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成長したい
の 後に
変化したい
と 付け加えると
それはもう私の拒絶になるのだそうだ


足踏み状態でいつまでもいたら
いつか地面がえぐれてく
地球の裏側
マグマの攻略 ....
制御をうしなって

ピンクの火しぶきをあげながら

つまらないミサイルが

地を這うようにかけていった


ひとはなにを受け入れ

なにを憎めばよいのか

感情はじぶんのなか ....
あなたは私のことを想うというけれど
私は 私だけを想ってたいの
あなたが私を想わなくなったら きっと
さみしいに違いないけど 
私は生きれるの

ずっとひとりでいたいから
だれかに寄りか ....
甘くて美味しいチョコレイト

甘くて楽しい恋

苦くても美味しいチョコレイト

苦くてもやめられない恋

あったかいと溶けちゃうチョコレイト

あったかいとなくなる  

あっ ....
大地は
昔、空だった

けれどもいつか
空から落ちて、
大地は空を
諦めた

固く
そびえて
堅く、
沈黙をして



大地は
昔、海だった

けれどもやが ....
こんなにも遠くまで来てしまった

振り向けば知らない場所


戻ると言っても
来た道さえわからない


共に歩いてきた人は
私から離れた場所に見えるだけ
四方八方に向かい歩いてい ....
決戦に臨む君たちへ
伝えたいことはたくさんある
でも今隣で見守ってやることも
行ってこいと背中を叩くことも
おかえりと肩を抱いてやることも
もはや出来ないわたしが
君たちに伝えられることな ....
 
 
 
【残酷なる記憶 −fall down−】



 頭の中に広がる空間で
 記憶の断片が、生まれては、消えてゆく。

 あなたの瞳が
 あなたの口唇が
 あなたの声が ....
炭酸水の海の中
身体全体から気泡が発生する
それはまるで
私が溶けていくかのようだ
お酢に入れた卵の殻が
いつの間にか無くなってしまうように
私の身体も人魚姫の最期のごとく
 ....
うそか
ほんとか
ネズミは「根住み」なんだそうですよ

根の国
地中深く
その鳴く声もチュウ、チュウと
黄泉の国の住人

うそかほんとうか
どちらといえるようなことではないけど
 ....
あなたの頭蓋骨を、かき抱く
この胸に熱く
柔らかな髪に包まれた後頭骨に
私の上腕骨を回して
冷たい額の向こうの前頭骨に、頬骨を寄せる
あなたが考えていることが、私の心に伝わってくる
 ....
家出少女がピンクの小さなリュックをロッカーに。
少し思い詰めた顔で化粧を直して笑顔を作って。
100円が ちゃりん と音を立てて吸い込まれる。
胸ポケットに鍵をしまったらどこかに電話を甘えた ....
いつものように射精のあと

胸にはひんやりとした粗雑

おとなしく貼りついている

心もそれに慣らされている


生きてゆくという事は

ただ生きてゆく

という事ではないの ....
あなたがおもうほど私
不幸に育っていないから
私を不幸な子だと呼ぶのは
やめてください おかあさん

あなたがかんがえるほど姉は
困ってなどいないから
知恵が遅れていると
泣かないでく ....
中二のとき家出をした

ぼくはすこし複雑な環境にいた

遠い親戚が経営している病院の

ぼくは病室をあてがわれて住んでいた

妹にはその隣があてがわれていた

病院の四階が院長夫婦 ....
世界各国のお偉いさん、

今日もまた会議ですか。

精がでますね。ご苦労様です。

でも本当に僕のことを考えてくれているなら、

その会議場のつけっぱなしの電気を消してください。

 ....
となりに
いてくれないとふあんです
たくさんのひとといるときのこと


すべてわかっているのでしょうか


わたしをだれかにあずけると
あなたはそっと、おとをころして
わたしがしせ ....
光射す海 眠る水面を
波を起こし船は進む
果てない夢を 抱きながら

嵐の夜を 飛沫を浴びて
木の葉のように船は揺れる
心細さで 怯えながら

富みある街を 心寂しく
彷徨うように歩 ....
君が僕の靴紐を踏んでばかりいるから
また蝶を結ばなきゃならない

気泡が溢れた街は少しばかり辛い
栓をあけたまま数日もすればそれはもう飲めたもんじゃないが
今日の街はコークのように黒くて
 ....
風の強い日だった
乾いた砂混じりの風がざらざら吹いてる
カーテンがバサバサと悶える夕暮れ
とさっと夢から落とされる

冷たく黙り込んだ壁に
CDの歌声は無機質に響き
部屋がオレンジに染ま ....
 
 
傘のない世界で
きみに傘の話をしている
小さなバス停に並ぶ他の人たちも
そぼ降る雨に濡れて
皆寒そうにしている

ぼくは傘の話をする
その機能を
その形状を
その色や柄の ....
「ほんとの自分は」っていう人が苦手です
そんなものはペルソナを知らないだけにすぎなくて
だからって知ってることはなにもそんなに偉くない

「あいしてる」って声高にいう人が苦手です
そう思 ....
「スカッとしたい!」

ただそれだけのこと


年上同僚と上司からの絶え間ない
ツートップなセクハラ発言
尻はなでくりまわされ

後輩はクレームばかり持ち帰るから
年々増えていくお ....
春の雨が降る

アスファルトが匂いたつ

雨があがる

すこし唐突に星が散っている

湿気が鼻にかさなっている

風が目のまえを撫でては消える


きのう

エロい夜だっ ....
週末、定期的に届く招待状はまるで
光年先の異星からやって来る奇妙な使者のよう


青い光


目視を拒まれた、
太陽と月の錬金術

十六夜の月を鏡に、
くちびるには薄い紅 ....
生きること
死ぬこと
どっちもおなじくらい
こわいことよね

耳を澄ましたら
遠くの声が聞こえたわ
こちらはすこし寒いですって
その冷たい空気がほしいの

それでもそちらへはい ....
ごめんなさい とあなたが言うから
ぎゅっと抱きました
生きていたくない とあなたが言うから
なにも言えなかった

息をしてるだけで ごめんなさいと
あなたが手紙に書くから
息をしていてく ....
今日もまた音楽を聴きながら朝の身支度をする 九十年代末に流行ったUnderWorldというテクノバンドのBorn Slippy(NUxx)という曲が流れている 「Second Toughest In  .... 地球と太陽の

その絶妙な位置関係は

引き合うチカラで出来ている

俺とおまえのそれが

この宇宙の法則のうちにないのは

いったいなぜだろう


俺たちに働いているチカラ ....
蝉時雨の光。七色の雨が降り注ぐ街にて、潜水艦が飛行する夜。
寝静まった住人が起きだし、徘徊する街にて。夢を壊さないようにぼくらは
足音を立てずにこっそり歩き続けた。赤い風船が飛ぶ、夜。
窓から窓 ....
豊嶋祐匠さんの自由詩おすすめリスト(563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
壊れたくて乞われたくてコワ(レタ)イノ- なき自由詩2*10-2-13
つまらないミサイル- 吉岡ペペ ...自由詩510-2-12
冷たい女- 朧月自由詩510-2-12
チョコレト、恋- くろきた自由詩610-2-12
大地のトラウマ- 千波 一 ...自由詩3*10-2-12
迷子のように- 舞狐自由詩710-2-12
決戦に臨む君たちへ- 智哉自由詩310-2-12
残酷なる記憶_−fall_down−- 綾瀬たか ...自由詩110-2-12
黄味の心- 麻生ゆり自由詩2*10-2-12
根の国の慈雨の子守唄- 小池房枝自由詩710-2-11
骨まで愛して- 楽恵自由詩16*10-2-11
『コインロッカー』- 東雲 李 ...自由詩3*10-2-11
気持ちの責任- 吉岡ペペ ...自由詩210-2-11
やじろべえ- 朧月自由詩510-2-11
家出のよる- 吉岡ペペ ...自由詩1010-2-11
温暖化- くろきた自由詩410-2-10
まっすぐなことばはにがてです- なき自由詩4*10-2-10
風の行方- 板谷みき ...自由詩2*10-2-10
君が僕の靴紐を踏んでばかりいるから- 瑠王自由詩5*10-2-10
スコール- やや自由詩3*10-2-10
作り話- たもつ自由詩1610-2-9
うまくいきてる- あぐり自由詩6*10-2-9
オフィス・チャンピオン- 窓枠自由詩10*10-2-9
エロい夜- 吉岡ペペ ...自由詩910-2-9
魔術師の夜- 楽恵自由詩8*10-2-9
生きるのも死ぬのもこわい- 森未自由詩2*10-2-8
息_してる- 朧月自由詩1010-2-8
水槽の中の泡沫の原子- within自由詩8*10-2-8
精神のカルテ- 吉岡ペペ ...自由詩510-2-7
赤いプラネタリウム- 岡崎師自由詩810-2-7

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