壊れていく足跡から
息を切らして逃げて

鍵をかけた扉に背を向け
昨日までの灯りを消した

誰に聞かされたのか
振り返ることは苦しい

時計の針を追い越して
洪水のように震える鼓動 ....
溢れる涙は
崩れそうな空と
歪む舗道との隙間に
転がり落ちた

星の音色に踊った夜も
鐘の囁きと越えた朝も
全てを塗り潰して
明日に跳ねた

転がり続ける
時間と意識の
境界線 ....
匿名希望の
姿に着替えた
弾く指先で
雲の模様は
今日も流れる

賛否両論の
風に乗って
線を引くけど
空か海かの
拘りはない

ただ何気なく
着地してみる
月のない部屋で
夜の靴を脱いだら
恋の魔法を閉じて
ひとつの影になり
込み上げる指先で
君を包む線を描く
無くさない強さを
そっと背中で結ぶ

煌めく星のような
刹那を綴りながら
 ....
思い出の街の
いつもの背中で
待ち合わせ

太陽が消える時に
歩幅を合わせて
アナタの名前を呼ぶ

もう決めたの

散り散りの想いを
繋ぎ合わせると
また迷い込むから

も ....
本を閉じるように
重なり合って

行間を埋めただけの
「愛してる」の言葉

夜が明けるまでには
また恋に書き上げた

ただ淋しかった

ただ満たされたかった

ただ逃げたかっ ....
月が描く円を
薬指に通して
遥か未来を見つめ

星の道を歩く
物語の優しさで
今は肩を寄せる
次へ向かうと決めた
太陽が過ぎ去ると

予定時刻に合わせ
それを追う角度で
君は近づいた

偶然を装って
通り過ぎた雨音は

静かさだけを
置き去りにして

星が滲む銀の夜を ....
悲しい文字が
流れゆく紙面を
通り抜けて
たどり着いた
行き止まりの空は
崩れ落ちた

それでも
僕らは
滲んだ明日を
振り払らう

それでも
僕らは
希望を語る
ひとつ ....
他人の顔の
僕を真似して
語り合うのは
いつものことだ

明日に転がる
数字次第で
どこに進むか
任せてみるさ

空に両手を
広げてみても
雲にこぼれた
夕日みたいだ
ありきたりだと
思えた1日も
実は違ったんだ

そこに気づいた時に
次の日が待ち遠しく
なったのです
指切りして
交わしてみれば
ほんの少し
軽くなるけど
混ざり合うと
馴染むほどに
痛くなるから

決まりごとは
書かれていない
重さなんて
抱えもしない
足が向かう
風の先に ....
緩やかに
夜の装い
着飾ると

すれ違う
街並みたちが
急ぎだす

止まれの色の
人並みを
交わして前に

僕の気持ちは
時計の周り
行き交うばかり

進めの色で
踏 ....
照れてることを
見破られないよう
ちょうどいい角度に
傾いてみたんだ

海の色は夕日の色

僕の色は夕日の顔
空の不具合
塗りつぶし
雨の服装
脱ぎ捨てた

虹の伏線
引きながら
恋の複雑
すり抜ける

夏へ吹く風
手を引かれ
傷を含めて
混ざり合う

理想ばかりを
砂に描いて ....
次へと向かう
夕日との
約束ごとで
明日の空に
靴を飛ばした

背中押されて
真っ直ぐに
伸びていく影
追いかけながら
家に急いだ

そこには
少しばかりも
寂しさに
背 ....
窓から射し込んだ
朝の雫で目を覚ます

夜の河を渡った
君を乗せる右腕

変わらない景色に
ふと安心する

伝わる寝息に
そっと合わせる

2人だけの時間を
独り占めしてみる ....
いつもの背景
崩れる関係
いつかの嘘が
息を潜める

巻き戻しした
フィルムの中まで
過去のふたりは
他人の顔

シナリオ通りに
期待はないさ
だけど台詞が
空白ばかりだ
 ....
生まれたての朝が
静かにベールを脱ぎ
胸の時計が刻んだ
コマ送りの世界の中で
思い描いた風景と
引き込んだ色とが
混ざることを拒んでる

緑に囲まれた空を
鳥たちが飛ぶことさえ
切 ....
繋がる時間の中から
切り取ってみた満足と
引き換えることに
どれだけの価値を
求めるのだろう

幼い日に感じていた
大人の狡さで着飾った
無責任な言葉に
どれだけの意味を
見い出す ....
「もういいよね」って
風の色を
真似した僕は
揺れる足跡
置き去りにして

手のひらに落ちた
雪が色を
失うような
いつもの道に
残した言葉


ほどけた靴ひもを
結ぶこと ....
まるで完成のない
パズルを目の前に
置かれた気分だ

この限りなく
広がる夜空で
ふたり同じ星を
指差すようなもので

君と僕の
言葉の意味は
同じ座標上に
あるのかな

 ....
思い描いた
この空のむこう
今日から明日に
風を受け
行き着く先は
どこなんだろう
近づく距離だけ
未来が変わり
重なり合っては
波打つ心たち
何度も打ち寄せては
僕を連れ去って ....
取り残された
あの日の時間
心の傍を
行ったり来たり

言葉の奥に
伸ばした腕で
君と僕とを
線で結んだ

確かなものは
見えないけれど
心の温度
感じてとれて

触れた ....
何か掴んで
握りしめた手
開くことさえ
できない僕は

プライドだけに
腕を通して
いつものように
服を着替えた

行き先書いた
破れた地図も
部屋のどこかに
忘れたままで
 ....
宣隆(25)
タイトル カテゴリ Point 日付
裏切りのないキス自由詩016/3/7 13:07
次の一行に自由詩016/1/22 13:00
着地点自由詩116/1/18 17:00
月の部屋で自由詩115/8/6 0:59
今だから自由詩215/8/3 15:02
あとがき自由詩1*15/7/26 11:18
円を歩く道自由詩2*15/7/20 14:12
今となっても自由詩1*15/7/20 11:16
ひとつになる自由詩1*10/6/10 12:34
明日に転がる携帯写真+ ...210/5/22 0:13
今日の日が終わる携帯写真+ ...110/5/22 0:11
独りよがり自由詩110/2/9 16:48
待ち合わせ自由詩210/2/5 4:13
夕日の色携帯写真+ ...209/9/17 21:04
夏の共犯者自由詩2*09/8/7 1:46
帰り道自由詩409/3/5 2:14
いつもの朝自由詩109/2/11 20:08
自由詩109/2/9 10:59
最後の賭け自由詩1*09/1/27 18:08
約束自由詩109/1/21 13:21
冬色自由詩309/1/7 20:51
そんな時の僕自由詩1*08/10/1 12:11
心の着く場所自由詩308/9/19 15:43
あの日の景色に自由詩108/9/18 4:23
ゼロサムゲーム自由詩108/9/17 5:02

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