いいことをした人を教えてくださいと
先生はいいました
ほめるためにそれはありました

悪いことをしてはいけない
それは知ってても
自動的になる悪にはだれも抗えない

君が待ってるその場 ....
すきなものはなんですか

あなたがきいた

すきなものは

や木や真っ白な雲
どれも口にはだせなかった

あなたはもうそこにいないから

すきなものはなんですか

私もあな ....
ないないないと
自分の足りないをおもうのは
余裕のあるときと知る

いそいでいそいでの
時を過ごしていればどんな自分も
自分なりにやるだけ

あやまりながらも
ふと触れあった人もまた ....
どんなに精密にダムをつくっても
降る雨の量はそれを上回る
川とは不思議
山とは不思議

枯れているとみせかけて
川はよみがえる

忘れていることが罪であるかのような
想いを抱かせる
 ....
泣いてもいいよ
怒ってもいいよ
あなたは
あなたでいいよ

きっとそう言える

なのに
どうして自分にだけは

今のままじゃだめ
泣かない
怒らない
そう思ってしまうんだろう ....
楽器を
演奏している人がいました
うたを
うたっている人がいました
月が綺麗でした
星も綺麗でした

カラダが揺れて
汗が光って

月も
星も
光っていたので

がんばるこ ....
手さぐりで
あなたを想う
言葉を選ぶよりも
ただ想う

私はどこへもいかないと言ったけど
歩いているから
離れてるのかもしれない

人は
同じところにいられない
カラダは置いてあ ....
答えようのないことばかり聞かれていると
右でも左でもいい気になってくる
なのにそこから動くことは許されず
愛想笑いだけを張り付けている

世渡りは
シーソーみたいなもんじゃない
上か下か ....
小さな人は
蛇口を見上げてみている
透き通った水を
それよりもきらきらした瞳で

私は
流れる水を下がる視線でみていた

キット違う
その世界を知りたいけれど

なぜか小さな人の ....
いいことをしたいと思った
いい人でありたいと思った
前のめりに歩いていた

雨がふった
冷たい雨だった

周りが綺麗にみえた
空気が変わったように思った

ただ
雨がふるのを見上 ....
低空飛行じゃいけないと
ずっと思ってきたけれど

低くても空
高くても円
少しでも縁
なら

繋いでいようと想わないでも
切れないね

同じ地球の命の
ひとつとして
よろしく ....
もういいかげんにしろよ
そうは思うけれど
誕生日だもんよ
今日は今日とて
生まれた日の記憶は
ないけど
後付けされた
記憶ならあって
よくない
ちっともよくない記憶
なら書きかえり ....
目がさめて
自分が変わっていないことにがっかりする

今日は曇り空で
少しひんやりしている
まるで
太陽だって疲れてるみたいに

癒されたいと願うから
だれかに優しくしたい
そんな ....
私がもっと器用だったら
こんなに星をみることもなかっただろう

私がもっと素早かったら
こんなに花をみることもなかっただろう

電車にのって窓をみる
どんよりした空をみる
ふと目があう ....
いろとりどりの星をみる
どんな人もこの空の下にいるだろう
みてるだろう
そのぜんぶをゆるせるような

気持ちになる夜のとき
できるだけ優しい心で接したい
また同じ誓いと知りながら

 ....
雨は静かに世界を
洗っていった
この僕を清めてくれたかな

罪なんてだれでも
おかしてるのに
だれより自分が許せなくなった
壊れてしまえと願う

だれかが僕の
ために流した涙が雨に ....
私は私を
やり直したいとも思うし
捨ててやりたい
とも思う
どちらもできっこないから
安心して悲しめるんだ
君に甘える
そんな夢がみれるんだ

同じ空の下で
なにが起こったのか知っ ....
信じることがこわいという
君は月がすき
星をみるのがすき

ひとりにして
と君は言う
空間の端にいる
ことを許して

身じろぎせずに息をする
互いに
影法師のように

心で
 ....
ろ過していったらどうなるだろう
なにが残るだろう
周りにギトギトした
ヨゴレをつけながら
こされてゆく
わたしという成分

少しぐらい
優しさとか 思いやりとか
あるのだろうか あっ ....
今日が終わるのに
消えない心模様
明日へ渡る橋は
落ちてはしまわないだろか

資格とか権利とか
問いたくなるけれど
ほんとはそんなもの
どっちだっていいんだ
すきの前では

試す ....
ためらうことはワルイコトじゃない
そう言い聞かせる
未然の指に

震えない人なんているだろうか
どんな時も決定させることは
こわくなくてはならない

どんなスイッチも押す三秒前は
記 ....
涙だって蒸発する
この暑さのせいで
だれかのせい
自分のせい
そんな繰り返し

夢をみてはいけないなんて
学習してしまう
それがイキルコト

自分がもってない
ものだけに
詳し ....
恋すると 自分に言い訳が多くなる
恋すると 今日が終わってほしくなくなる
恋すると 明日が待ちどおしくなる
恋すると 涙がでる
恋すると 恋って字にどきっとする
恋すると

こ と い  ....
夜風にあたって
許されたような気持になる

なんにも変わっていない
なんて言わないで

夜は更けて
時は流れて

始まりも
終わりもつながっているのなら
終止符みたいな星の点
 ....
ヒトの心なんて
わかるはずもない
愛でてる猫は
自由でいいね なんて

背中にある
羽はいつか
きえてしまって
代わりにはえてきた

疑うって気持ちは
ヒトの証明みたい

君 ....
ないものは見えない
あたしがもっていないものは
はじめから見えないんだ

空は見える
あなたの姿も見える
あなたがそばにいるのも見えるよ

あたし自身は見えないけど
両の腕で
触れ ....
曲がり角でぶつかるみたいに
言葉たちに出会って

だからページはいつも
四角くなっている

その扉をあければ
いつかゆけると信じ
夢を手放さないよに
手のひらぎゅっと握る

あの ....
夜になると
くるくると私は
私の皮をむく

くるくる くるくる

はじまりまでゆくといきどまり
ちょうどいいところでとめたい
なのにとめどころがわからず

くるくる くるくる くる ....
進歩ないってつぶやいたら

進歩ってなに と雲がきいた

同じ白で

私のよく知る姿で

きいた

進歩ってなに と
がんばればいいことあるかなあ
そんな気持ちも
太陽の下にでたらどうでもいい

あるく
あるく
あるく

それ以外の武器もなく
一日の終わりに
想う自分の気持ちなんて

遠い太陽 ....
朧月(1707)
タイトル カテゴリ Point 日付
いいことをしよう自由詩011/8/28 23:12
すきなものはなんですか自由詩211/8/27 22:44
いまを進む自由詩111/8/27 8:28
心の川自由詩211/8/25 21:33
あたしがあたしでなかったら自由詩211/8/24 23:20
共に光る自由詩211/8/24 22:34
ねがい自由詩211/8/23 23:52
成長痛自由詩111/8/22 23:58
少女は水にとける自由詩411/8/22 8:16
いいひと自由詩111/8/21 22:02
円の中の空の縁自由詩111/8/20 23:57
あたしの誕生日自由詩1+11/8/20 19:03
曇り空の処方箋自由詩211/8/19 6:42
大切な夢自由詩111/8/18 23:11
流れ星を追って自由詩311/8/17 23:39
雨は静かに自由詩311/8/16 23:45
あおぞらのむこう自由詩311/8/14 12:38
影法師自由詩211/8/13 23:23
清涼自由詩311/8/13 8:29
君がすきです自由詩211/8/12 22:54
スイッチ自由詩111/8/11 23:05
ほしいものは永遠自由詩211/8/10 8:26
恋をすると自由詩511/8/8 23:19
終止符自由詩311/8/8 20:19
儚い夢自由詩111/8/7 6:53
両腕を翼にかえて自由詩311/8/5 8:30
すき自由詩311/8/4 21:15
夕焼けくるくる自由詩411/7/30 20:08
進歩する雲自由詩411/7/26 9:19
真夏の朝に自由詩011/7/25 8:26

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