三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的な
ニュースになっていた一九九〇年当時

実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
しりとり四行詩

03/01
俺なんて 言葉
使えなく
なってることに
気が付いて


やさしさも
時には辛くて
そっと呟く
独りの部屋で


サクラ色の頬
風邪みた ....
しりとり四行詩

11/02
10月最後の日曜日
炭酸水と お似合い
苦手な初雪の 感傷が
喉の辺りに はりついて


お似合いの言葉 いつも
シャーペンで きっちり
苦手な ....
しりとり四行詩

12/23
今年のうちに 
残りわずかな 恋心
閑かの雪が 降る夜に 
こっそり 瓶へ詰め替える


とうふと長ネギ 
ちまちまとスーパーの
袋に見つける日常に ....
しりとり四行詩

★*゚*☆*゚*★*゚*☆

12/17
きっと空からも 楽しげな宴♪
楽団の夢 叶わずとも
盗賊一味は 去りゆきし
暁が際の 出ずる時刻よ


あなたに ....
野に咲く花は可憐な娘の
胸に抱かれて摘まれて行った
可愛い娘は優しい男の
瞳に恋して嫁いで行った
若い男は愛と自由と
正義の名のもと兵士となった
愛しい娘に別れを告げて
若い兵士は戦地へ ....
悩み苦しみ 辛い悲しみ 
瞬いていた星の光
いくつもの眠れぬ夜を越え 
人知れず痛めた心
そんな時にどこからとなく 
繰り返し聞こえる歌

迷い戸惑い嘆き哀しみ 
隠し切れない胸の叫び ....
精神病棟の患者、職員に観劇して貰う為
ボクが宮澤賢治の童話『よだかの星』を
戯曲にしたのはいつのことだっただろう

よたか役は
臨床心理士のキナメリさんにお願いし
星に向かって飛んでいく最 ....
小学校の近くの文房具屋は
駄菓子も売っていて
店番をしてるのは中風の親父で
学友たちは
「ハセのオヤンジ」と言って
片方の腕を曲げたまま手を震わせて
びっこを引いて歩き
片麻痺の ....
ギターケースを片手に
いっぱしのフォークシンガー然として
ススキノの夜を闊歩していたのは
怖いもの知らずだったからだ

流行に乗らないことが
格好良いと考えてたし
蔓むことも潔しと
思 ....
気っ風のいい姉御肌のイルカは
年の離れた姉さんのようだった

今は
本当だとしても
いつかは
嘘になるかも知れない
想いを言葉に替えて
愛を口にするわ

だから愛は
体で確かめた ....
いつも
いつも
そうだった

結局
誰かの
せいにして
誰かを
悪者にして

そうして
無かった事にした

その出来事の何処に
自分が存在したのか

自問することも
 ....
夢の色にしがみついて 
ヘラヘラと笑った影
擦り減った靴音は 
忌まわしい風が奪い去る
憧れもない癖に
身勝手に傷つきながら
切なさに叫びたくて
全て人のせいにしたAh
臆病な魂がペテ ....
八月一日にボクは事故を起こした

札幌市からコロナウイルス感染症患者の
患者移送業務の委託を受けた車両
過失割合は8:2で悪い方がボク

頼りの保険会社に電話する

「現在、お客様が乗 ....
東日本大震災の翌年
「北方派五分楽団」という
障がい者バンドの総帥のボクは
障がいを抱えている楽団員達が
励ましに歌を
歌いに行きたいと云う意見を
無視できずに
「仙台とっておきの音楽祭 ....
明日のライブの
ご挨拶にと伺ったのは
小さな喫茶店だった

開店間もない午前十時辺りなら
店も忙しくないだろうから
落としたての美味しい
深煎り珈琲でも注文して
店主のご機嫌を伺おうか ....
星新一のスマートさよりも
「最後の喫煙者」になろうと
真剣に思っていた程
筒井康隆に傾倒し全集を読み
ドタバタが好きだった

だったはずが

老眼が酷くなるのと同じく
10とか12p ....
『雪風に埋もれて』
あの頃の僕ときたら
明日しか見る事が出来ずにいたけど
君はそれを拒みはしなかった 
そして
解り合えぬまま
手探りで心確かめあって
二人の暮らし夢見ていた 
幾 ....
「豚すき丼」とは
豚が好きだから
名が付いた訳ではない

「豚肉のすき焼き丼」だから付いたのも
理解しているつもりなのだ

けれども

「豚すき丼」と聞く度に
犬が好きだったら
 ....
北方舞踏派の根城「海猫屋」に
先輩バンドの演奏を
聴きに行ったのは
いつの頃だったろうか?

髪や眉を剃り上げ
白塗りの舞踏家の名前は
知らなかった

十代後半になっても
不気味で ....
何も言わずに 何色にも染められず
真っ白でいて はっきりと
見えているのに ふと姿を現して
そして すぐ消える
どうして 何故 存在の意味も告げずに

いつからなのか 降り続いていく雪は
 ....
貴方は私と一緒に暮らそうと
二人アパート探すはずだった
勤め先はお互い離れているから
地下鉄の側が良いねと笑う

家賃はせいぜい三万位で
台所と風呂はやっぱり欲しいねと
部屋が決まった後 ....
「今夜、付き合ってくれない?」

それ程 
親しい関係じゃ無かった
けれど
それが最初の切っ掛けだった

カウンターに両肘を着いて
トロンとした眼差しを向けて
グラスを傾けながら
 ....
二十歳の頃のこと
十三歳年上の既婚の女性に誘われて
ご主人が夜勤で不在の時にだけ
夜の相手をしたことがあった

連絡は彼女からで
人目に付かないよう
夜中に訪問しては肌を合わせ
体を重 ....
1990年
三歳のコンスタンチン君が
サハリンから北海道に来て
火傷の治療をしたことが
大々的なニュースになっていた当時

実は同じ頃に
精神病院に思春期の女性が
サハリンから
治療 ....
洗面所で顔を洗って
何度も
口を嗽いでた児玉が

「オレ、梅毒になんかなりたくねぇよ。
まだ女も知らない童貞なのに。」

トロミを付けたおつゆも
刻んだオカズも
お粥に混ぜ混ぜにして ....
婚姻関係を結んでから
生殖行動をするものだと
固く信じていた王子が
足萎えの人魚と恋に落ちた

王子はすぐさま王妃に
美しい歌声を持つ人魚を
紹介したが
王妃はその姿を見て

あれ ....
自分自身をブラフマンだと言い
警官に連れられ強制入院と
なった彼の目の前で
敢えて
天然石腕輪を付けている手首を
見せつけるように
ボクは彼の薬を
両の手で温めるように挟んだ

『何 ....
地域で暮らす障害者と住民達の
出会いと交流の場として
「ふれあいコンサート」を
開催したいので是非とも
札幌で活動している「北方派五分楽団」にも
出演して欲しいのです

暮らしの中で
 ....
二軍を入れると二十数名になる
障碍者者を中心にした「北方派五分楽団」は
舞台に立ってパフォーマンスをするには
舞台会場にまで来ることが出来ること
月一回の練習には必ず参加することを
義務付け ....
板谷みきょう(435)
タイトル カテゴリ Point 日付
国境を越えた緊急医療外伝自由詩2*22/11/17 22:04
2005年(cap verses / そよ日暮らし投稿作品)自由詩1*22/10/25 11:24
2004年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...自由詩022/10/18 11:36
2003年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...自由詩022/10/18 11:34
2002年の(cap verses / そよ日暮らし投稿作品 ...自由詩0*22/10/18 11:33
When will we know?自由詩1*22/10/17 0:08
恐れないで生きることを[group]自由詩0*22/9/16 11:57
夜鷹のキナメリさんのこと自由詩1*22/8/29 21:38
やぁ自由詩0*22/8/25 12:45
ススキノの思い出自由詩1*22/7/1 12:19
イルカの思い出自由詩1*22/4/6 11:39
あの男が死んだら自由詩022/4/6 10:49
LEFT ALONE[group]自由詩1*22/4/3 10:34
坑道の中の歌うたいのカナリヤ自由詩3*22/3/17 12:28
十年前の思い出自由詩3*22/3/11 13:11
縁は異なもの自由詩3*22/3/11 12:35
憧れの誤読の人生自由詩2*22/2/15 4:02
二十二歳に書いた歌詞[group]自由詩1*22/2/13 23:19
暗闇にあかりを自由詩1*22/2/10 11:52
土方巽を知った訳自由詩1*22/2/10 11:03
窓を開けて[group]自由詩2*22/1/29 10:43
アパート[group]自由詩1*22/1/28 23:12
思い出のフラれ女自由詩2*22/1/25 14:08
林檎とミルクの思い出自由詩3*22/1/21 12:07
通訳士のキムさんのこと自由詩3*22/1/1 4:16
「看護は母性です。」自由詩1*21/12/31 19:48
王子と人魚の話自由詩3*21/12/30 3:30
腕輪数珠と十字架のネックレス自由詩3*21/11/10 12:25
北方派五分楽団2自由詩3*21/10/29 14:31
北方派五分楽団自由詩1*21/10/29 13:14

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