私を見つめる貴方の目があまりにもまっすぐで
私の心さえ射抜いてしまうほど素直だったから
私は貴方の嫌いな運命という言葉すら信じようとしたわ

“やはり、貴方が私の運命の人だったのね、そうでしょ ....
待つということ、
時は満月過ぎて
下弦へと欠け始め
なお待つという行為
愛すること 、

待たれるもの待つのではなく
ただ、待つことを愛する

このあらゆる意味の剥離した世界で
そ ....
劣等感のために人間的成長を求めるなど、本末転倒ではないだろうか

人間的成長は自分がどうありたいかという品性であるべきだ
しかし品性は趣味だ

それは私に必要がないし、他人にも求めない

 ....
○「夢一夜」
私は
夢の中で
やさしいやさしい天使を
求めていた

○「日本の病院」
日本の病院は
湿布薬をたくさんくれるところだ
亡くなった伯母さんがたくさん持っていた

○「 ....
あなたがそんな風に生きて
ほんとうに楽しいのならそれでいいけど

私の寂しい空のすべてが終わらないから
日々が失敗つづきだと感じられるのは嫌

黒いコートを脱げばホッとできた
昔のあ ....
〈生え際で息吹き感じる春とはね 涙次〉


【ⅰ】

 珍しく故買屋の方から、聲を掛けてきた。リクエストつて奴。もぐら國王、
「珍しい事もあるもんだな、あんたがおねだりとは-」「いやね、或 ....
足りないということは、あるもので補うということ
そのための創意工夫をするということ
不満があるということは、満足までの道のりの楽しさがあるということ
不満なき人生は、虚しい 道のりなき人生は悲し ....
大根の悲しみ和え、辛い
生まれて初めて友人から本物の義理チョコもらった
何度も何度も繰り返す
同じ道を踏む思考回路
あいつは「あの娘は俺が好き」と言う
僕は今日、よく立ち回ったよ
80%の ....
寒さより不在の君のツイートよ  晴れた朝

 太陽に向かってでかけよう

 下駄箱の隅で息を潜めるシューズを出したら

 キュッとヒモを締め直し準備完了

 時間を巻き戻して出かけてみよう

 新しい気づき ....
初めて贈った
お手紙には
何を書いたか今となっては
たぶん初めての下着をつけるような
舞い上がっただけの
はつ恋


それから何年もあと
さみしく笑うから
暗がりを求めて
心の箱 ....
僕には生まれつき
負債があって
それを返すためになら
なんでもしなきゃならなかった

罵るのは簡単だが
取り戻すことは不可能だ
誰もいない図書室は素晴らしかった
間違えない

誰も ....
今日も地球は僕らを乗せて

マッハでまわり

太陽が昇ったり沈んだり

(太陽は無関心な発光体)



割れた氷をみて

ガラスみたいだとこわくなったのだけど

昼前には溶 ....
だからいったよ

どこへ

だからいったよ

なにを

「どんなもんだい」とほこらしげなくもんのせんせいも「くもんいくもん」とうたっていますが、くまもんはチョコレートはいら ....
梅の香りに撫でられ
リマインダーが発動する
まだ甘酸っぱい関係性
二人ともはにかむ

素直な気持ちを
思いきって囁き合う
赤いリボンの端と端を
二人でつかんだ

人肌にとけて
舌 ....
掴み所のない
街並みの奥行きが
青い朝の光彩に消えていき

足を運ぶ人、人、人、
自らのそれぞれの奥行き
取り戻しながら、

今までオマエが見ていたのは全て幻

自らの頭蓋を取り巻 ....
紫色したちいさな花弁がせつなく揺れた
こころの氷が溶け出すころなぜか涙があふれ出す
愛という名の箍がはずれ何もかもが崩れ落ちて
わたしがわたしでなくなるような気がする

あなたの微笑みもなに ....
深い眠りが更に深い眠りへと私を誘い
絶望の波が私の体ごと岸辺へと押し流していく
私の魂は紅い血を流し
辛い塩水によって洗い流されていく
だんだんと意識は遠のき
やがて真っ白な空間が私を支配す ....
君を想えば想うほど君の存在は小さくなる
君に近付きたいと思うのに逆に遠くなるのは何故?
君の存在を追いかければ追いかけるほど
君はどこか知らないところへ行ってしまう
こんなに胸が痛くても気持ち ....
音楽を仮の何かだと思っていた
音楽を私自身にすることをどこか怖れていた
もういちど言ってください
とあなたたちが言う
わたしは爪を剥きながら
それはできない と思う
思いながら それさえも言えないでいる

もういちど言ってください
とあなたたちが言う
 ....
○「メル友」
顔をわからない人を好きになって
いいものか?
身近な人を好きになれば
いいのに
好きになれるのは
遠くの人だけなのか

○「闇バイト」
欲望に火をつける人がいる

 ....
「カンテラは、俺の全てなのです」作者談。2021年からだつたかな、アメブロに、tsuyutsuyuseigetsuと云ふ名義で、『カンテラの1ダース』(これが第一ピリオド)ぽつぽつと掲載し始めて、早4 .... 寒鴉 帳面となり 老い寂し 雪かきの手止める 白い風吹く 2025年2月14日早朝

「日頃の感謝を込めて」のメモと一緒に
朝起きたら
枕もとに
可愛いチョコがひとつ


*
ai(advocater inkweaver)
バレンタインの ....
誰もを惑わす甘美な魔法
ちょこれいと

忘却許さぬ爛れた呪い
ちょこれいと

何処かの誰かの血肉の結晶
ちょこれいと

貴女は苦手とぼやいてた

私がそれを呑み込むと
夜の破片 ....
聞くも涙 語るも涙 
与一とお園の悲恋物語

京の西陣 春まだ浅し
春の宵闇 手を重ね
呼べど届かぬ 見初めし恋は
風に消えゆく 散る運命

命をかけた 涙の誓い
一夜の夢か 恋の花 ....
ふと気がつくと
明日になっている

あっという間に
夜が明ける

振り向くと
今日だった昨日はもう
消えかかっている

身体のずっと奥にある何かだけが
従順に時間の絶対性を受け入 ....
とことこと
歩いていた
振り返ると
泥濘の跡を
声に変換し
嬉しいなと
満足した顔
凍る水脈
音をほどく
崩れた喉に
真昼の鈴
風化の指を
軋み鳴る
虹彩の奥
気泡は揺れ
 ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アダムとイブ栗栖真理亜自由詩025/2/15 18:40
詩想、待つ。ひだかたけし自由詩4*25/2/15 18:24
品性は趣味だレァ⚡︎ツハ...自由詩025/2/15 10:56
独り言2.15zenyam...自由詩1*25/2/15 9:45
たいくつな笑顔秋葉竹自由詩225/2/15 9:38
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『私憤』全髙任勇梓 T...散文(批評 ...225/2/15 7:09
貧乏鏡文志自由詩4*25/2/15 6:40
義理チョコ◇レキ自由詩425/2/15 3:33
_落とし子俳句125/2/15 2:21
出かけよう佐白光自由詩325/2/15 1:21
淡く遠く唐草フウ自由詩7*25/2/15 0:00
約束201自由詩225/2/15 0:00
めもうし自由詩125/2/14 23:44
チョコレートゴースト阿ト理恵自由詩5*25/2/14 23:32
チョコレート自由詩8*25/2/14 18:31
バレンタインのマボロシひだかたけし自由詩425/2/14 17:54
Hana栗栖真理亜自由詩1*25/2/14 14:42
毒薬と娼婦自由詩225/2/14 14:29
君を想えば自由詩025/2/14 14:25
仮設の音楽レァ⚡︎ツハ...自由詩025/2/14 11:41
塩水はるな自由詩325/2/14 10:26
独り言2.14zenyam...自由詩025/2/14 10:12
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『テオと猫ガミ』全髙任勇梓 T...散文(批評 ...225/2/14 9:44
改正高年齢者雇用安定法で解雇事由を受けて板谷みきょう俳句025/2/14 8:33
自由律俳句025/2/14 8:21
バレンタインのチョコ足立らどみ自由詩225/2/14 5:52
ちょこれいと詩乃自由詩225/2/14 1:57
京の西陣悲恋唄[group]板谷みきょう自由詩3*25/2/14 0:27
夜明け前花形新次自由詩425/2/13 21:10
とことこと中沢人鳥自由詩425/2/13 19:45

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