固まったディスプレイを解いて
内に流れる言葉の数々

増減を繰り返すカウント、繰り返す、言葉返す返す、帰る場所もなく箱庭を飛び交う雑多、淘汰。

「友達になってください」

固まったディ ....
今日も私が想うあの人は
山手線に揺られて帰路につく。

定刻23時
今から帰る。
夕飯は何にしよう。
今日は疲れた。
なんて呟いて、今日もきっと揺れている。

物持ちが良い私が想うあ ....
当の昔に枯れきった涙を
何時ぶりに流したのだろう
僕はただ人混みに巻き込まれるのが嫌いで
独りよがりだったのかもしれない

相手にされないのがやっぱりどこか寂しくて
アンダーグラウンドの世 ....
今日は予定がある 友達とでかける
久しぶりに街へいくんだ
そう言って、ドアを開ける。

低いままの血圧
声にならない声あげ揺らめく
視界が白くなり手を伸ばす

「たすけて」

掴ん ....
自己分析って本当に難しい。
自分の事よくわかんないまんま生きてきたし、
つらい経験を語る言葉を持ち合わせてない。
それどころかつらい経験なんてした覚えがない。

つらい経験なんてした覚えがな ....
この地球には何億人といて
1年は365日って決まっていて
毎日が数億人の特別な日だなんて
みんなを祝っていられないし
次第に誕生日も祝われなくなっていく

今日が君のSpecial Day ....
昼と夜がひっくり返って今宵も私独り
寂しさ押し込めてるんです。
締め付ける胸の苦しさにもがいてるんです。
高まる拍動は早鐘
ウェディングのベルみたいに、HAPPYだったらいいのにね

昼と ....
急に寂しくなってまたメール
返事はいつもすぐか日をまたいでのどちらか
お金が欲しい
休みと彼女が欲しい
癒しと居場所が欲しい

急に寂しくなってまたコール
「電源が入っていないか電波の届 ....
真夜中2時の青ざめた部屋
居心地が悪くなって窓を開ける
迷い過ぎた …考えすぎだ 冷めていく現実
空見上げたら光る粒子

願い、辿る軌跡
願う、不確かな奇跡
磨かれない輝石をかざして
 ....
書き綴った文字の羅列に
ふと君が旋律を口ずさむ
吐息滲む柔らかい歌声
1,2…息吹を吹き込むように

ずっとずっと もっとずっと 声 空へ高く
もっともっと きっともっと 夢 歌え輝く
 ....
毎日繰り返される細胞破壊
それは儚い真実
大切なことも忘れてしまうのかな って
そんな風に感じる

あなたの言葉は
深く奥に刺さり
胸を貫いていくナイフ
優しすぎて
耐えられない
 ....
茜さす 空を染めていく
滲む影 遠ざかっていく
烏舞う 手を延ばしたなら
深い闇に 確かな光

あなたはいつも笑っていたね
優しい声で話しかけてくれた
そして時に怒ったりして
口をとが ....
お月様が食べられた
うさぎの餅がおいしそうだったからに違いない

お月様が食べられた
でもお日様は満腹だったに違いない

庭に咲いた風車
水を得て
風を運ぶ
霞む雲をさらって
旅を ....
些細なことなのですが
気に病んでしまうのです。

SNSで申請を弾かれ
呟きを拾うことを拒絶され
作品を否定され
ブラウザも言うことを聞かず

よくあることです。

些細なことなの ....
引き篭りがちの臆病ウサギ
外には狼がたくさんいるんだ
臆病者は孤立するって
錯覚が頭を支配するんだ

網膜に張り付いた鮮明な記憶
高性能レンズで切り取られた恐怖心の断片

いつから私は ....
気まぐれな朝の光
乱反射に目を伏せる

檻に篭ったっきり布団を被り

立ち上がると眩暈
彼が 彼女が 貴方が…怖くて私が身を伏せる

背を向けたっきり窓硝子を見つめたっきり

外界 ....
一つの幕をおろす
桜の花は未だ咲かず
雪解けは進まない

空港に響く足音
旅立ちの喧噪
去り行く背に手を振って
君の影が滲んでいく

一つの幕がおりる
桜の花は未だ咲かず
雪解け ....
無数の出会いと別れ
図書館の静寂は怖い
魔法にかかった人達
弾けて消える"セカイ"

出会いを所有する
所有すれば満足なのか
所有できるから満たされるのか

 誰 ....
春の便りは未だ届かないのでしょう
もう通わない通学路
バスからの景色は結露に滲んで消えそうで
改札は湿り気の強い泥だらけですもの

誰も居ないキャンパス
いつもより広く見えた
喫煙禁止エ ....
シグナル見えてる?
感情無く淡々と
仰せのままに
バトルサイボーグ

誰かが機械に例えたっけな
黙々と働くYES MAN
上下関係
怒られるのも従うのも
慣れてないからオーバーヒート ....
小さく芽吹いたポプラが
わたしの背を追い越して
空まで届かんと
生き急ぎます

ナナカマドをついばむカッコウが
雪に赤い跡を落とし
上昇気流にのって
翔けまわるのです

潰されたホ ....
いつもの道に背を向け
瑠璃色の闇、校舎に明かり
ぎゅっと瞳を閉じれば
何度も涙があふれ
絵に変わっていく思い出

いつのまにか追い越されてた身長
ちょっと昔のこと
すぐに消えては浮かぶ ....
普段見ない雑誌を読んで
髪の毛の毛先を切り揃え
真新しい僕になったなら
貴方は振り向いてくれるの?

夜明け前 硝子の空
紺碧に滲んだ白光
壊れかけのヘッドフォン
突き刺したらラジオD ....
賽を宙に投げてみる
これからの行方占うように
六通りの旅路しかないなら
どんなに楽なんだろう

現実 眠れぬ午前2時
複雑に絡み合う確率論
そういえば確率のテストは昔から0点だった気がす ....
考え込みすぎてキャパシティオーバーな頭
芸能人の名前がすぐに思い出せなくなってさ
英単語も右耳から左耳へ抜け落ちる

言葉も靄にかかったみたいで
論理的じゃないのは理解ってるつもり
悩みも ....
燃え尽きた灰が薔薇になれば素敵ね

死ぬのが怖いんじゃなくて、生きるのが恐い

胸中に咲く嘆きの彼岸花

地獄 業火の足枷 奈落の果てまで 貴方への想いを

なぜ貴女は拒絶するのか な ....
銀雪に落ちる雫
鏡に映す此の身

月を滲ませ貴方に背く
望みは久遠に途絶え
朱に染まる身を留める者も無し

嗚呼、其の旋律が彼の人のものならば
「花に咲かせ彩り染め上げ」  ....
君のために奏でたい旋律
風に吹かれ 運ばれ行け

重い鞄を負って、身動きとれずにいたね
君はいつも悲しそうで
何かあったの?なんて聞けずにいたんだ
君の心を砕きそうで

あれから何年の ....
いつものバスに揺られ
曇った硝子を見やる

ヘッドライトがレーザーみたいだ
ならば街は宇宙戦争か
ならばネオンは流星か

霞んだ視界を晴らすために
冷え切った指をのばす

空から舞 ....
一人の夜を過ごす 僕は冷たい雨の中
ささやくその声 佇むサボテンは共に聞く
アゲハ蝶のようにヒラヒラと舞うことや
アポロに乗った搭乗員のように
空や宙を旅することは出来ないけれど
この大 ....
相羽 柚希(98)
タイトル カテゴリ Point 日付
文書グループ
一行詩集文書グループ09/12/29
投稿作品
友達依存症自由詩1*11/10/20 1:29
遠郷-Tokyo-自由詩1*11/5/29 2:18
アンダーグラウンド自由詩1*11/3/17 2:59
Salty Solitude自由詩1*11/2/16 2:26
曲がり道自由詩1*11/2/7 2:06
Special Day自由詩010/11/21 23:14
セツナイロ自由詩1*10/10/25 4:18
ないものがたり自由詩1*10/10/19 4:42
星彩自由詩1*10/8/26 2:42
ノート自由詩010/8/15 1:22
Cell自由詩010/7/22 1:02
茜-アカネ-自由詩1*10/7/9 20:04
かざぐるま自由詩1*10/6/27 7:11
接続自由詩1*10/6/19 23:33
ライカ・ラビット自由詩1*10/6/19 17:43
Lost world自由詩1*10/5/23 7:59
自由詩0*10/3/24 7:37
913.6自由詩0*10/2/23 6:06
自由詩2*10/2/22 2:33
バトルサイボーグ自由詩010/2/12 17:15
銀世界に紅自由詩4*10/1/27 2:47
卒業コード自由詩0*10/1/26 12:07
残響自由詩1*10/1/20 5:17
ラック自由詩2*10/1/17 2:46
subject自由詩1*10/1/16 5:00
一行詩集"I'm at a loss for wo ...[group]自由詩2*09/12/29 1:54
詩歌自由詩2*09/12/24 1:17
旋律自由詩2*09/12/20 7:36
埋没自由詩2*09/11/26 1:50
霧雨を浴びて自由詩1*09/10/21 4:47

Home 次へ
1 2 3 4 
0.36sec.