「家出したくなる時」という詩を書いてアップした時、夫は私との生活ののろけを随筆で書いているのに私が珍しくアップするとなったらこんなのだと不公平で可笑しいな、とおもしろがってはいたものの、これが人に心 .... 空が鮮やかなオレンジ色から薄紫へ
静かに変わる黄昏のとき
トワイライトっていうんだっけ

ああ、ちょうどこれくらい
そう、この瞬間

忙しく繰り返す日々の中
君に一番会いたくなるのは
 ....
わたしの中の犬がほえる  遠吠えくらいは威勢良く

わたしの中の猫が言う   今日は気分が乗らないの

わたしの中の少年が想う  普通の人にはなりたくない

わたしの中の少女が呟く  ミン ....
コンビニの浮世離れの蛍光灯 心ざわめく夏の夜の夢

「イレブン」と略して「田舎」と笑われる この町は皆「セブン」と呼ぶのか

コンビニを左に曲がれど未だ着かず そうか向こうのコンビニだったか
 ....
自分の"じ"が嫌い
右上がりでも 左上がりでもなく
何かに迷って見えるから
特に履歴書なんかは
曲がった生き方を
無理やり
まっすぐに見せかける作業で

でもいつの ....
荒地に花

荒心に愛

荒らしているのは

もちろんあなた
すきなんです。 暗い闇の中。

ぽつりと燃える。

私の炎。

何の為に燃えるか知らず。

ただ、ひたすらに。

体を焦がしてまで。

燃え続ける。

あぁ、誰か。

そっと、優しい息を吹き掛けてくれないだろうか。
 ....
もう
いっそ
ふたりで
涙を流しあえば
透明に近い薄青い水

もう
いっそ
ふたりで
地を蹴って
空へ飛び込めば
パウダーブルーの空

もう
いっそ
ふたりで
絡まって ....
そうやって火をつけて
あとは溢れるのを待つのですか

性質の悪いアナタに


着火されたのは私なのです
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする

過剰な、色彩の、
この、感情の、渦に、巻かれ、
色をもたない、ぼくらは、
草色に、染められてく

てのひらの汗で湿っ ....
胸の上に重石がのってるみたい
重くて苦しい
息はできるのに

お人形、お人形
笑顔を忘れていますよ?
気をつけてくださいな

走ってる
走り回ってる
今すれ違った人 ....
「言葉」を書いてはいけない。

そう聞いたとき、私が一番恐れていたことが、今、起きてしまった。

「言葉」が書けない。

いままで、キーボードの前に来れば、私の指は知らず知らずの内に、キー ....
欲望のマシンガンで
星屑をまきちらして
束の間の銀河に溺れるのさ
自己陶酔の渦に沈んでもいい
ブイサイン作りながら、その間に温州蜜柑を挟んだ思い出
覚えているのは僕くらいだった

クラスのみんなは大人になってて
できちゃった、できちゃったとませた増産結果を報告してる

順番とはなに ....
「ソフトバンクに変えたんよ」
と、最近高校時の友達からわりと頻繁に電話が来る。
「だってただだし」
と、電話口で笑う男は、私が数年越しで彼に片思いしていることをしらない。


夕べも電話が ....
赤い赤い糸

運命のひととは
小指と小指で
繋がってるんだってね

結ばれなくても
せめて
近くにあればいいのに
世界で1番大好きな人が、泣きたい程辛い想いをしている

いつでも呼んで

あなた専用スーパーウーマン

この青空を跨いで、5秒で駆け付ける
(ことはできないけれど)


いつでも呼んで



抱きしめ ....
ベンチは

座ってくれるひとを待っている

そこに
在り続けなければならないから

誰も座るひとが
いなくても
殺してみたかった

ただシンプルな

シンプルな欲求

自分で自分を辞められるなら






それでも

毎日

小さな幸せを積めるから
遠い海から
知らない仲間と
ここまで来ちゃった

場違いでごめんね

仲間がいなくて
僕だって淋しい

だから
お箸でよけないでね
まあるい電灯と
少し欠けたお月さま

まるがふたつ

あのひとは
わたしのこと
もう忘れたかな
一人待つ少女


恋人が遠くから手を振って
駆け寄って


笑顔で温かく迎える




そんな恋人たちのそばを通り抜けて
僕も笑顔になる


誰かが今日
どこかで ....
ちいさいころ熱が出ると

お母さんはよく桃の缶詰を開けてくれた

白くてやわらかい桃はもちろん

スプーンで飲ませてくれる甘いシロップも

冷たくてとてもおいしかった


お母さ ....
あの子をふりむかせるなんて
どうしたって不可能なんだから
いっそのことぼくを
短冊にしてください
あの子のねがいをかなえる
短冊にしてください
いっしょうけんめい
がんばりますから
おねがいします
 ....
前向きで
あかるくタフな
きみはタンポポ
ぼくの世界を
てらすタンポポ
僕の鼻は齧り取られて
どこかに行ってしまった
僕は自分の鼻の形がとても嫌いだったから
無くなって少しほっとしながら
ひりひりする鼻のあった部分を撫でた

いいにおいや
おいし ....
笑う鳥を見たくて
空を見上げてみました
けれどもそこには
白い雲しかありませんでした

誰かが言っていました
笑う鳥は
うれしいときには鳴き
哀しいときに笑うのだと

だから
笑 ....
ありがとう
たったその一言に
あなたが涙を流しました
夏の始まったばかりの
小さな入江で。
異教徒を大量虐殺した独裁者も
何人もの幼女を切り刻んだ青年も
我が子を押し入れに閉じ込めて餓死させた母親も
みんな赤ちゃんだったのに
かわいいかわいい赤ちゃんだったのに
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