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君と僕にできること
それは優しさの眼差しで
雪の白さを歌うこと


君と僕にできること
それは愛しさの眼差しで
山の青さを歌うこと


歌の心は見た目じゃなくて
揺り動かされた心 ....
透き通った湖の中には

何が見えるかなってのぞいてみたけど

見えたのは醜いぼくのすがただった

何回も目をこすっても

見えてくるのは同じぼくのすがた

でもそんなことどうでもよ ....
平和というものは
               こうず まさみ

たとえば
目覚めに飲む熱いコーヒーの
 香りであったり
玄関から見上げるときの
 空の青さであったり
会いたい人が待っ ....
よろよろと海岸線を歩いていると
月が見えた
タバコの煙が風に乗って流れた
ああ俺は
照らす光におびえながら立っている

それから海に向かって眼をやった
錆びた商店街が背中にあった
波は ....
海に行きたい 
海を見に行きたい 
海を見に           行ってはならない

麦チョコのかたちをした貝殻が
ついたウソになんか
だまされるな         いってはならない

 ....
冬の夜だった
大声で泣いた記憶がある

涙でぐしょぐしょになりながら
鼻水をだらだら垂らしながら
言葉にならない叫び声をあげて

悔しかった
ただ悔しかった

失ってしまったから
 ....
ひだりの小指がなくなった

寒かったから
すこしだけ
ウォッカを飲んで

それから
アヴァンギャルドなんて
もう死んだよって
だれかが云う

いつかレコード屋で
聴いたような
 ....
弱い私に……

負けない
つまづいても
孤独に震えても

君に恋をした
ずっとメールの返事がこない
そんな不安も

死を知った時
生きる大切さを知った
そんなことだって

 ....
恐れてもいいんだよ


強く繊細な瞳に映るその全てを


それでも僕らは待っているから


西陽が差し込むこの部屋で
空を見上げた
あまりに高い空なので
空に落ちていく妄想に
とらわれた

空の片隅には
誰かが切り飛ばした
爪のような
透けた細い月が出ていた

重力はその物理法則を
放棄して足は ....
雪はまだ止まないが
長かった冬の休みは
もうそろそろ終わる
約束の時だ
僕は自由になる

雪に閉ざされた家の中で
話し相手になってくれた
君の名前を僕は知らない
けれども
僕は満足 ....
日溜まりの青空でダンスを踊る君は
或る日
突然
斑模様の水面となって
5番目のドアを叩き続ける
まるでドラムのように
5番目のドアを叩き続ける
まるで魂の叫びのように

自分が何者な ....
友人のバイクの
後部座席
奥多摩へのツーリングの途中
立ち寄った駄菓子屋
なつかしの
銀玉ピストルを見つけた

彼は おもしろそうに
ピストルを手にして
銃口をぼくにむけた

ぼ ....
この苦しみが何処まで続くのか
この悲しみが何処まで届くのか

君よ 君よ

呼んでも振り返らない君よ

この痛みを何処まで分けられるのか
この安らぎを何処まで与えられるのか

君よ ....
アンパンマンは正義の味方
弱い者が困っている時
誰かに助けを求める時
アンパンマンはやってくる
「やめるんだ!」

アンパンマンはかっこいい
誰もが一度は認めたはずなのに
いつからみん ....
生まれたことを
ふだんから考えているかわからないで

生まれたことにささる月影がきれいで
わたしはここにいました

犬が吠えていて
寒くて
でも
少しずつ
結晶になる世界
お母さ ....
喪中はがきのイラストに
スズランの写真をのせてみる
あの人は 花が好きだった
だから もう
それでいいよと親がいう

何十年払い続けた
「年金」を
あともう少しで受け取れるというときに ....
プロント入ったアキバのサテンで
何故か君に出会ったよ
孤独な魂の叫びを聴きたいと
君は誓いのリングを探す旅に出た
確かにこのサテンはネットで繋がっている
居ながらにして魂たちの叫びを聴く事は ....
初春のみずうみに映る景色を
刻々と塗り替えて
青かったり
赤かったりする

目一杯に膨らませた
君の頬を指先で弾けば
凍えた朝の軒先に
透き通った氷柱を見つけ

曖昧な気配の裾を払 ....
一月の風が
凍りつく 窓を叩く
眠りに至らぬ 冷たい夜半
明日出て行く この部屋を
片付けても 片付けても
きりがない
少女の玩具は 置いてゆこう
がらくたに 埋もれた
わたしの魂よ  ....
朝起きて
年賀メールを確認
お雑煮食べる
家族と少しだけする会話

何もする事がない

おせち料理の残り物を突っつき
さっさと町へと繰り出す
カラオケ行かない?
誘った仲間達は全員 ....
ねえ、君は知らないの?
あの空が真っ青に輝けることの奇跡
優しさが雪を降らすこと

ねえ、君は知らないの?
僕達が本当はとても弱い生き物だということを
そんなことないと笑わないでね

 ....
もういないのよ
気付かない振りを
いつまで続けてゆくの?
その腕で抱いていた
あの天使は貴方から逃げ出したの

羽根の折れた泥塗れの
醜いドレスを引き摺りながら
貴方から飛び出していっ ....
敗者には栄光も声も無く
ただただ真っ暗な陰の中ですすり泣いて
優しく叩かれた背中を伸ばして
鼻水垂らしながら泣くしか無いって言うのか

敗者にかける言葉を探し続ける
煙草を吸っても珈琲を飲 ....
風は思いのほか近くから来る
雨はほぼ真上から

あなたの街は遠くて
僕は想うより他に知る事が出来ない

いつか
そこに立ったとき
僕は何を感じるのだろう

暑い暑い日差しに
 ....
存在価値が無いだって?
僕にとっては君は価値があるって
そう思ってるんだけど
そういう場合はどうなるんだろう
僕はもっと存在価値がないんだろうなぁ

一年の終わり
いつも快く迎えるわけじ ....
 
休日のピエロは、ギターを弾きます
ポロン ポロン

ひとりになって、わかったこと
わかりたかったことも
わかりたくなかったことも
わからなければならなかったこと
ポロン

僕が ....
舌舐めずりのところを ぼんやりと

何かを訴える口を のんびりと

スローにしてみたいたら 声が聞こえた

「ここにおいで」と。



ひとしきり雨が降る間 傘は無くて

生温 ....
狭い檻の中に棲む
つがいの獣
明日を語らずに
今日を愚痴る


狭い檻の中で諍う
つがいの獣
嘲る口元には
朝餉の飯粒ふたつみつ


軋み合う魂より
産まれ出でし
いがみ合 ....
見て!あの人
あんな胸元が開いたドレス
よく着られるわね
まあ、あっちの人はもっとひどいわ

たしかにあなたはいつも落ち着いた
控えめなドレス

見てよ!あの人達
あんなに人前でくっ ....
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