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ぐんぐん ぐんぐん上昇していって
ふわん
平行になる
それが夜です

空はくろなのに
ところどころオレンジ
それが夜です

両手を静かに大きくひろげた
女神がいるよな
それが夜で ....
君の胸のドアをこじあけ
わたしが眠るスペースをつくる
何度も何度もふみならして
あなたがなにもいわないうちに
丸くなって眠る

あなたの温もりと
私の体温がとけあって
ひとつになればい ....
ゆるすひとと
ゆるさないひとを
きめるのではないよ

ほどけてしまう
糸はむすべない

あっちからふく
風はつめたいね
こごえそうだよ

もたないから
ふせぐことばを
つなぐ ....
ありがとうございます
と自然に頭がさがるとき
心がかしこまっています
裸でいるようです
あなたに抱きつきたいです

うれしいの最上級の言葉を
早く知りたい
大人になってもまだわかってな ....
頷くことに数千の
首ふることに数千の
意味があること知っている

あなたへ触れた私の手のひら
たくさんつまった気持ちの手

ぜんぶ わかる
ことに意味はない

お互いが
ここにい ....
発しない言葉で
君に贈る気持ち
君が君の場所でがんばるのみてるよ

私の居場所で
私が疲れた時には
君が君の居場所で
汗してるの想うよ

ひとりの
歩幅は足りないこと示すけど
つ ....
弱さと強さは左右の手足
同じ速さで動きます
かた ことと

弱い心は
雪のよに細くて
願ってもかなわないと
すぐに震えるの

強い心は
拒絶ばかり繰り返し
人の想いをすぐに
見 ....
綺麗事はいい
この場合のいいは もういいのいいでなくて
よいの いいなのだ そういっているそばから
よくないことが起きる

私の恨みは凍らせる

君の隣があいているね 座っていいかな
 ....
雲は
おおいそぎで手をつないでゆく
下では子供が
ゆっくりと転がしている/雪を

だるまになるまでそばにいたいよ
雲の塊
待っておくれよ

冬は
想いをカタチにできる季節
二段重 ....
いろんな言葉を
吸収して咲く花になる
その花は
黄緑色の呼吸をするの
太陽をいっぱい浴びて
かえすため
蟻の憩いの場になればいいな
小さな安らぎになりたいな
鳥は二足歩行です

足跡てんてん
小さくて
羽ある君の小さな跡に
視線だけでついてくいつまでも

てんてんの跡は
命を知らせ
自分のたってる場所にふいに
鼓動が響く
待つ心は
次第に凍ってゆきました
次に覚めたら
乾いているでしょうか
ドライフラワーのみる夢は
草原の太陽
君の優しさ
雪の上にみんな立てば
ひとりの重さの跡になる
とがったお口でなにを言うかは
厚着しているカラダの都合

さむいね
さむいね

オウム返しに君が言う
言葉がふいに温度をあげる
私の手 ....
自由ってなに?

あんたそんなこと言ってるからいけないの

言わなかったらすとんと降ってくる?
くればいいなの星みたいにさ

愛ってなに?

あんたはだからだめなの

知っていた ....
かたい 真っ黒な空を切り裂いて
星を落とせ

きらきら きらきら
私の夢は
きっとそこにある

一日を終えてみあげる
私はここです と
告げる空 真っ黒だけど

向こう側にある星 ....
しんしん しんしん
冷たい空気はあたたかい
どんな人も
どんなものも
わけ隔てなんかしないんだ

雪は音なく
冬は音なく

余計な言葉なんてないけれど
コーヒーの湯気みたいに
こ ....
あなたの元に
届ける言葉
心で生まれ カラダを通り
息を吐くよに 指が動いて

あのね きいて と運びます

星は静かに光っています
月は青く濡れています
黒の空はどこまでも

 ....
夜は静かだからいいのです
夜は星がなくてもいいのです
夜は月がみえなくとも
夜は月があるのです

空のはしっこ探す旅は
空の切れ端見つけて終わる
空の切れ端ってつまり朝のこと
空のはじ ....
神様神様神様
あたしの足の裏に
ずっと地面を 
地球をくっつけておいてください

あたしの足で
どこへでもゆける可能性をください
あたしの足で
ふんばる力ください

背中に羽がはえ ....
すきなうたを口ずさむ
なんの音も連れないで
絶対にはずれない
だれも合否をださない

すきなうたを口いっぱい
すきな気持ち 心いっぱい
音でなく心で 言葉で うたいたい

人前で隠し ....
クライマックスなシーンから始まる朝
本来の姿をあらわした12月
震える木と私を抱きかかえるような風と
不安色の空

かかとをおろすと
地面がひびわれて
一面雪景色 だれもかれも白になる
 ....
どこかぎこちない言葉しか
出てこない気がして
まぶしい朝の光に
あわせる顔がない

ささやかであたたかい
そんな風がいいけど
おおげさすぎるしぐさみたいな
感情もてあます

青い空 ....
支えとしての音を失って
私は迷うと思ったが
踏み出す足の先は
同じなんだとわかった

空間を歩く
私は心細いけど
それは なにかがないせいでなく
だれかが いないせいでもない

ど ....
大嫌いな夜を抜けて
やっと出会えた朝
ひんやり冷たいだなんて
優しくないね
と思ったら
雨上がりが届けた甘い香り
ありがとう
金木犀が私を包む
優しく
1 光りは遠くにあって手にはとれないもの
  互いの体温通りに
  祈りは空まで伸びて発光体となる

2 夢は狂おしいぐらいに膨らんでゆくもの
  明日も昨日もあやしくなるほど
 ....
矢印をひいていってよ
あなたの歩く道を
私に知らせて

追いかけはしないよ
ただ知っていたいだけ
いざってときわかることが
いざってときまで安心だから

空にでもいいから
海にでも ....
オルゴールは染みる
なんでなんかな
オルゴールは単純や
コロリコロリ鳴るん
オルゴールは気持ちいい
なんでなんかな
嫌いや言う人がない
コロリコロリ
きっと人の心と
同じ質なんだね
 ....
月が私の心を
真っ直ぐに射るから
嘘がとけてしまったみたい
瞳 熱いよ

雲は負けずに覆うけど
月はそのままで
照らすよまるでなにも
なかったみたいに

何度目のまんまるなんて
 ....
敬老の日に
長寿と書かれた饅頭を
仏前に供える

おじいちゃん
困惑気味の笑顔になる

夕食どきには
NHKみてた人だもん
きっと納得してくれるよね
敬老と長寿はセットになってるん ....
世の中に無駄があるとしたら
自分のことだなんておもったりして

そんなことないよって言って

無駄な会話に思ってしまって
横耳できいていた
一瞬大事な言葉がよぎり
顔みつめたけどあなた ....
鵜飼千代子さんの朧月さんおすすめリスト(253)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜をおひとつ- 朧月自由詩6*11-5-19
君の中で眠りたい- 朧月自由詩4*11-5-19
あさのひかり- 朧月自由詩311-2-16
ありがと- 朧月自由詩311-2-7
冬の今日- 朧月自由詩211-1-24
ありがとう- 朧月自由詩311-1-21
かた_ことと- 朧月自由詩411-1-18
いいひと- 朧月自由詩411-1-17
ゆきだるま- 朧月自由詩411-1-16
言葉の花- 朧月自由詩311-1-16
足跡- 朧月自由詩311-1-15
ドライフラワー- 朧月自由詩811-1-13
雪道- 朧月自由詩311-1-7
愛のカケラ- 朧月自由詩111-1-6
きらきら星- 朧月自由詩311-1-2
どうぞ- 朧月自由詩410-12-26
あなたへの文字- 朧月自由詩310-12-19
夜空を君と- 朧月自由詩310-12-14
地球に乗っかって- 朧月自由詩210-12-12
うたう- 朧月自由詩310-12-11
クライマックスシーン- 朧月自由詩210-12-7
雲のしっぽ- 朧月自由詩510-12-4
あいらぶゆう- 朧月自由詩510-11-23
金木犀- 朧月自由詩510-10-10
ステップ- 朧月自由詩210-10-8
知らせて- 朧月自由詩410-9-27
オルゴール- 朧月自由詩210-9-24
まんまる月- 朧月自由詩210-9-23
敬老の日- 朧月自由詩210-9-22
ミラクルトレイン- 朧月自由詩310-9-17

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