした

一日にできることなんか知れている

十年かけて ....
となりのおっさんが着信音に出て

イソギンチャク死んだんか、

と第一声を発した

さみしいやろ、海にほったらなあかんな、

おっさんたちにとってイソギンチャクは

犬や猫のような ....
曇り空のしたを歩いている

電車に乗っている

お客様に挨拶している

仲間にメールしている

六月の闇は深くなる

雨に濡れた髪はひじきになる

宇宙のからくりをふたつ考える ....
ソウルに出張すると飯は明洞でとることが多い
基本晴れおとこだけど
明洞はいつも雨が降っている
屋台でチゲ鍋、最初は辛くて食えなかった
野菜でも豆腐でも赤いスープがついてしまうとダメ
水を飲ん ....
オンブラ・マイ・フ

もしくは、ラルゴ

あたたかで気高い

それを聴くたびに深遠は近くに

だれも知らない場所で

だれもが繋がっている


かつてこれほど

安らいだ ....
雨がまっすぐ降っている

女がじぶんのために着飾っている

お金はひとをすこし幸福にしてくれる

お花が時空の先端で揺れている

あなたの風邪が治りかけている

生物も無生物も
 ....
曇り空のしたで花は

晴れているときよりも

色を立てている

匂いも溶けだしている

晴れているほうが

よいことになっているけれど

晴れだけでは

人生の春秋が富むこ ....
まるくないから磨くのに

まるくないから悲しんで

磨かなければ磨かれない

あたりまえのことだから

ぼくは血肉で受け入れる


真夏日の夜風なびいてる

お店のひかりが道 ....
見知らぬところで

ひとのこころは

てのひらを返したり

大人だからだまっていたり


六月が川面をぎらつかせている

ぼくは見つめている

なにかを吐き出したくなっている ....
紺碧の空はちぎれた

それが青い花になった

だからあなたは

空のしたの青しか信じなかった

あなたのそんなメルヘンを

まもりたいと思った

そう思った刹那から

痛み ....
遠くから靴の音、口笛の音かもしれない

僕は歌うかもしれない
だれにも聞こえない、見えない歌を


詩はあまりに裸すぎて
隠さなきゃならない気持ち隠しきれなくて

ポストは赤くて僕は ....
じぶんががんばることが

誰のためにもなっていない

未来も含めて

誰のためにもなっていない

これ以上の絶望ってあるだろうか

言葉はいつも足りなくて

無力感ばかりにひた ....
新聞の一面広告の通販に500色の色鉛筆があった
1ヶ月に25本ずつが20ヶ月送られて来るのだそうだ
500色の色鉛筆なんて必要ないとも思えるし
500色の色の違いを見てみたい気もする
20ヶ月 ....
あいつは家出人とはちがう

もともと家なんかないから

今でいうネットカフェ難民よろしく

ドヤからドヤを渡り歩いて

それでおかしくはなかった

いまなら、ホームレスボクサー登場 ....
恋やら愛やら仕事やら

友やら親やら人生やら

きみはいつも手の鳴るほうへ

渡り鳥みたいにいのちをかけて


宗教やら政治やらではないぶん

ずいぶんといさぎよく

伴わな ....
 耕太ら若手社員は九時から開始する新規開拓ダイヤル作戦に備えていた。
 パソコンの画面をターゲットの会社のホームページにする。
 何度も目を通した商品紹介ネタの模範トークにもう一度目を通す。
  ....
こめさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(267)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
虚空- 吉岡ペペ ...自由詩909-7-8
しあわせ- 吉岡ペペ ...自由詩309-7-8
あ、○- 吉岡ペペ ...自由詩409-7-6
追憶- 吉岡ペペ ...自由詩609-7-4
存在- 吉岡ペペ ...自由詩1209-7-2
ストラテジィ、ガストで- 吉岡ペペ ...自由詩1009-7-1
青い夕方- 吉岡ペペ ...自由詩609-6-30
六月の花火- 吉岡ペペ ...自由詩509-6-28
悲しみ- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-28
梅雨明けのひかり- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-28
さよならスーパースター- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-27
薄暮のなかで- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...209-6-26
高一のとき- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-25
気配- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-25
プラタナスの木陰- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-24
あしたは海にゆくんだろう- 吉岡ペペ ...自由詩509-6-23
曇り空が好きな心- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-22
明洞はきょうも雨だった- 吉岡ペペ ...自由詩109-6-22
オンブラ・マイ・フ- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-21
この曇り空のしたで- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-21
変換- 吉岡ペペ ...自由詩209-6-20
まるくないから- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-20
見知らぬところで- 吉岡ペペ ...自由詩609-6-19
青い花- 吉岡ペペ ...自由詩209-6-19
遠くからの音- 吉岡ペペ ...自由詩1009-6-16
絶望- 吉岡ペペ ...自由詩709-6-15
500色の色鉛筆- 吉岡ペペ ...自由詩509-6-14
あした、という思想- 吉岡ペペ ...自由詩409-6-14
渡り鳥- 吉岡ペペ ...自由詩809-6-11
蛇つかいたちの行進(2)- 吉岡ペペ ...自由詩309-6-8

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