コメを買ったことがないと言って
農水大臣を辞めなければならないのであれば
頭の悪そうな女子が
「あたし、おコメ食べないんですぅ」なんて
ほざいたら日本から永久追放にしなければならないと思う
 ....
いつも小さな棘が刺さっている
一つ取れてもまた刺さって
心に棘がなかったことがない
何かに浮かれて
表面上は陽気に振る舞っていても
少しでも冷静になると
小さな棘が刺さったところが
チク ....
振り返ると
私には色んな付属物の影が
ついて回って
太陽を通してさえ
本当の自分が分からなくなってしまった

忘れられない人がいる
忘れてはいけない人がいる
しかしそれは命が尽きるまで ....
私にとって
時間は有限なので
いくら悲しいことばかりの
毎日だって
いつかは終わりが来るのだと思うと
そんなに辛くはない
それは嘘だけれど
私ばかりが悲しいのではなく
悲しいことに過敏 ....
私が若かったとき
あなたはとても美しかった
美しいあなたに
偶然街で出会ったとき
私はそれまで
言おうと思っていた
言葉を言うことが出来ず
僕のこと覚えている?
としか口に出来なかった ....
あの人の声が聴きたい
あの人の言葉を知りたい
願っても
それは叶わないこと
私には
もう頼れるものは何一つない
すぐそこに海が見える
5月の青空も見える
しかし、それらは
どうでも良 ....
つまらないのは
本当に頭のおかしな奴が
いないからだと思う
昔はほんの一握りだけど
確実にイカれた奴がいたもんだ
俺なんか無理しておかしな振りを
しているだけで
極めて真面目で知的な人間 ....
この国の為に
死んでいった
英霊たちに問う
あなた方が命を賭してまで
守ろうとした国は
こんな国でしたか?
私たちは
誰の為でもない
ただ自分の為だけに
生きています
我欲だけを満 ....
私には
色んな欲望がある
しかし、それがすべて手に入る訳では無い
いや殆どすべての欲望は
叶えられないと言っていい

手に入れている他人に対して
イライラしたり
不安になったり
絶望 ....
部屋の時計が
進んでいることに気づいた
ただでさえ時間が足りないと言うのに

もっと酷いことが起きれば
今なんてどうってことはない
そう思いたいけれど
酷いことは一瞬で過ぎ去って
また ....
大量の睡眠導入剤を
大量のアルコールで流し込むと
意識が混濁し
外界と内面の境界が
曖昧になって
ドロドロと溶け出し
もはや俺は俺ではなく
奴は奴ではない
何も恐れるものはない

 ....
底なしの不安が
襲いかかる
もう自分には
何も残っていない
ただ今まで犯してきた
ぼんやりとした罪の報いを
受けるためだけに
生き続けるのだ

四月になれば
暖かくなれば
凍てつ ....
私の春は
とうの昔に過ぎてしまったのに
まだ何かあるのではないかと
期待している

パンティに手を入れてみる
ほんのり濡れているのが分かる

これが乾ききってしまうまで
やっぱり私の ....
横浜市営地下鉄で
思い切り
マイ・ウェイを
歌ったら
動画に撮られて
拡散された

その動画がこちら
https://youtu.be/m50UsbNqXSM?si=rqz4oBn0Q ....
狂ってしまえれば
良いのだけれど
狂うのも才能なので
なかなかそうはいかない
だからと言って
正常でいられるほど
強い精神の持主でもないので
仕方なく酒を飲むことになる
肝臓にダメージ ....
何故あの時
自称詩の世界に飛び込んでしまったのか
もっと違うことに時間を使っていれば
こんな風にならずに済んでいたのではないか
と後悔してみても
取り立てて他に取り柄がないから
どのみちう ....
名前のない人は
名前を忘れられることもない
誰にも呼ばれない代わりに
傷つくこともない
それは良いことではないか

もうあと数年すれば
憶えていてくれる人も
いなくなるのだから

 ....
「おじさんはさあ
糖尿病が悪化してきて
働けないから
お金貸してくれない?
すぐ返すから」

そう言って
借りたお金を踏み倒した
おじさんは
山手線途中下車の旅
の動画生配信中に
 ....
春の朝血飛沫が舞う生配信

陽炎となってあなたのもとを去る

春の夜LINEで百万無心する
額の皺を気にすることで
前髪を下ろすようになったきみに
僕は知らんぷりを決め込んでいるけれど
心のなかで
呟いているんだ

それでもきみは美しい

僕にとっては、と
わたしの三十歳になる
自閉症の息子は
通っている作業所で
仲間のリクエストに応え
曲をYoutubeで再生して
みんなに喜ばれているそうだ
小さい頃から
誰が教えた訳でもないのに
ただ ....
埼玉県川口市に
自称詩人が大量流入し
新たなコミュニティを形成しつつある
自称詩人は働かないので
強盗や窃盗をする者が多く
不安を感じる地域住民との間で
諍いが生じることも少なくない
自 ....
大体四月から五月にかけて
自称詩人が増殖する
それは新しい生活に馴染めずに
兎に角今より他の場所へとの思いを強くした
所謂社会不適合者が
逃げ道として自称詩人界に
なだれ込んで来るからだ
 ....
女性のデルタ地帯に
注いで飲む酒のことを
ワカメ酒というけど
それがワカメちゃんだったら
Wワカメ酒になっちゃうな
中島がそう言って
ニヤついてたら
カツオは兄として
黙っていられない ....
自称詩人は
寝床に入って10秒後には
いびきをかいてしまうのだが
家族が顔に濡れタオルを載せて
徐々にダメージを与えようとしているのを知り
寝ていられなくなったので
今夜も一晩中起きて自称 ....
あなたが穿いていた
赤色のパンティ
今日久しぶりに
ベランダで見ました
いつか手に入れようと
思っていたのに
いざとなると勇気が出ずに
ただ眺めるしかなかった
あの赤色のレースのパンテ ....
チンポコをぶるんぶるん
振り回して相手を攻撃する競技で
ルールは剣道と同じだが
面を決めるには
途轍もない巨根かジャンプ力が必要となるので
なかなかお目にかかれない

振り回し過ぎて
 ....
この間
検査を受けたらIQ132だった
突出して高いんだってよ
自慢しまくりたいところなんだけど
でもよ、冷静に考えて
そんな奴がいい歳して
チンポコとかウンコとか
書き散らかして
他 ....
ふと気がつくと
明日になっている

あっという間に
夜が明ける

振り向くと
今日だった昨日はもう
消えかかっている

身体のずっと奥にある何かだけが
従順に時間の絶対性を受け入 ....
見えない人は
見えない代わりに
優しい声だけが聴こえるように
眠れない俺は
眠れない代わりに
悪夢を見ないで済むようになっている

午前二時
DIE WITH A SMILEを
ずっ ....
花形新次(4941)
タイトル カテゴリ Point 日付
コメを食べない自由詩125/5/21 18:27
自由詩125/5/15 20:59
自由詩325/5/13 19:28
限りある自由詩325/5/12 19:12
綺麗事自由詩225/5/11 11:44
シミ自由詩125/5/8 19:05
スカトロ大戦争自由詩325/5/1 18:48
天皇陛下万歳自由詩125/4/25 20:21
どうでもいい自由詩125/4/16 19:41
唯一の方法自由詩025/4/11 21:00
憤怒の塊自由詩125/4/7 22:28
何がいけなかったのだろうか自由詩125/4/6 2:36
50歳の春自由詩025/4/2 18:21
拡散自由詩125/3/26 22:47
死ぬまで酒を飲む自由詩1+25/3/25 19:15
失われた自称詩人の時間は戻らない自由詩025/3/22 1:49
名前のない人自由詩025/3/20 20:40
いただきおじさん自由詩325/3/18 18:28
いただき句集俳句025/3/17 19:42
きみは美しい自由詩025/3/11 21:24
息子の肩を揉む自由詩425/3/11 19:06
暴徒化する自称詩人自由詩025/3/8 19:01
自称詩人が増殖する自由詩025/3/5 22:31
ワカメ酒自由詩125/2/28 19:45
自称詩人は眠らない自由詩225/2/25 23:41
まぼろしパンティ自由詩225/2/22 7:37
チンポコ道自由詩325/2/18 20:50
ギフテッド自由詩125/2/15 20:23
夜明け前自由詩425/2/13 21:10
午前二時の世界の終わり自由詩225/2/12 20:30

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