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もう一度やり直せるとしたら、
あなたはどの時代にもどりますか?

受験勉強が嫌いなぼくは大学一年生から
もう一度青春をやり直します。
勉 ....
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私が詩を書く時、「コトバに力を」がテーマのひとつです。心を揺すぶれる力って何 だろうといつも考えています。もっと、見えるような力を帯びたコトバを書きた ....
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今日も一本抜きますか ?
歯医者はそう言って
内歯鏡で前歯を叩いてみせた。
だって見た目と痛み
どちらが大事ですかと言う。
いや見た目も ....
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太陽に手を当てて
陽の光を集めてみる
春の力が
僕の冷たい手のひらに
集まって来て
力が集まって来て


風を肩に当てて
春の音 ....
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薬を整理するだけで大変だぞ、と言う

手には赤や黄色、白色の
錠剤が20個ほどばらばらあって
手で握っている
色々分けて、朝昼晩の3回分にす ....
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だから教えてください。

手段を尽くしても、
想いを伝えたい自分は、
知らずにいられない。
傷つくこと、
傷つけることからは逃げられな ....
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撤退する? しない?

引き際ってあるのかな?

方向転換? 戦略的撤退?

心が悴んだ?

景色が急に日陰した気分?

 ....
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君は背比べをしたことがある?
一度は家の柱に背中を付けて、
頭の高さのところに傷をつけた思い出があるよね。
高い人、低い人、色々だと思うけど ....
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*


黒い身体をください。

身体に暗い闇を纏い、
心を閉ざし目を瞑るのです。
黄色い帯を体中に塗ってください。
真っ赤な星をそ ....










糸のような雨は天国から地上に降ろされた蜘蛛の糸
かもしれない。白く刷毛ですりおろしたような雨た
ちは地面を捉えようとするのか、地の底の底 ....
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*

夢を見ていたんだ。
そろそろ目を覚まして
朝の支度を始めたらどうだい。

*

どこかで子どもを叱る母親の声がする。

*
 ....
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望みなき望みを喰らい、今日も独り呻吟する。

進むべき道を知らず、苦しみは心に至らず。

どこに向かうかを知らず、ただ左右をみて狂騒する。 ....
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夜道をぼくは、ぼくよりも前へ出ようとする
影の足を踏み付けながら、駆けるようにして
歩いて来た。街も木も灯も見ずに、ただ足元
ばかりを見詰めなが ....
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神社の縁の下は雨宿りの場所で
みんなの隠れ場所だ
賽銭箱の階段の脇から入って
宝物を蜘蛛の巣の奥に隠した
捨て犬も捨て猫も一緒に連れ込んだ
 ....
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解釈を越えて存在するもの
人に評価されることを拒絶する
見られること
それ自身も拒絶したい
自分は自分であり自分でありつづける
その完全なる ....
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種の起源を遡る
鯨にあるという地上の記憶のよう
身体の記憶に繋がる原初の記憶
納屋の藁束の上に横たわり
こころを拡げて探り当てる
目を瞑り腰 ....
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手をかざし
光を遮る
目を彷徨わせる街並み
風が吹いている
その風は北の街から
吹いてくるのだろう
白っぽい風に夏のなごりは
吹き流され ....
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今日は窓際の席は止めよう
曇り空にスリットが入り
わずかに日の光が差し始めたけれど
今日は明るい景色を見たくない
風に揺れる梢も
今しば ....
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フィルムが入ってないカメラはいい。
いっぱい撮れるからいい。
ローライフレックスタイプという二眼レフカメラは
磨りガラスに画像を結んで逆さまに写 ....
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魚の眼が
ぼくの手の平に現れ、
それは
皮膚に潜り込み、
皮膚と皮膚の間に棲み、
無機的な視線を
四囲に向ける。
いつも
悲しい蒼い色 ....
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風よ、おまえは犬のようだ。

ぼくの足に戯(ジャ)れついて走り回る、

おまえは犬だ。

6月の風はプードルだ。

サマーカットが夏 ....
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砂浜の風が
朝夕に向きを変えるように
君は気分で風を変える

冷めている空気が
暁の光に変色する時
君は急に大人びた表情を見せ
自足の笑 ....
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想う

無責任な放埒さを

道は幾つもあった
途中には
見えて来たものが色々あった
それはそれで良い

片意地を張り両手を拡げた ....
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ぼくはNを持つよ
引き合う力が強く
反発する力が強い
君はSを持つんだ
不器用なところが似ている

お互い引き合う力が強いだけでは一緒に
 ....
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それは組み合わされ回転して行く主旋律
強い流れ 弱い流れ 
停止する感情
全てを巻き込んで流れ
大きな河となる
山間に蕩々と湧き出る泉から
 ....
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木は両手を拡げて
わたしを暖かく抱きしめた
拡がる手の先には
青々しい梢がさらに広がり
そこでは緑の子供達が風に踊っていた

寝ころんだベ ....
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想いを繋ぐのはいつも
言葉だった。

小学生の時、
友達と口げんかをしても
さよならは忘れなかった。
またね、と別れると、
次の日はまた ....
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私の中に
醜いなにものかがあって、
私が私であるようにしている。
私の中にあるなにものかを
しっかりと掴みだして、
目の前においてみよう。
 ....
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飛べ 飛べ
おれよ 飛べ

まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ

踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ....
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夏風邪に


鄙(ヒナ)びし夢みる心地する


見上ぐる天井に思い出あり
beebee(262)
タイトル カテゴリ Point 日付
一度だけの人生 / どこからやり直します?[group]自由詩4*11/4/4 21:52
口を突く言葉こそ真実を内包する[group]散文(批評 ...211/4/3 19:00
お口に虫歯を作りましょう / 本当にふざけたお話[group]自由詩511/4/2 18:23
太陽に手を当てて自由詩911/3/31 22:50
時代劇と処方箋 / 印籠には薬が入っている?[group]自由詩6*11/3/27 22:20
だから知りたいのです / 立ち尽くす自分は自由詩511/3/25 0:49
前傾姿勢 / 倒れる時は忘れずに ” 前へ ”自由詩811/3/23 1:51
背比べ / 柱の想い出[group]自由詩4*11/3/19 15:03
実証するもの / 伝えたい想い[group]自由詩711/3/15 21:45
白い糸 / 蜘蛛の糸幻想[group]自由詩511/3/10 0:54
朝に想うこと / トーストと目玉焼きの関係自由詩6*11/3/6 21:50
眩暈する疼痛は[group]自由詩209/4/20 1:58
夜 道[group]自由詩13+*08/11/23 10:27
縁の下 / 夏の記憶[group]自由詩2308/11/8 9:11
岩 石 / ころんと転がっていたい[group]自由詩9*08/11/2 13:53
恐竜の記憶[group]自由詩15*08/10/28 10:43
白日の街角[group]自由詩608/10/25 21:08
季節の変わり目に / いつものイタリアンレストランで[group]自由詩1008/10/19 22:29
カシャ・カシャ・カメラ[group]自由詩15*08/10/15 2:27
魚(サカナ)の眼[group]自由詩308/10/13 14:49
風よ、おまえは[group]自由詩7*08/10/11 15:55
君からの風[group]自由詩2008/10/5 2:16
フリー / 自分らしく生きるということ[group]自由詩1308/10/1 23:24
一人の磁石は愛を持つか[group]自由詩1308/9/25 21:32
情熱と絶望のロンド / 川の流れに[group]自由詩1408/9/20 2:32
空を抱きしめる梢 / 木陰に揺れる木洩れ日と共に[group]自由詩20*08/9/14 8:05
コトバ / 想い[group]自由詩2608/9/7 10:40
なにか / 私が私であること[group]自由詩20*08/8/31 11:32
飛べよ おれ[group]自由詩1308/8/24 3:50
独居寝(ヒトリネ)の詩短歌5*08/8/23 9:17

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