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昨日は三時頃に昼食を食べたので
夕方に洗い物をした時に
水に漬けておいた時間が短すぎて
炊飯器の内釜にこびりついた米を
かき取ることが出来なかった

それで米を炊くことは諦めて
八時に車 ....
なにひとつ持っていかぬという気持ちで
日々、靴をはき
仕事をし
夕飯の買い物をして
靴をぬぐ

思い出も悲嘆も後悔も
生き残った人たちのもちもので
三途の川の向こうには持ち越せぬ

 ....
去年の年末に
急に
母がご飯を食べられなくなった

入院して退院してご飯だけは食べられるようになった

みんなに迷惑をかけたくないからと自然に弱って死ぬのを決めた日に父にすき焼きを作っても ....
魔女はパーティーをする
おとこもおんなも関係なく
みんな赤い靴をはいて
死ぬまで輪になって踊る
叫ぶような歌声
かなしい歓び

輪のそとは
危険だから
出ていけない

手を離さな ....
有刺鉄線をナイロン弦に張りかえて
ビヤン、ビヤンと音を奏でる
音を聴いて目覚めた鳥が飛び立った
丘の向こうの仲間に知らせる
警笛ではない、静かな寿ぎ

地下室ではテーブルを囲んで作戦を立て ....
詩作の為にパソコンのキーを
右手だけで打っていたら
右手が腱鞘炎になったみたいで
右手首が全体的に腫れて痛い
昨日は詩作が出来なかった

今朝は夜中の二時に起き出して
銀行の口座に振り込 ....
だいこんを抜く
よく太って近年にない出来映えだ
ぢの痛みを我慢しつつ植えつけたから
ご褒美なのかもしれない

この冬は
だいこん、たまねぎ、そらまめ、茎ブロッコリーが
畑で育つ
いつも ....
誰も代わることのできない人よ
ルーレットはすでに回っています
ざぶん! と酒樽に入ったあの日の飲み会のように
決意をもって、ゆきませう

もう迷わない
もう退がらない (如何なる日にも肩を ....
ネオン管に伐りまかれ
純粋にとり込まれた艀や汀
ほんとうには離れるつもりないんでしょ
こころから落ちてくゆるひらの
退屈さ
におい感じた
猫のように

丁寧にたたもうと
手荒くまるめ ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す

洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
あのね

コットンのセーターが好きなの

でもね もう秋も終わるからね

冬が来るからね

コットンは冬には温かくないからね

もう 着ないの

妻がね

コットン ....
逢っても逢わなくても
どっちでもいいときに
それでも逢ってしまうのが

恋愛依存性。



心には鉄の扉が閉まっている、
だれにもみせない牢獄である。



 ....
ち、に濁点を打ちたいけれど
だ、ぢ、づ、で、ど、の
だ行の打ち方をすっかり忘れていた
ち、を打って、濁点を打って
ち゛にすればいいのか
でも、そんな打ち方だと
縦書きだったら
ち、と濁点 ....
詩は
美しさの中に
狂気を孕んでいる
まるで
思春期の頃の様に
それは
繰り返される
遊戯の様にも
思われる

私は
詩を愛しているが
私にとって詩は
永遠に妾として
 ....
俺はお前を殺さんで
ほんまによかった
お前はどっかで生きて死ぬ

俺はお前を殺さんで
ほんまによかった
お前はどっかで生きていく

俺はお前を殺さんで
ほんまによかった
お前はどっ ....
カードを切っているのは
何も考えたくないから

手触りだけで
ひと時真っ白になれる

占いなんて嫌い

数字や絵に意味を持たせたら
世界が終ろうとするだけ
食器棚の上段、隅っこに
夏眠まっ只中なるマグカップ

君の目覚める季節には
また、キスでも致しませんか?
ギターは弾くもので
集めるものではなかったはずが
リサイクルショップと
ネットオークションで
経済的に気軽に集めてしまった

置き場所に困ったら
リサイクルショップがレンタル倉庫
物欲 ....
ばあちゃんたちは
生きていく生きていく
長生きは楽じゃない!もう死にたい!といいながら
生きていく生きていく
医者通いしながら
施設に通いながら
生きていく生きていく
毎日テレビを見なが ....
暗い地平から
せりあがって来る
あなたのたましいを吹き抜ける風

夜風には匂いがある
夜風には匂いがある

それは静かな心の諦め
誰かを愛した心の残り火
最愛の人には届かなかった
 ....
{引用=
「……僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの{ルビ幸=さいわい}のためならば僕のからだなんか百ぺん{ルビ灼=や}いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」{注=『新編 銀河鉄 ....
私は、私の、何かが、間違っている

でも間違っている、ということは果たして、
本当に間違っているのだろうか
正しい、ということが果たして、
本当に正しいのだろうか、
と問うのと同じくらいに ....
無職か引きこもりか
頭イカれた病人の
くっそつまらない
自称詩なんか読んでる暇があったら
youtubeを見よう!

俺最近よく見てるのは
牛の削蹄の動画ね
これがね嵌まると止まんない ....
 食の宇宙が広がり

 味の銀河が躍りだす

 ふりふり

 ユサユサ刺激的な香りがこぼれる

 天地創造の技を繰り出して

 恒星間移動を試みるも

 いつも通りの出来栄 ....
船が大海原を彷徨っている
誰も乗っていない
人がいたような形跡はある
放置されたようなオールと
タオルが一枚
それから左のサンダル
鮮やかな赤い色の大きなそれ
水が少し入ったペットボトル ....
鼓膜の炎症と診断され
メスで切開する簡単な手術を受けた

痛いですよとの説明どうり
痛かった
確かに痛かったが
症状は嘘のように楽になった

あの先生は名医だ
その思いを強くしながら ....
1990年
三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的なニュースになっていた当時

実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
○○はデリヘル界の黒船だ
騙してなんぼ、が常識だった業界で、
逆張りで殴り込んできたのである
僕の最後の(ってなんども言ってるような、でもいいんだ)炎は燃え上がる
あんな子や
こんな子
あ ....
 慌ただしくも慌ただしく
 やることが多すぎると
 なにから手をつけてよいやら
 まったくわからなくなります
 {ルビ=よんそう}四層フライヤーの前の
 ボクってば

 とりあえず竜田揚 ....
いのち、いのち
いのち
つぶやけば
延びるもの

私のいのち
貴方のいのち
皆のいのち

だから
つぶやいて眠る
また明日目覚めるように
福岡朔さんの自由詩おすすめリスト(503)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「経済の真実」- ジム・プ ...自由詩3*22-12-12
向こうの花畑だけが- 凍湖自由詩1122-12-11
死ぬ、のはなし- 秋田の米 ...自由詩522-12-11
サバトーー輪になって踊る- 凍湖自由詩222-12-11
ナイロン弦に- XIAO自由詩4*22-12-11
「冬の日は暮れてゆく」- ジム・プ ...自由詩3*22-12-8
続_ち、に濁点- たま自由詩11*22-12-8
ざぶん- 服部 剛自由詩122-12-2
猫のように- soft_machine自由詩222-11-29
「俺の家のゆうげ」- ジム・プ ...自由詩3*22-11-28
コットンのセーターが好きなの- ダンテ  ...自由詩122-11-17
世界を綺麗と云いきるくちびる- 秋葉竹自由詩122-11-3
ち、に濁点- たま自由詩522-10-25
狂気なる女- ルルカ自由詩222-10-25
ほんまによかった- 奥畑 梨 ...自由詩422-10-16
ランスロット- ガト自由詩2*22-8-3
マグカップ- クーヘン自由詩4*22-7-27
リレキギター- イオン自由詩1*22-6-25
ばあちゃんたち- zenyama太 ...自由詩9*22-6-25
初恋- ひだかた ...自由詩422-4-11
ジョバンニへの応え- りゅうさ ...自由詩422-4-7
街の夜- はだいろ自由詩222-2-18
何で自称詩なんか読んでんだ?お前ら馬鹿じゃねえの?- 花形新次自由詩322-1-26
フライパン- 佐白光自由詩2*22-1-21
眺めてはいるのだけれど- 坂本瞳子自由詩2*22-1-21
耳鼻科の名医- 壮佑自由詩4*22-1-16
通訳士のキムさんのこと- 板谷みき ...自由詩3*22-1-1
年の瀬2021- はだいろ自由詩121-12-31
火傷の腕で- 平瀬たか ...自由詩5*21-12-29
つぶやく- 木葉 揺自由詩421-12-25

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