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よく目が覚めて涼しい朝で

昨夜の唐揚げがラップして置かれている卓上

食パンにチーズふる、ぶきような手

刻々と時間経つ 置いてきぼりか

曇天の、重い頭を支える

水気を含 ....
けさ少しふって今しずかな朝です

 
平穏無事に日曜終わりそう麦茶のむ

妻とふたり遊んで帰って横になる

一日一善くりごとの今日は成せなかった

簡単なことでいい語っておくれ春の夜風

簡単なことがいい語っておくれ春 ....
 
体ちいさくなる夢より目覚めた

砂糖の足りないアイスコーヒー摂る

爽やかな朝のベランダでなに見ている

今日も小さな旅に出る

漫画雑誌枕に朝寝する

寒さもここちよいほど ....
朝寝坊して路傍の草となっている

戦争は悪い夢の残滓よりもたち悪く

換気の、開け放した窓のちかく書いている


財布を整理する、財布は私だ

お腹が空いた、薬缶が鳴ります

 ....
今日の私は狡かった、ペットボトルを握る

休日といえ明日もせわしく今ゆったりする

コート着たまま炬燵であつい

気のよろしい妻のようで嬉しい春の夕

数日日記書かず忙しかった ....
目覚めぼうっとしては茶を啜る

全身で夜明けを浴びていた

陽のひかりの中に出てゆくコート着て


荒れた妻もしずかにスープ飲む

なぜ句作しているのかわからなくなる春の夕

 ....
ていねい着替え明けの空かな

朝なにもしない時間をつくっておく

未だ六時前妻と語らっている

意識の濁る、をととのえる


達成してしんしんと帰る

残業、疲労困憊でも夜をあい ....
 
けさは不安定のピエロであります

くすり服し苦味にお湯飲む

雲水にあこがれて物手離してゆく

使えるものは使い切るボールペン

きみはまっしろな歯を見せて笑う
 
冷えるが寒くない春となったよ

郊外に歌姫と暮らしている

祈りは熱さか 祈りを知る

春の妻の歌のお上手

雑な部屋となった、あす片づける

本に線を引こうか迷う

じぶんを ....
お祈りのお時間、こころ沸騰しています

みんな疲れているのか言葉もなく働いた

お休みとなって卓上は菓子だらけ

口淋しさに星を齧る

何を書いているのかいと春の山
夜明けの空気のなかで待つ

囀り じぶんの中心を正す

トースト食べる落ち着きどころ捜しあてる

眠いし筋肉痛がジンジンする

ゆるされたのか 判定者はいない
眼前に春の山置き坐るべし

山又山の背骨をすっと伸ばしてみる

暗がり眠れなかった昨日をおもう

春風にこころのゆるみっぱなし

たんぽぽ見つけた図太いやつだよほんと

 
 

 敢えて定型 文語
春風や日記に立志と書きつけし


もう串だんごはなく朝寝した日曜日

妻が不思議なオンガクを聞いている

春の雲そこまですくいあげて欲しい

氷舐めつ ....
困窮しつつ安い煙草がやめられない

妻を寝かしつけ壁に語るのか

しんじつ空っぽの私、純、であろうとする

春寒し五本の指の痛みよう

耕しのいつかをおもう手をいたわる

 
林にて息をととのえにっこりする

星座ながめて人のかえりどころを知る

怒りを祈りにかえてゆく春

食べるものなく只眠るだけの寝室

魂とは大袈裟にちいさな魂をおもう

 
皿洗い終えてくたくた作句

戦争が起きると読んで、ていねい茶をすする

妻は寝ていて居間でしずかにつとめる

今日の私は馬鹿だった、明日もそうでしょう

煙草控えてはぼうと春空を眺めた ....
こたつ周辺に本たちをかわうその祭り

太陽に育まれて春風感じている

けさは正しくあろうとうする、乱れてゆく

胸中がらんどうの何か欲している

山又山の雲が流れて

雲のように自 ....
妻の女に惚れなおして夜をみている

貯金箱をころがしつづける

こどもの声がする春の夕べか

雑な居間を片づけずそのまんま

片付けきれない人生か

今日は今日としてじぶんを ....
妻はベッドではしゃいでいたよ

皿洗いして句作すること午後九時

 仕事、休憩時間
陽は滋養によくて陽の当たるベンチで

混乱した頭をひとばんで正す

さあて眠るか体温測定する
 ....
けさも寒さのベランダに出ては雨かよ

つかれ残る身 ごろんと横になる

整えてゆく呼吸 吐き切っては吸う

雨の重たさ腰は大丈夫

ごめんね、ばかり言う妻を心底愛する

くすり ....
曇天の 陽の恋しくあり

妻が淹れてくれたコーヒーに砂糖足す

雑なへや正したくあり、まず日記書く

妻の悩みの 明るい方へいく

妻をなだめてお茶をすすめる

曇天 アパート ....
こころ新たにきょうも一日仕事

炬燵に入っては寝てしまうベランダに出る

体をすこしずつ起こしてゆく寒ン風

朝の月ながめてじぶんの運命をおもう

さむい朝につめたいコーヒーを飲む
 ....
帰りきてチョコレットを妻と分けあう

帰りきて酒でなく桃水飲む

やっと落ちつけて身辺を整えようとする

妻よ今日は診察だったかゆったりしてね

料理待ちつつベランダに出たりす ....
くすりの苦さの口直しのお茶

かつて平穏の今はさびしくあるばかり

早春の 詩の 素麺のように弱々しく

しっかり立って今朝の青空を手におさめ

梅の盛りをじっと観て去り

囚 ....
西行忌 煩悩しずめひとひ終えたい

懸命生きること詠むことの西行忌

空腹、糧として今朝は物書く

春の雲とてもしずかに私たち

妻を起こさずひとり食パン焼いている

 
早春、昔の句が出てきてしずか閲す

バレンタイン 妻とチョコレット分け合いにっこにこ

障害者手帳プリントしてあした会社に持ってくぶん

 
芽吹く木々にあこがれて黙している

雨のいきおいの中にある溜息

祈れば胸に熱いものあり寒の明け

 
 
かわいい妻は炬燵で朝寝

コーヒー飲みつつ今日を組み立てる

喉の不調の咳払いばかりして

頭に歌が巡る

寒林の如し悩みが湧いてくる

逃げども逃げども悩みは湧いてくる
 ....
春風受ける丁寧息をする

皿洗うに水を飛ばした、反省する

増えてきた白髪、そのままにしておく

欲しいものが沢山ある妻と暮らしています

路上、玉葱が落ちていた

孤独感情もなく ....
こしごえさんの俳句おすすめリスト(125)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由律俳句_2022.03.15(火)- 田中恭平俳句222-3-15
自由律俳句_2022.03.14(月)- 田中恭平俳句222-3-15
自由律俳句_2022.03.13(日)_夕べ- 田中恭平俳句3*22-3-13
自由律俳句_2022.03.13(日)- 田中恭平俳句122-3-13
自由律俳句_2022.03.12(土)- 田中恭平俳句222-3-12
自由律俳句_2022.03.11(金)- 田中恭平俳句122-3-11
自由律俳句_2022.03.10(木)- 田中恭平俳句122-3-10
自由律俳句_2022.03.08(火)- 田中恭平俳句122-3-8
自由律俳句_2022.03.06(日)- 田中恭平俳句322-3-6
自由律俳句_2022.03.04(金)#02- 田中恭平俳句222-3-4
自由律俳句_2022.03.04(金)- 田中恭平俳句222-3-4
自由律俳句_2022.03.03(木)- 田中恭平俳句122-3-3
自由律俳句_2022.03.02(水)- 田中恭平俳句122-3-2
自由律俳句_2022.02.27(日)- 田中恭平俳句222-2-27
自由律俳句_2022.02.26(土)- 田中恭平俳句122-2-26
自由律俳句_2022.02.25(金)- 田中恭平俳句122-2-25
自由律俳句_2022.02.24(木)- 田中恭平俳句122-2-24
自由律俳句_2022.02.23(水)- 田中恭平俳句122-2-23
自由律俳句_2022.02.22(火)- 田中恭平俳句222-2-22
自由律俳句_2022.02.21(月)- 田中恭平俳句122-2-21
自由律俳句_2022.02.20(日)- 田中恭平俳句222-2-20
自由律俳句_2022.02.19(土)- 田中恭平俳句122-2-19
自由律俳句_2022.02.18(金)- 田中恭平俳句122-2-18
自由律俳句_2022.02.17(木)_夕べ- 田中恭平俳句122-2-17
自由律俳句_2022.02.17(木)- 田中恭平俳句222-2-17
自由律俳句_2022.02.16(水)- 田中恭平俳句122-2-16
自由律俳句_2022.02.14(月)- 田中恭平俳句122-2-14
自由律俳句_2022.02.13(日)_夕べ- 田中恭平俳句322-2-13
自由律俳句_2022.02.13(日)- 田中恭平俳句122-2-13
自由律俳句_2022.02.12(土)- 田中恭平俳句322-2-12

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